北京ナビ講演 - Kiwi-Wコンソーシアム

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2003/1/23
北京ナビ講演
インクリメントP株式会社
代表取締役社長
(Kiwi-Wコンソーシアム会長)
清水 敏彦
1
Kiwi-Wについて
位置づけ、経緯
特徴
採用事例
コンソーシアムとは
活動内容
会員規定
2
ISOについて
ISOは1947年発足した非政府機関。世界的な標準
化およびその関連活動の発展に寄与する目的。
1992年 TC204 車両交通情報制御システム 発足
1994年 TC211 地理情報・ジオマティックス 発足
ISO総会
技術管理評議会
標準物質委員会
理事会(18ヶ国)
専門委員会
TC1(Screw threads - STAND )
・・・
中央事務局
TC204(Intelligent Transport Systems)
TC211(Geographic information/Geomatics)
・・・
(委員会数:224)
3
ISO/TC204の各WG構成図
ISO/TC204
WG1
システム構成
車両交通情報
制御システム
WG3
ITSデータベース技術
WG4
車両自動認識/積載貨物自動認識
WG5
自動料金収受
WG7
商用車運行管理
WG8
公共交通分科会
WG9
交通管理分科会
WG10
旅行者情報分科会
WG11
ナビ・経路誘導分科会
WG14
走行制御
WG15
狭域通信
WG16
広域通信
4
WG3のアイテムの位置づけ概観
運転者
アプリケーション
(ナビゲーション・緊急システム・システム端末)
位置参照
LR
アプリケーション
プログラム
インターフェイス
データアクセスライブラリ
物理的格納
フォーマット
通信装置
通信
情報センター
API
PSF
地図データ媒体(CD)
編集
データ媒体提供者
情報提供者
情報
地理データファイル
交換フォーマットXGDF
地理データベース
データ、プログラム、システム、組織
更新手法
WG3の標準化の対象
GDF
略称
5
Kiwiフォーマットの経緯
 1992年2月
 1995年5月
ISO/TC204/WG3設置
SWG3.2開催(シドニー会議)
・ディスクフォーマットの標準化の議論
を開始
・Kiwiの愛称決定
 1996年9月
Kiwi検討委員会設立
・カーナビ関連17社が参加
・Kiwiフォーマットの検討を開始
 1997年1月
 1997年12月
Kiwi Ver1.0完成
Kiwi Ver1.1完成
・ISOへ提出、説明(神戸会議)
 1998年6月
Kiwi Ver1.1出版、公開
・テストCD作成、評価
 1999年3月
 2000年5月
Kiwi Ver1.21完成
Kiwi Ver1.22完成
・EU/USへの対応項目の追加
6
Kiwiデータフォーマットの特徴
実世界の記述
 3次元情報の記述
 時間変化の記述の拡張可能
データ容量の圧縮
 マルチリンクによる道路データの記述
データ参照の高速化
 矩形の空間分割と任意サイズの領域分割が可能
 階層構造
拡張性の維持
 基本データに拡張性を持たせる
 要素の数とデータ容量で情報を管理
 拡張はビット対応のフラグで制御
応用分野の拡大
 4次元の汎用的な地理情報システムのデータ構造
7
世界での採用事例
スウェーデン
デンマーク
ドイツ
ベルギー
オランダ
ルクセンブルク
イギリス
フランス
スイス
オーストリア
イタリア
スペイン
ポルトガル
韓国
日本
中国
トヨタ (アイシンAW、デン
ソー)
パイオニア
三菱電機
カナダ
アメリカ
オーストラリア
【2003年1月時
点】
8
Kiwi-Wコンソーシアムとは
【設立趣旨】
•
このKiwiフォーマットを利用した地図
ディスクのインターオペラビリティの実
現を目標とする。
•
その為に必要な規定の定義、情報公開を
行い実用化を支援する。
•
世界対応の規格を定義することで、各国
のナビの普及を加速させる。
•
非営利団体
【幹事会社】
設立)
ヨーロッパの
地図メーカー
北米の
地図メーカー
オーストラリア
の
地図メーカー
アジアの
地図メーカー
(2001年7月
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
アルパイン株式会社
インクリメントP株式会社
株式会社ザナヴィ・インフォマティク
ス
株式会社ゼンリン
株式会社デンソー
株式会社トヨタマップマスター
三菱電機株式会社
9
活動内容
Kiwi-Wディスクを制作、利用する為のフォーマッ
ト仕様、運用規定を作成、公開する。
制作されたKiwi-Wディスクの認証と管理を行う。
Webサイトによる情報公開。
ISO/TC204/WG3/SWG3.2国内委員会を始めとした
国内外の関係組織との連携を計る。
国内外の関係企業への普及活動を行う。
10
ドキュメント
フォーマット仕様書
 基本章
ISO提案部分
無償公開
Kiwiフォーマット仕様書
 拡張章
Kiwi-Wフォーマット仕様書
フォーマットの運用規程
会員限定
運用ガイドライン
会員限定
11
会員規定と会費
会員資格
 法人または法人内の各部門
幹事会の承認により個人名誉会員も認める
会員の種類
 幹事会社
 一般会員
会員募集
 2001年4月から
年会費
 幹事会社 → ¥100万 または $10,000
 一般会員 → ¥50万 または $5,000
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お問合せ先
Kiwi-WコンソーシアムWebサイト
URL
http://kiwi-w.mapmaster.co.jp
問い合わせ先
株式会社トヨタマップマスター
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南2-14-19住友生命ビル7F
» 担当 浜田、福水
» TEL:052-533-8625
» Mail:[email protected]
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