地域包括支援センター と介護予防活動 (起承) ~神奈川県秦野市

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Transcript 地域包括支援センター と介護予防活動 (起承) ~神奈川県秦野市

全国いきいき公衆衛生の会サマーセミナーin小山
平成20年8月9日
地域包括支援センター
と介護予防活動
~神奈川県秦野市の取り組み~
東・北地域高齢者支援センター
主任介護支援専門員 田尻すゑ子
秦野市高齢介護課 石川貴美子
滋賀県甲賀保健所 嶋村清志
「包括支援センターと介護予防」事例に対する質問
特定高齢者選定の流れは?
評価事業の方法?
自己評価、レベルアップするための講師は?
→岩室先生に来てもらった!
介護予防事業の具体的な内容は?
実態把握の方法は?
サポーターのへの働きかけは?
老人虐待ネットワークの具体的な活動?
介護予防教室を特定高齢者だけでなく一般高齢者にも
広げた訳は?
「包括支援センターと介護予防」 論点と気づき
・特定高齢者の把握方法
・特定高齢者の予防事業への参加
→把握方法よりも特定高齢者・一般高齢者全体を元気
にするようにすべきではないか!
それを支えるための人材の発掘と育成が大切。
地域に出て足で稼ぐこと! たくさんの人と出会う
こと
→手段に惑わされていたのでは・・・目的はなんだろ
う
「包括支援センターと介護予防」 論点と気づき
・人材育成
→自分の役割を本人や周囲が認識し動けること。
自分の専門性をどう生かせるか、話し合う機会
を持とう!
・サポーターの活用
→サポータは地域に埋もれている
→活動補助金+発表会でエンパワーメント!
「包括支援センターと介護予防」 論点と気づき
・事業のネーミング
→住民の気持ちを掴む(地域を見ること)
・楽しい魅力ある教室が計画できていないのでは?
特定高齢者がどんな人かを把握することが必要では?
→地域住民の本音・ニーズを知ること!
→体験者の声を「お知らせ」に載せて啓発してエンパワー
地域をみること!!・・・住民の本音を掴むこと
「包括支援センターと介護予防」 論点と気づき
・ボランティアやサポータを養成をして、事業を進め
ている
・できる地域からはじめること
動けそうな地域からはじめよう
→市と包括が連携しながらうごく
職員3人だけでは限界!・・地域のネットワークを広
げる、つなぐことでいろいろなことができる!
「包括支援センターと介護予防」 学び・まとめ
見る、つなぐ、をきっちりすれば
・・・自然にみんなが動く、広がる
包括だけでは限界→サポーターの養成
他部署を巻き込んだ展開、ネットワーク
自然とエンパワーメントされている
介護予防にもヘルスプロモーション
住民をしっかり見ている。ブレない。何のための事業か
住民と目指す方向が同じ。その思想が継承されている
目指すべき方向
「何のためにこの事業をしているのか」をよく考える
与えられた事業をやるというより、何のためにこの事業をしているか、
相手の役に立つこと、自分にできることは何かを考え、どのようなサー
ビスを、どのような位置づけで実践することが必要かを検討
そのためには、地域にどんなニーズがあるのかを、いろいろな立場の人
の意見を聞き、常に考えることが必要(一般高齢者と特定高齢者という
分類だけではなく、地域にどのような高齢者がいるかをよく見る)
事業の効果や課題について振り返り、できることから改善する
地域で活躍できる人材を発掘・育成し、地域の活性化を目指す。
行政、市民、民間ともに目指すものは同じ
それぞれがどういう活動をしているかを把握し情報提供するなど、地域
にプラスに作用させる方法を検討する
高齢者保健施策の総合的な推進に向けて
ヘルスプロモーションの理念に基づき、さまざまの立場の団体や人と目的を共有しながら、
地域のニーズについて一緒に考え、それぞれの立場でできることを共有し、つないでいくと
いう、保健師の役割をさらに発揮する必要がある。
医療費適正化事業
行政が目
指してき
たもの
介護予防事業
住み慣れた
地域で安心
して暮らす
いきがいデイサービス
ミニデイサービス
介護予防サポー
食生活改善推進団体の活動
ターの活動
介護保険事
健康運動指導員の活動
退職者世代の活動
業所
健康推進員の活動
民生委員の活動
地域包括支援セ
婦人会の活動
老人会の活動
ンター
自治会の活動
地区社協の活動
民間事業者が
市民が目指し
てきたもの
目指してきたもの
地域包括支援センター
高齢者を取り巻く
地域のネットワークの構築
自治会
居宅介護支援
事業所
婦人会
長寿会
民生委員
その他の
団体
市役所
公民館
高齢者
食生活改善
推進団体
ボランティ
アコーディ
ネーター
介護予防
サポーター
社協
ニーズ対
応チーム
介護保険事業所
医療機関