事故調査

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事故調査
2002.9.15
コメット
• デハビラント社の世界最初のジェット旅客
機(1949)
• 大きな四角い窓:応力集中をまねく
• ジェット旅客機:高高度を飛ぶため、与圧を
かける(12000mで、外気圧は0.19気圧、内
部は0.79気圧)1、2㎜程度の膨張収縮
• ⇒ そのため金属疲労
• 世界初:完全な実験は難しい
DC-10
• トルコ航空(パリ郊外に墜落)
• 貨物室の扉をきちんと閉めていなかった
• プラグドアではなく、ちょうつがい式だった
• 日本人:畑にシートベルトをつけて落下
•
多数乗っていた
•
ロッキード事件の影響
航空・鉄道事故調査委員会
• 国土交通省平成13年10月1日に新たに
発足
• 事故やインシデントの原因を科学的に究
明することによって、事故防止に寄与する
事故調査と責任追及
• 免責
• 原因追求するために、免責を与えた上で、
事故に関わった人に証言させる
ヒヤリ・ハットの報告
• 米国では、「エビエーション・セイフティ・リ
ポーティング・システム」ASRSがある。
• これは航空に関するあらゆる分野からの
報告を受ける
• 規制側の連邦航空局が受けるのでなく、
米国航空宇宙局が受ける
• 報告者は匿名、免責担保
ボイスレコーダー
• 乗員のプライバシーの問題
• 多くの場合は、事故もなく戻ってくる、その
ときにコックピット内での会話が残る
• パイロットの音声による声帯振動間隔など
の指標から、切迫期や緊急期における血
圧などの生理的状態を推定できる
コックピットの安全
• コックピットにカギをかけることは、テロ対
策としてはいい
• しかし、コックピット内で問題が発生した場
合(機長が心臓発作を起こした)に、外部
に助けを求め難い
酸素発生器から発火
• 144個の酸素発生器
• 貨物室にセンサーをつける
•
↓
↓
• 荷物の完全な検査ができなかっても、問題
を大きくしない
NTSB(国家運輸安全委員会)
• 1926年:商務省の航空部に航空事故原因
を断定する権限が与えられる
• 1940年:民間航空局の安全委員会になる
• 1967年:すべての交通関連事故調査を管
轄するNTSBになる
• 1974年:DC-10のパリ郊外墜落事故後、
NTSBの完全独立、調査官に大きな権限