α 1 受容体

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Transcript α 1 受容体

実験 Ⅳ
カテコールアミンおよびレニ
ンーアンジオテンシン系の薬
物が循環に与える影響
序論
血圧の変化はカテコールアミン及びレニンア
ンジオテンシン系によりおこる。カテコールア
ミン系ではα受容体、β受容体が関与しており、
レニンアンジオテンシン系ではアンジオテンシ
ン等が関与している。これらの阻害薬を用い
ることにより、どのような血圧の変化が生じる
かを本実験で観察した。
目的
• カテコールアミン、レニンアンジオテンシン系
の薬物がラットの全身循環系にどのような影
響を与えるかを観察する。
• また、これらの系のアゴニスト、アンタゴニスト
にはどのようなものがあるかを調べ、それら
が人体にどのように作用するかを考察する。
グギャーーー!!
方法
圧力トランス
デューサー
N
A
V
ラ
ッ
ト
だ
よ
!
薬剤注入(1ショッ
トで)
シリンジポンプ持続注
入機(麻酔投与)
三方活栓
カテコールアミンによる影響
1.ノルアドレナリン(NA)を10ng、100ng、イソプロ
テレノール(ISP)を2ng、20ng投与する
2.薬物Aを0.1ml投与する
3.NA、ISPを①と同様に投与する
レニンアンジオテンシン系による影響
1.アンジオテンシン(ANG)Ⅰを1ng、10ng、ANGⅡ
を1ng、10ng投与する
2.薬物Bを0.1ml投与する
3.ANGⅠ、Ⅱを①と同様に投与する
α受容体
と
β受容体
α・β受容体
α1受容体
α1A受容体:血管・前立腺
α1C受容体:血管
α1D受容体:前立腺
α2受容体
・神経伝達物質(NE)の遊離抑制
β受容体
β1受容体:心臓・腎臓
β2受容体:血管平滑筋・骨格筋・ヒト肝
細胞
β3受容体:脂肪細胞
α&β agonist のまとめ
α&β agonist
Epinephrine
α1&α2 agonist
Norepinephrine
serective α1 agonist
Phenylephrine
Methoxamine
serective α2 agonist
Clonidine
β1&β2 agonist
Isoproterenol
serective β1 agonist
Dobutamine
serective β2 agonist
Terubutaline
Procaterol
α&β blockerのまとめ
α1blocker
Prazosin、Terazosin、Bunazosin など
α1Ablocker
Tamsulosin
α1Dblocker
Naftopidil
nonselective
β-blockers
Propranolol、Nadolol、 Pindolol、
Carteolol など
selective
β-blockers
Metopronolol、Atenolol、 Acebutalol、
Betaxolol など
α・β受容体への作用機序
0)
神経終末
1) α1受容体
2) α2 およびβ受容体
0)
神経終末
活動電位( Na+チャネル)
L-DOPA
Dopamine
DA
Ca2+チャネル
NA
NA
Na+
NA
α2 receptor
NA transporter
Na+
NA
α1 receptor
β receptor
α2 receptor
出典:Adrenergic.html
α1受容体
α1作動薬が受容体に結合すると、受容体の細胞内
第3ループに結合しているG蛋白のGαqにGTPが結
合し、活性化される。活性化されたGαqは、
phospholipase C(PLC) を活性化する。
PLCは、phosphatidylionositol bisphosphateを加
水分解し、DAG(diacylglycerol)とIP3が生じる。
DAGはPKCを活性化する。一方、IP3は小胞体から
Ca2+を遊離させ、Ca2+-dependent protein kinase
を活性化する。
0)
神経終末
活動電位( Na+チャネル)
L-DOPA
Dopamine
DA
Ca2+チャネル
NA
NA
Na+
NA
α2 receptor
NA transporter
Na+
NA
α1 receptor
β receptor
α2 receptor
出典:Adrenergic.html
α2 およびβ受容体
α2受容体の刺激は、Gαi(抑制性G蛋白)を
介してadenylate cyclaseを抑制する。
一方、β1およびβ2受容体刺激は、Gαs(刺
激性G蛋白)を介してadenylate cyclaseを活
性化する。ACにより産生されたcAMPは、
protein kinase A (PKA)を活性化する。
受容体サブタイプ
細胞内情報伝達様式
α1 興奮性のシナ PI代謝回転亢進
プス後受容体 細胞内Ca2+濃度上昇
主な機能
血管収縮
散瞳
α2 抑制性のシナ アデニル酸シクラーゼ活 NE遊離抑制
プス前受容体 性抑制
細胞内Ca2+濃度上昇
分泌抑制
β1 興奮性のシナ アデニル酸シクラーゼ活 心機能亢進
プス後受容体 性化
脂肪分解
β2 抑制性のシナ アデニル酸シクラーゼ活 血管弛緩
プス後受容体 性化
β3
気管支・胃腸管弛緩
グリコーゲン分解
抑制性のシナ アデニル酸シクラーゼ活性化 脂肪分解
プス後受容体 Ca2+チャネル活性化
血管弛緩
NOシンターゼ活性化
心筋収縮抑制
実験使用薬物の作用
アドレナリン受容体サブタイプの機能と
カテコールアミンの作用の強さ
受容体サブタイプ
主な機能
カテコールアミンの作用
の強さ
α1
興奮性のシナプス後受容体
血管収縮
散瞳
A≧NA≫Iso
α2
抑制性のシナプス前受容体(シナプス
後受容体)
NA遊離抑制
分泌抑制
A≧NA≫Iso
β1
興奮性のシナプス後受容体
心機能亢進
脂肪分解
Iso>A=NA
β2
抑制性のシナプス後受容体
気管支弛緩
血管弛緩
Iso>A≫NA
β3
抑制性のシナプス後受容体
血管弛緩
心筋収縮抑制
NA >E
Iso=A > NA
(A;アドレナリン、NA;ノルアドレナリン、Iso;イソプレナリン)
Noradrenaline
α作用薬
受容体への相対的作用度: α1>>>β
α1受容体: 末梢血管(脳血管と冠血管を除くすべての血管)で
の平滑筋収縮 ⇒平均血圧上昇 ⇒減圧反射で心拍数減少
Isoproterenol
β作用薬
受容体への作用: β1>β2
β1作用:心機能が著明に亢進 ⇒心拍数、心拍出量増大 ⇒収
縮期圧上昇
β2作用:骨格筋や内臓血管が拡張 ⇒拡張期圧低下 ⇒平均
血圧低下
また、 気管支平滑筋が弛緩するため、強い気管支拡張作
用をもち、特に気管支喘息のよう 気管支筋が収縮していると
きに、拡張作用が著明に認められ、生理的拮抗薬として治
療効果をあげる。
阻害剤
Prazosin or Propranolol
Prazosin
αブロッカー
阻害する受容体: α1受容体
作用機序:
心血管系の交感神経α1受容体を選択的に抑制することにより
降圧作用を現す。
α1遮断作用により血管平滑筋の収縮を抑制 ⇒動静脈の末梢
血管抵抗を減少 ⇒持続的に血圧を下降
また膀胱と尿道に働き弛緩と尿排出抵抗の減少をきたす。
Propranolol
非選択的βブロッカー
阻害する受容体: β受容体全般
作用機序:
β1受容体遮断作用により、房室伝導を抑制され心拍数は緩徐
⇒心収縮力低下、心拍出量減少
心臓のβ1受容体遮断作用により不整脈、特に交感神経緊張
に由来する不整脈に対して著名な抑制作用を示す。
β2受容体遮断作用により、末梢血管の拡張を妨げる
⇒末梢血管の収縮
脳血管のカテコールアミンによる拡張を妨げ、片頭痛発作の
予防薬として使用。
アゴニスト
Isoproterenol
Noradrenaline
α1作用で、末梢血管での
平滑筋収縮⇒血圧上昇
β1作用で、心拍数、心拍出量は増大
β2作用で、末梢血管拡張
⇒血圧持続または低下
アンタゴニスト
αブロッカー
Prazosin
βブロッカー
Propranolol
α1遮断作用で、血管平
滑筋の収縮を抑制
β1遮断作用で、心収縮力、心拍出
量上昇を阻害
⇒血圧上昇を阻害
β2遮断作用で、血管拡張阻害
実験結果
カテコールアミン投与(阻害剤A)
2006/12/13 14:35:26
C:\Documents an d Settings\井藤尚之\デスクトップ\Unique Acquisition\ 実験データ\
Acq06-12-13-000.aqd
薬剤A投与前のNA、ISP注入時の変化
180
(6 )a
(7 )b
(8 )c
160
ISP2ng
140
BP[mmHg]
(9 )d
ISP20ng
120
100
80
60
NA10ng
30.0
550
NA100ng
500
450
HR[bpm]
400
350
300
250
200
0.05
2
4
6
8
10
12
Time_[min]
14
16
18
20
22.05
2006/12/13 14:35:26
C:\Documents
an
d
Settings\井藤尚之\デスクトップ\Unique
Acquisition\
実験データ\
A
Acq06-12-13-000.aqd
薬剤 投与時の血圧・心拍の変化
180
(1 0)e
160
薬剤A(α-blocker)
140
BP[mmHg]
120
100
80
60
30.0
550
500
450
HR[bpm]
400
350
300
250
200
22.01
22.5
23
23.5
24
24.5
Time_[min]
25
25.5
26
26.5
27.01
BP[mmHg]
HR[bpm]
薬剤A投与前のNA注入時2006/12/13 14:35:26
薬剤A投与後のNA注入時 2006/12/13 14:35:26
C:\Documents and Settings\井藤尚之\デスクトップ\Unique Acquis ition\実験データ\
Acq06-12-13-000.aqd
C:\Documents and Settings\井藤尚之\デスクトップ\Unique Acquis ition\実験データ\
Acq06-12-13-000.aqd
180
(6 )a
180
(7 )b
160
160
140
140
120
BP[mmHg]
100
80
80
60
60
NA10ng
30.0
550
NA100ng
500
500
450
450
400
HR[bpm]
350
300
300
250
250
0.00
1
2
3
4
5
Time_[min]
6
7
8
9.00
NA100ng
NA10ng
400
350
200
(1 2)g
120
100
30.0
550
(1 1)f
200
27.00
28
29
30
31
32
Time_[min]
33
34
35
36.00
薬剤A投与によるNAの血圧変化への影響
血圧変化(mmHg)
25
NA10ng
20
NA100ng
15
NA10ng薬剤A投与後
NA100ng薬剤A投与後
10
5
0
A投与前
A投与後
NA100ng投与で血圧上昇の阻害が顕著
薬剤A投与によるISPの血圧変化への影響
0
血圧変化(mmHg)
-5
-10
-15
ISP2ng
-20
ISP20ng
-25
ISP2ng薬剤A投与後
-30
ISP20ng薬剤A投与後
-35
-40
-45
A投与前
A投与後
薬剤A投与によるNAの心拍数への影響
NA10ng
心拍数(回/min)
0
-10
-20
NA100ng
NA10ng薬剤A投与後
-30
-40
-50
-60
-70
-80
-90
NA100ng薬剤A投与後
A投与前
A投与後
薬剤A投与によるISPの心拍数への影響
心拍数(回/min)
90
80
ISP2ng
70
ISP20ng
60
ISP2ng薬剤A投与後
50
ISP20ng薬剤A投与後
40
30
20
10
0
A投与前
A投与後
カテコールアミン投与(阻害剤B)
カテコールアミン
no Title
2006/12/14 14:44:18
E:\実験データ\
Acq06-12-14-000.aqdno comment
βブロッカー
180
(2 )2 0 0 6 / 1 2 / 1 4 1 4 :2(39)a
:22
A c q 0 6 - 1 2 - 1 4 - 0 0 0 .a q d
(4 )b
(5 )c
160
ISP 10ng
140
BP[mmHg]
HR[bpm]
14:45:56
180 (2)2006/12/14
Acq06-12-14-002.aqd
160
2006/12/14 15:07:33
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
Acq06-12-14-002.aqd
(3)d
ISP 100ng
140
NA 100ng
120
BP[mmHg]
NA 10ng
120
100
100
80
80
60
60
30.0
450
30.0
450
400
400
350
350
HR[bpm]
300
300
250
250
200
200
150
150
0.00
1
2
3
4
5
6
7
Time_[min]
8
9
10
11
12.37 0.00
0.5 0.75 1 1.25 1.5 1.75 2 2.25 2.5 2.75 3 3.25 3.5 3.75 4 4.25 4.5
Time_[min]
5.00
βブロッカー投与
no Title
no comment
180
2006/12/14 15:07:33
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
Acq06-12-14-002.aqd
(4 )e
βblocker
160
140
BP[mmHg]
120
100
80
60
30.0
450
400
350
HR[bpm]
300
250
200
150
6.00
6.4 6.6 6.8 7
7.2 7.4 7.6 7.8 8
8.2 8.4 8.6 8.8 9
Time_[min]
9.2 9.4 9.6
10.00
イソプロテレノール投与
βブロッカー投与前
2006/12/14 15:07:33
no Title カテコールアミン
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
2006/12/14 14:44:18
E:\実験データ\
Acq06-12-14-000.aqdno comment
(5 )c
ISP 10ng
BP[mmHg]
160
160
140
140
120
BP[mmHg]
100
80
60
30.0
450
400
350
HR[bpm]
300
HR[bpm]
250
200
150
9
10
11
βブロッカー
14:45:56
180 (2)2006/12/14
180
Acq06-12-14-002.aqd
12.37 0.00
(3)d
βブロッカー投与後
2006/12/14 15:07
E:\実験デー
Acq06-12-14-003.
Acq06-12-14-002.aqd
(6 )g
(7 )h
(8 )i
ISP 10ng
ISP 100ng
(9 )j
(1 0)記 録 停 止
ISP 100ng
120
100
80
60
30.0
450
400
350
300
250
200
0.5 0.75 1 1.25 1.5 1.75 2 2.25 2.5 2.75 3 3.25 3.5 3.75 4 4.25 4.5
150
8.49
Time_[min]
10
5.00
11
12
13
14
Time_[min]
15
16
17
18.4
薬剤B投与によるNAの血圧変化への影響
血圧変化(mmHg)
45
40
NA10ng
35
NA100ng
30
NA10ng薬剤B投与後
25
NA100ng薬剤B投与後
20
15
10
5
0
B投与前
B投与後
薬剤B投与によるISPの血圧変化への影響
5
血圧変化(mmHg)
0
-5
-10
ISP2ng
-15
ISP20ng
-20
ISP2ng薬剤B投与後
-25
ISP20ng薬剤B投与後
-30
-35
-40
B投与前
B投与後
心拍数(回/min)
薬剤B投与によるNAの心拍数への影響
70
60
50
40
30
20
10
0
-10
-20
NA10ng
NA100ng
NA10ng薬剤B投与後
NA100ng薬剤B投与後
B投与前
B投与後
薬剤B投与によるISPの心拍数への影響
心拍数(回/min)
40
ISP2ng
35
30
ISP20ng
25
20
15
10
5
0
-5
ISP2ng薬剤B投与後
ISP20ng薬剤B投与後
B投与前
B投与後
心拍数上昇が見られない
考察
カテコールアミンの実験結果に対する考察
Noradrenalineはα作用が強い
Isoproterenolはβ作用が強い
Prazosinはαブロッカー
Propranololはβブロッカー
つまり
Prazosin投与で
Noradrenaline作用時の血圧上昇反応が抑制
Propranolol投与で
Isoproterenol作用が抑制され、心拍数が減少
考察
これらの実験の結果から・・・・
薬剤A=αブロッカー(Prazosin)
薬剤B=βブロッカー(Propranolol)
理論と実験結果の照合
Noradrenaline
Isoproterenol
Control
Prazosin
血圧↑
心拍→
血圧→
心拍→
(100ng:+20mmHg)
(100ng:-25bpm)
(100ng:+10mmHg)
(100ng:-73bpm)
血圧→or↓
血圧→or↓
心拍↑
心拍↑
(20ng:-34mmHg)
(20ng:+80bpm)
(20ng:-40mmHg)
(20ng:+64mmHg)
Noradrenaline
Isoproterenol
Control
Propranolol
血圧↑
心拍→
血圧↑
心拍→
(100ng:+40mmHg)
(100ng:-3bpm)
(100ng:+14mmHg)
(100ng:-10bmp)
血圧→or↓
血圧→or↓
心拍↑
心拍→
(20ng:-27mmHg)
(20ng:+35bpm)
(20ng:-3mmHg)
(20ng:+3bpm)
アドレナリン受容体の種類、作用、効力
α1受容体・・・血管収縮、末梢抵抗増大、血圧上昇
α2受容体・・・ノルエピネフリン遊離抑制
β1受容体・・・頻脈、心筋収縮増大
β2受容体・・・血管拡張、末梢抵抗減少、気管支拡張
アドレナリン受容体の効力
α受容体効力:
エピネフリン>ノルエピネフリン>イソプロテレノール
β受容体効力:
イソプロテレノール>エピネフリン>ノルエピネフリン
アドレナリン受容体作動薬の作用機序
●直接作用型作動薬・・・ シナプス前受容体に作用することなく、直接αま
たはβ受容体に薬物が作用する。
ex.) エピネフリン、ノルエピネフリン、イソプロテレノール、フェニレフリン
●間接作動薬型作動薬・・・シナ
プス前ニューロンは取り込まれ
たアドレナリン作動性ニューロン
の細胞質プールまたは小胞から
ノルエピネフリンを遊離させる。
遊離されたノルエピネフリンはシ
ナプスを通ってαまたはβ受容
体に結合。
ex.)アンフェタミン、チラミン
●混合作用型作動薬・・・アドレ
ナリン受容体を直接刺激する作
用と、アドレナリン作動性ニュー
ロンからノルエピネフリン遊離さ
せる作用を持つ。
ex.)エフェドリン、メタラミノール
アドレナリン受容体遮断薬の作用機序
アドレナリン受容体遮断薬
アドレナリン受容体遮断薬
α遮断薬:α受容体に結合し、
アドレナリン作用薬のα作用を
遮断する。
β遮断薬:β受容体と特異的に
結合し、β作用を競合的に抑制
する。
活性化しない
アドレナリン受容体は活性化しない!
部分作動薬・・・例として、ピンドロールとアセブトロール
弱く活性化
アドレナリン受容体は弱くは活性化!
カテコールアミン類
・カテコールアミン類はαまたはβ受容体の活性化作用が強い
・すみやかな作用発現
・アドレナリン受容体作用薬(カテコールアミン類)
・中枢神経系に到達しない
薬物
α1
エピネフリン
臨床利用
受容体特異性
β1
α2
β2
β3
ドパミン
α1
β1
ショックの処置の第一選択薬に
急性うっ血性心不全の治療
血圧の上昇
イソプロテレノール
ノルエピネフリン
ドブタミン
β1
α1
β1
β2
β3
α2
(β2 β3)
β1
・経口投与しない
副作用
急性喘息発作やアナフィラキシーショック 中枢神経系障害
の第一選択薬に
出血
局所麻酔薬に添加
不整脈
開放隅角緑内障の治療
ドパミン作動性
・短い作用持続
心臓刺激薬として
(緊急状態時に用いられることもある)
ショックの処置
(メタラミノールのほうが良い)
うっ血性心不全の治療
(心拍出量の増加)
肺水腫
悪心 高血圧
不整脈
(短時間)
エピネフリン
に同じ
腎血流量を減少
エピネフリン
に同じ
非カテコールアミン類
カテコールアミン類と比較して、
・非カテコールアミン類のアドレナリン受容体作用薬
・より長い作用時間
・全て経口投与可能
・中枢神経系に容易に到達する
薬物
受容体特異性
鼻粘膜充血除去薬(局所適用)としてや
緑内障の治療に多い
発作性上室性頻拍の治療
血圧の上昇
フェニレフリン
α1
メトキサミン
α1
クロニジン
α2
メタプロテレノール
β2
エフェドリン
上室性頻拍の治療
手術の際に低血圧(ハロタン麻酔による
もの)の改善
α
副作用
大量では高血圧
性頭痛や不整脈
高血圧性頭痛
嘔吐
高血圧の治療
喘息の治療・気管支けいれんを抑える
のに有用
α
アンフェタミン
臨床利用
β
β
注意欠陥症候群の小児・ナルコレプシー
の治療(覚醒剤なので臨床利用が制限)
妊娠時の使
用は避ける
喘息の治療・鼻粘膜充血除去薬・血圧の上昇 致死的な心臓
血管系反応
(2004年4月に使用禁止に)
選択的α1受容体遮断薬
作用
臨床への応用
ドキサゾシン
血管拡張による血圧低下
本態性高血圧症 腎性高血圧症
褐色細胞腫による高血圧
ブナゾシン
血管拡張による血圧低下
本態性高血圧症 腎性高血圧症
褐色細胞腫による高血圧
タムスロシン
血管拡張による血圧低下
本態性高血圧症 腎性高血圧症
褐色細胞腫による高血圧 前立
腺肥大症に伴う排尿障害
プラゾシン
血管拡張による血圧低下
本態性高血圧症 腎性高血圧症
褐色細胞腫による高血圧
非選択的α受容体遮断薬
作用
臨床への応用
フェントラミン
血圧低下
褐色細胞腫の診断、末梢
循環障害
トラゾリン
血圧上昇
褐色細胞腫の診断、末梢
循環障害
エルゴタミン
血管収縮による血圧上昇
片頭痛
ジヒドロエルゴトキシン
血管拡張による血圧低下
片頭痛
ブロモクリプチン
ドーパミンD2受容体に作用
し血中プロラクチン値の低
下、成長ホルモン過剰分泌
の抑制
末端肥大症、下垂体性巨
人症、パーキンソン病、乳
汁漏出症
αβ遮断薬
α1・β1・β2作用を遮断
作用
カルベジロール
臨床への
応用
α遮断→抹消血管拡張
⇒血圧↓ 高血圧症
ラベタロール
β遮断→心拍数↓
心収縮力↓
β受容体遮断薬
β受容体遮断薬
薬品名
用途
アテノロール
抗不整脈薬
狭心症予防薬
抗高血圧薬
メトプロロール
アセブトロール
非選択的β受容体遮断薬
プロプラノロール
ピンドロール
レニン-アンジオテンシン系
アンジオテンシノーゲン
レニン(腎)
アンジオテンシンⅠ
ACE(肺、血管内皮)
ACE阻害薬
アンジオテンシンⅡ
ARB
アンジオテンシンⅡ受容体
AT1受容体
AT2受容体
血管収縮
血管拡張
血圧上昇
血圧下降
*ACE= Angiotensin converting enzyme(アンギオテンシン変換酵素)
*ARB=Angiotensin receptor blocker(アンジオテンシン受容体阻害剤)
ACE阻害薬
• ACE阻害薬(アンギオテンシン変換酵素阻害薬)は、
アンギオテンシンIをアンギオテンシンIIに変換する
ACE(アンギオテンシン変換酵素:angiotensinconverting enzyme)を阻害する薬物である。カプト
プリル、エナラプリルなどがある。
• アンギオテンシンIIは血管の収縮などにより血圧を
上げる働きがある。ACE阻害薬は、ACEを阻害する
事でアンギオテンシンIIの生成を抑制し降圧作用を
持つ。 アンギオテンシンII受容体拮抗薬とともに糸
球内圧を下げる直接の腎保護作用があるとされて
いる。
ARB(Angiotensin receptor blocker)
• アンジオテンシン受容体サブタイプのうちAT1
受容体に拮抗するARBが現在臨床応用され
ている。アンジオテンシンIIはAT1受容体を介
して血管収縮作用、アルドステロン合成・分泌
促進作用、心血管組織再構築作用を発揮し
ている。アンジオテンシン受容体拮抗薬はこ
れらの効果に拮抗することにより降圧効果を
示す高血圧治療薬である。ロサルタン、バル
サルタン、カンデサルタンレキセチルがある。
薬物Bはどちらか?
Captopril
Losartan
*ACE阻害し、AT-2生成抑制
*アルドステロン分泌抑制
*ブラジキニンの分解抑制
*ARB,AT-2拮抗薬
空咳、発疹、味覚障害
腎機能障害
発疹、頭痛、めまい
吐き気、肝機能異常
どちらも降圧作用をもち
妊婦には禁忌
血圧 ACE阻害薬 ARB
AngⅠ
AngⅡ
Contrrol
180
160
薬剤B投与前の血圧変化
(1 8)a
(1 9)b
(2 0)c
(2 1)d
(1 7)20 06 /1 2/ 06 1 5:06 :5 0
A c q 06 -1 2- 06 - 00 1.a qd
AngiotensinⅠ
0.1ng
140
P[mmHg]
R[bpm]
2006/12/06 15:37:41
C:\Documents an d Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
Acq06-12-06-001.aqd
AngiotensinⅠ 1ng
120
100
80
60
30.0
450
AngiotensinⅡ 1ng
400
AngiotensinⅡ
0.1ng
350
300
250
200
150
0.00
1
2
3
4
5
6
7
8
9
Time_[min]
10
11
12
13
14
15.90
Captoplin
2006/12/06 15:37:41
C:\Documents an d Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
薬剤B投与時の血圧変化
Acq06-12-06-001.aqd
180
(2 2)e
160
140
BP[mmHg]
120
100
薬剤B(Captopril) 0.1ml
80
60
30.0
450
400
350
HR[bpm]
300
250
200
150
15.55
16
16.2
16.4
16.6
16.8
17
17.2
17.4
Time_[min]
17.6
17.8
18
18.2
18.4
18.6
19.05
Captopril
180
2006/12/06 15:37:41
C:\Documents an d Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
薬剤B投与後の血圧変化
Acq06-12-06-001.aqd
(2 3)f
(2 4)g
(2 5)h
(2 6)i
160
140
BP[mmHg]
AngiotensinⅠ 1ng
120
AngiotensinⅡ 1ng
100
AngiotensinⅠ
0.1ng
80
60
30.0
450
400
350
HR[bpm]
AngiotensinⅡ
300
0.1ng
250
200
150
18.20
20
21
22
23
24
25
Time_[min]
26
27
28
29
30.70
AngiotensinⅠ投与時の変化
AngiotensinⅠ
Control
180
160
2006/12/06 15:37:41
AngiotensinⅠ 薬剤B投与後
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
Captoplin
Acq06-12-06-001.aqd
2006/12/06 15:37:41
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
薬剤B投与前
Acq06-12-06-001.aqd
(18)a
180
(19)b
bpm]
(24)g
160
(17)2006/12/06 15:06:50
A cq06-12-06-001.a qd
AngiotensinⅠ
0.1ng
140
mmHg]
(23)f
140
120
BP[mmHg]
120
AngiotensinⅠ
100
100
80
80
60
60
30.0
450
30.0
450
400
0.1ng
400
AngiotensinⅠ 1ng
350
350
HR[bpm]
300
250
250
200
200
150
150
0.00 0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
Time_[min]
5
5.5
6
6.5
7
8.03
AngiotensinⅠ 1ng
300
18.07
18.5 18.75
19.25
19.75
20.25
20.75
Time_[min]
21.25
21.75
22.25
23.07
ACE阻害薬投与後
120
100
110
90
100
薬剤投与前
薬剤投与後
90
80
70
血圧(mmHg)
血圧(mmHg)
ACE阻害薬投与前
80
薬剤投与前
薬剤投与後
70
60
50
AngⅠ(0.1ng)
AngⅠ(1.0ng)
AngⅠ(0.1ng)
AngⅠ(1.0ng)
ACE阻害薬は、angiotensinⅠからangiotensinⅡの変換を阻害する。
よって、ACE阻害薬投与後はangiotensinⅠを投与しても血圧は変化しない。
AngiotensinⅡ投与時の変化
AngiotensinⅡ
薬剤B投与前
Contorol
180
AngiotensinⅡ
2006/12/06 15:37:41
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
Acq06-12-06-001.aqd
(20)c
Captopril
180
(21)d
160
160
140
140
120
BP[mmHg]AngiotensinⅡ
0.1ng
BP[mmHg]
(26)i
120
AngiotensinⅡ 0.1ng
80
80
60
60
30.0
450
30.0
450
AngiotensinⅡ 1ng
400
400
AngiotensinⅡ 1ng
350
350
HR[bpm]
300
300
250
250
200
200
150
薬剤B投与後
(25)h
100
100
HR[bpm]
2006/12/06 15:37:41
C:\Documents and Settings\Admin\デスクトップ\実習ソフト\実験データ\
Acq06-12-06-001.aqd
8.32
9
9.5
10
10.5 11
11.5 12
Time_[min]
12.5 13
13.5 14
14.5
15.32
150
22.97
23.5
24
24.5
25
25.5
26
Time_[min]
26.5
27
27.5
28
28.97
ACE阻害薬投与後
110
90
100
80
90
薬剤投与前
薬剤投与後
80
70
60
血圧(mmHg)
血圧(mmHg)
ACE阻害薬投与前
70
薬剤投与前
薬剤投与後
60
50
40
AngⅡ(0.1ng)
AngⅡ(1.0ng)
AngⅡ(0.1ng)
AngⅡ(1.0ng)
ACE阻害薬はangiotensinⅡのangiotensinⅡ受容体に対する結合を
阻害することはできない。よってangiotensinⅡを投与すると血圧は上昇する。
2006/12/07 15:30:20
レニン-アンジオテンシン
レニン-アンジオテンシン
ARB投与前の血圧変化
E:\実験データ\
ARB
Acq06-12-07-001.aqd
ARB
(4
(4 6 ) c
(477))dd
180
180
ARB
180
BP[mmHg]
(4 3 ) 2 0 0 6 / 1 2 / 0 7 1 4 : 5 3 :1 0
A c q 0 6 - 1 2 - 0 7 - 0 0 1 .a q d
(4 4 ) a
(4 5 ) b
160
160
160
140
140
140
120
BP[mmHg]
BP[mmHg]
100
100
100
80
80
80
60
60
60
AngiotensinⅠ 0.1ng
30.0
450
30.0
30.0
450
450
AngiotensinⅡ 0.1ng
400
400
400
350
HR[bpm]
120
120
350
350
AngiotensinⅡ
1.0ng
HR
HR[bpm]
[bpm]
300
AngiotensinⅠ 1.0ng
300
300
250
250
250
200
200
200
150
150
150
0.00
1
2
3
4
5
6
7
8
Time_[min]
9
10
11
12
15
1313.9713.80
14
15
16
17
18
19
2006/12/07 15:30:20
15:30:20
レニン-アンジオテンシン
レニン-アンジオテンシン
ARB投与時の血圧変化 2006/12/07
E:\実験データ\ E:\実験データ\
ARB
ARB
(4 7)d
13.80
180
Acq06-12-07-001.aqd
Acq06-12-07-001.aqd
(4 3 ) 2 0 0 6 / 1 2 / 0 7 1 4 : 5 3 :1 0
A c q 0 6 - 1 2 - 0 7 - 0 0 1 .a q d
(4 8)e
(4 4 ) a
(4 5 ) b
(4 9)f
(4 6 ) c
160
140
BP[mmHg]
120
100
80
60
30.0
450
ARB 1.0ng
400
350
HR[bpm]
300
250
200
15
150
16
0.00 171
2 18 3
4
19
5 20 6
7
21
8 22 9
Time_[min]
Time_[min]
10
23
11 24 12
2513.97
26
27.77
レニン-アンジオテンシン
ARB投与後の血圧変化
2006/12/07 15:30:20
E:\実験データ\
Acq06-12-07-001.aqd
ARB
180
(5 0)g
(5 1)h
(5 2)i
(5 3)j
160
140
BP[mmHg]
120
100
80
60
30.0
450
400
AngiotensinⅠ 1.0ng
350
HR[bpm]
AngiotensinⅡ 0.1ng
300
250
AngiotensinⅡ 1.0ng
AngiotensinⅠ 0.1ng
200
150
27.24
29
30
31
32
33
34
35
Time_[min]
36
37
38
39
40
41.20
AngiotensinⅠ投与時の変化
レニン-アンジオテンシン
ARB投与後
レニン-アンジオテンシン
ARB投与前
2006/12/07 15:30:20
E:\実験データ\
ARB
Acq06-12-07-001.aqd
(4 6) c
180
ARB
180
BP[mmHg]
(4 3) 20 06 /1 2/ 07 1 4: 53 :1 0
A c q 06 -1 2- 07 - 00 1.a qd
(4 4) a
(4 5) b
160
160
140
140
120
BP[mmHg]
(5 1)h
120
100
100
80
80
60
60
30.0
450
30.0
450
AngiotensinⅠ 1.0ng
(5 0)g
400
400
AngiotensinⅠ 0.1ng
350
350
HR[bpm]
HR[bpm]
AngiotensinⅠ 0.1ng
300
300
250
250
200
200
150
150
0.00
1
2
3
4
5
6
7
8
Time_[min]
9
10
11
12
13.9727.24
AngiotensinⅠ 1.0ng
29
30
31
32
33
ARB投与後
ARB投与前
150
150
130
121.3
120
140
135.9
115.8
115.9
薬剤投与前
薬剤投与後
血圧(mmHg)
血圧(mmHg)
140
130
120
110
110
100
100
AngⅠ(0.1ng)
AngⅠ(1.0ng)
薬剤投与前
薬剤投与後
110.7 112
104.5 102.5
AngⅠ(0.1ng)
AngⅠ(1.0ng)
ARB投与前ではAngⅠを投与すると血圧が上昇し、特に1.0ngの場合には上昇が
顕著である。
ARB投与後ではAngⅠを投与しても大きな血圧の上昇はみられない。
7
AngiotensinⅡ投与時の変化
2006/12/07 15:30:20
15:30:20
2006/12/07 15:30:20レニン-アンジオテンシン
2006/12/07 15:30:20
2006/12/07
レニン-アンジオテンシン
ARB投与前
ARB投与後
レニン-アンジオテンシン
レニン-アンジオテンシン
E:\実験データ\
E:\実験データ\
E:\実験データ\
E:\実験データ\
Acq06-12-07-001.aqdARB
ARB
(4
7)
dd
(4
3)20
06
/1
2/
07
1
4:53
(4
6)
:1
c
0
(4
4)a
(4
7)
180
180 A c q 06 -1 2- 07 - 00 1.a qd
180
180
ARB
(4 5) b
160
160
140
140
140
140
140
120
120
120
100
100
100
100
100
80
80
80
80
80
60
60
60
60
60
30.0
450
BP[mmHg]
BP[mmHg]
BP[mmHg]
30.0
450
30.0
30.0
450
450
30.0
450
400
400
400
400
9
400
350
HR[bpm]
300
300
250
250
250
250
250
200
200
200
200
200
150
_[min]
HR
HR[bpm]
[bpm]
HR[bpm]
300
300
10
0.00
1 11
2 12 3
150
150
150
16 7 17 8
4 13.80
5 15 6 27.24
13.97
Time_[min]
(4 5)b
AngiotensinⅡ 0.1ng
350
300
Acq
(4 4)a (4(4(9)9)
5 f3f ) j
(4 3)20 06 /1 2/ 07 1(4:53
5 2 ):1i 0
A c q 06 -1 2- 07 - 00 1.a qd
120
BP[mmHg]
AngiotensinⅡ
1.0ng
350
350
350
8
180
160
160
AngiotensinⅡ 0.1ng
HR[bpm]
(4 8)
( 5e(4
1 )6)c
h
160
120
BP[mmHg]
Acq06-12-07-001.aqd
Acq06-12-07-001.aqd
Acq06-12-07-001.aqd
ARB
( 5 (4
0 )5)b
g
20
18
299
1910
30 2011 312112
150
Time_[min]
AngiotensinⅡ 1.0ng
22
123 33 224
3213.97
0.00
25
3 25
34
26
27.77
4 26
35 5 27.77
366
Time_[min]
737
8
Time_[min]
38 9
10
3
ARB投与前
ARB投与後
149.5
150
130
120
130
120
124.3
115.5
119
薬剤投与前
薬剤投与後
血圧(mmHg)
血圧(mmHg)
140
110
100
90
100
80
AngⅡ(1.0ng)
95.1
90.6
110
AngⅡ(0.1ng)
薬剤投与前
薬剤投与後
AngⅡ(0.1ng)
86.1 87.9
AngⅡ(1.0ng)
ARB投与前ではAngⅡを投与すると血圧が上昇し、特に1.0ngの場合には上昇が
顕著である。
ARB投与後ではAngⅡを投与しても大きな血圧の上昇がみられない。
平均血圧(mmHg)
レニン・アンジオテンシン系薬物
を投与した結果②
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
投与前血圧
投与後血圧
A1
A2
A1
A2
1ng
1ng
1ng
1ng
薬物B投与後
レニン・アンジオテンシン系薬物
を投与した結果③
160
平均血圧(mmHg)
140
120
100
投与前血圧
投与後血圧
80
60
40
20
0
A1
A2
A1
A2
1ng
1ng
1ng
1ng
薬物B投与後
AngⅠ
AngⅡ
投与薬
Losartan
Captopril
(ACE阻害薬) (ARB)
ACE阻害薬
カプトプリル
薬品 エナラプリル
テモカプリル
レニン依存性高血圧
対象疾患 心不全
糖尿病性腎症
空咳(高頻度)
副作用
血管浮腫
妊婦・授乳期
血管浮腫の既往
禁忌
その他
血糖・尿酸・脂肪代謝・電解質に
よい影響
ARB
ロサルタン
カンデサルタン
バルサルタン
高血圧
(心臓の負担を軽減)
(糖尿病発症の抑制)
血管浮腫
妊婦・授乳期
腎障害のある人
(→悪化して高K血症もあり)
肝障害のある人
空咳
ブラジキニン↑↑
ACE阻害薬
アンジオテンシノーゲン
ACE
ATⅠ
心拍数増加
キマーゼ
ATⅡ
NA
血圧上昇
レニン
β1受容体
αブロッカー
AT1R
βブロッカー
AT2受容体拮抗剤
α1受容体
イソプロテレノール
β2受容体