コスト削減を考える衛生材料の選択
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Transcript コスト削減を考える衛生材料の選択
コスト削減を考える
衛生材料の選択
平成20年 3月 2日
コスト削減グル-プ
現状の問題点
2006年診療報酬の改定
収入から収益へ
収益=診療報酬-原価(人件費+光熱費
+医薬品費+検査+材料費
+備品の原価償却+etc)
コスト削減
点滴セット
衛生材料費の比較検討
提案趣旨
点滴セットの選択
年間400万円の
コスト削減
点滴セットの施設別単価比較
共同購入
い病院
アルコール綿
注
射
針
翼
状
針
留
置
針
輸液セット
は病院
3.0
23.0
24.0
注射針
単独購入
ろ病院
2.4
(単位:円)
1.5
に病院
ほ病院
2.4
6.0
30.0
35.0
絆創膏
0.4
0.2
0.4
合計
26.8
27.7
アルコール綿
2.4
輸液セット
小児用
63
3.5
3.5
5.3
32.8
44.5
77.0
3.0
2.4
6.0
5.2
24.0
23.0
29.0
35.0
翼状針
6.0
12.0
27.0
33.0
40.0
絆創膏
紙バンのみ
0.4
サージカルバン
4.7
紙バンのみ
0.4
優肌バン
3.5
キノソフト
5.3
合計
32.8
アルコール綿
2.4
輸液セット
24.0
延長チューブ
50cm
44.0
58.0
50cm
42.7
58.8
3.0
2.4
23.0
29.0
35
70cm
46
優肌バン
5.2
小児用
116.0
50cm
63
77.5
113.5
6.0
5.2
35.0
小児用
63
56
100cm
56
留置針
58.0
73.0
93.0
98.0
116.0
絆創膏
8
62
30
41.6
84
140.4
292.0
280.4
307.6
420.2
合計
点滴セットの使用者対象設定
<例>
高齢者に対し500mlの点滴注射を施行
1日 外来10件
病棟10件×3病棟
合計40件
注射針の適正な選択
*対象者の安全性を考える
翼状針か 留置針が
望ましい
点滴セットの安価と高価のシミュレーション
安価
アルコール綿
輸液セット
注射針
翼状針
留置針
注射針
高価
2.4
24.0
(単位:円)
6.0
35.0
3.5
絆創膏
0.4
5.3
合計
26.6
77.8
アルコール綿
2.4
6.0
輸液セット
23.0
35.0
翼状針
6.0
40.0
絆創膏
0.4
5.3
合計
31.8
114.3
アルコール綿
2.4
6.0
輸液セット
23.0
35.0
延長チューブ
35.0
56.0
留置針
58.0
116.0
絆創膏
8.0
84.0
126.4
325.0
合計
コストと安全性の比較
コスト
安全性
点数
留置針ー安価
○
◎
3点
翼状針ー安価
◎
×
2点
留置針ー高価
×
◎
2点
◎-2点
○-1点
×-0点
点滴セットの内容
1.留置針-安価 126.4円
アルコール綿・輸液セット・
延長チュ-ブ・留置針・絆創膏
2.翼状針-安価
31.8円
アルコール綿・輸液セット・
翼状針・絆創膏
3.留置針-高価
325.0円
アルコール綿・輸液セット・
延長チュ-ブ・留置針・絆創膏
各セットの年間比較
千
5000
円
4336.2
4500
4000
約400万
3500
3000
2500
約250万
2000
1500
1845.44
1000
500
0
464.28
翼状針ー安価
留置針ー安価
留置針ー高価
まとめ
点滴セットの見直しで約400万円の削減
他の材料費を合わせると・・・?
意識を持って使い分けよう!!
おまけ
共同購入をおすすめ