マインドフルネスの現在 Wisdom2.0 ~ 仏教3.0 ここ数年考えてきたこと

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マインドフルネスの現在
Wisdom2.0 ~ 仏教3.0
ここ数年考えてきたこと
マインドフルネスとは?
• 「今ここ」に集中して、ものごとをありのままにみる、
感じること。
• トレーニング方法として呼吸に集中すること、瞑想、
ボディスキャン、慈悲の瞑想を行う。
• 仏教に由来する考え方だが、宗教性を排除。
• MBSR(Mindfulness-Based Stress Reduction)は、
Jon Kabat-Zinnが開発したマインドフルネスに基づく
8週間のストレス低減プログラムで、マインドフルネ
スのもたらす効果が認められるきっかけになった。
マインドフルネスの効果
• 心/感情に惑わされずありのままに事実を受けとめ
る。
• 自分をあるがままに見つめ、自分の本当の欲求に
気づく。そして、他者と建設的な関係を築くことがで
き、他者を尊重できるようになる。
• 事実を正しく見ることにより、適切な判断ができる。
• 事実をそのまま受け入れることができるようになる。
受け入れることで苦しみから解放される。
Wisdom2.0
• 2010年マインドフルなテクノロジー好きの集い、としてシリコ
ンヴァレーのコンピュータ歴史博物館で第1回が開催された。
• 「マインドフルネスとテクノロジーに関する意見交換」
• 2013年4倍の規模でサンフランシスコで開催。
瞑想指導者、神経科学者や、有名企業(twitter、Ford、
Haffinton、LinkedIn、Cisco・・)の経営者らが参加し、マインド
フルネスが企業、社会に与える影響などより広範囲な議題
が展開されるようになる。
マインドフルネスが社会的なムーブメントとなっている
日本の現状
• 日本企業ではマインドフルネスを導入している企業
は大きく取り上げられていないようです。
(企業の導入事例としてあげられるのはグーグル、イ
ンテル、P&Gなどの企業で日本の企業の名前はあ
がりません。)
• 企業以外では、瞑想、ヨーガブームはここ数年勢い
を増しており、一般に広がってきています。今年にな
っておはよう日本、新聞の特集記事などにもとりあ
げられています。
企業にとってのマインドフルネスの利益
• ストレス軽減
→生産性向上、保険医療費削減
• 集中力の向上
→生産性向上
• リーダーシップの強化
→思いやりの心、チーム力の発揮
マインドフルネスに興味を持つきっかけ
~ここ数年考えてきたこと~
• 「こころの定年」
40代前後からの仕事に対するひっかかり
• ひろさちや、小池龍之介
「まんだら人生論」「煩悩フリーの働き方」
• 仏教3.0との出会い
「アップデートする仏教」「青空としてのわたし」
• 瞑想、ヨーガの実践
稲村ヶ崎、一法庵 山下良道師、吾妻麗子先生
三宝寺ヨーガ教室 ヒロ先生
仏教3.0
山下良道師、藤田一照氏がアップデートする仏教で日
本の仏教界での変化、状況を表した表現。
•
仏教1.0
従来から日本にある大乗仏教。苦しんでいるひとに向き合っていく方法論(
瞑想法)を持たない。僧侶自身も涅槃(ニッバーナ)を信じることができな
いこともある。
• 仏教2.0
上座部仏教(テーラワーダ)を指す。瞑想法により悟りを開いていく。苦しみ
が自分の心から生まれていることに気づき、苦しみからの解脱を目指す。
• 仏教3.0
本来、人は苦しみを感じる心とは別に仏としての自分がいる。瞑想により仏
としての自分に触れることで、本当の自分は苦しみを感じている自分でな
いことに気づき、本当の自分を生きることができる。
消費(企業)社会への疑問
• 高坂勝「減速してスローにいきる」
たまには月でもながめましょ、Sosa Project主催
• ソーヤー海氏 アーバンパーマカルチャー
持続可能な社会を都会で実践する
• 前野隆司氏「幸せのメカニズム」
「自己実現と成長」「つながりと感謝」「前向きと楽観」
「独立とマイペース」
★★マインドフルネスで
本当の幸せが何かに気づく★★