顔を水につけられない二人の子が・・・言葉の力で泳げるように
Download
Report
Transcript 顔を水につけられない二人の子が・・・言葉の力で泳げるように
150人程度の小さな学校
少ないクラスは12人くらいしかいない。
そこに2名の泳げない子がいた。
水泳になると見学をしていた。
泳げなくて当然というように
指導も何もしない。
子どもは毎日タオルで顔を拭く
頭もシャンプーハットをかぶり
頭を洗う
顔を洗うことが出きない
シャワーをかぶることは勿論
一人の子どもは一人っ子で大切に
2名の3年生の女の子がいた
理科室でたらいを出して・・・・無限力への挑戦
「メダカさんメダカさん・○○ちゃん・・・勇気1を出した
よすごいよ」
「メダカさんすごいよもう一杯入れてもいいんだって・・・
すごいよ」
「メダカさんほほまで水につけられるようになったよすごい
廊下に出て図工室のアカベコに向かい・・・202p
「あかべこさんあかべこさん・・・・すごい
よ」・・・・・・
「あかべこさんあかべこさん・・・・すごい
よ」・・・・・・
「あかべこさんあかべこさん・・・・すごい
よ」・・・・・・
「あかべこさんあかべこさん・・・・すごい
よ」・・・・・・
私はアカベコに向かって必死に語るのです
「メダカさんメダカさん・・・・もう水は怖くないんだっ
て勇気を出したねすごいでしょ」
「あかべこさんあかべこさん・・・・とうとう深いたらい
に顔を全部もぐすことができたんだよ偉いよ
ね」・・・・・・
「かもさんかもさんすごいでしょ。二人の勇気に感動で
す」
私は4日間、毎日2時間30分これを繰り返しました。
4日目でとうとう顔もぐせるように、5日目泳げるように
言葉の力の偉大さです
水泳教室最終日
プールに連れて行き
先生の手のひらの石とれる・・・・・
とれるよ。すごいね。もっと深くていいよ。
そして、プールの底に石をとれるように
ケノビの姿勢を教える。
クロールの手・軽く打つバタ足を・・教える。
もう一人で8m位泳げます。
夏休みはその次の日から毎日プールに遊びに来る
○○ちゃんすごいね。
鼻まで水をつけられるんだって。
すごいね。
もう一杯水を入れてもいいんだっ
て。すごいね
少しの努力の姿、進歩を認める
褒める教育・・・甘やかす教育でない
か
甘やかす教育でない
その子の頑張りを
しっかり見てやる、認める教育
先生もいい加減では見つけられな
い
子どもをしっかり見てやる。
子どもにも教師にも厳しい教育
であるのです
努力したことを認め
褒めてやり
努力が素晴らしいと常に子ども
と寄り添う教育です
努力する
過程を評価する
努力する過程を評価してくれるので
努力そのものに
喜びを
子どもが観ずるようになる
そのとき良い結果がついてくる
勇気2を出したんだね。
先生もっと水入れて。
すごい、勇気3をだす
んだって。
すごいよねメダカさん。
偉いよね、メダカさん。
もう、びっくりしてい
るんだ。
認められ褒められた
とき
子どもに内在する
頑張る力が
引き出されてくる
先生、もっと入れてもい
いよ
自分から、求めて挑戦し
てくる
自分の力が引き出された
とき
子どもは意欲的に
自分から進んで
取り組んでくれるのであ
る
ここには、子供を常に信じてや
る、教師の愛の姿があります。
ダメな子とあきらめるのでなく、
どの子の中にも、素晴らしい力
があると信じる教師がいるので
す。
自分を信じてくれる教師に
応える子どもがいるのです。
真の「師と子ども」の関係
ができ
教育が始まるのです。
認める時その子の内在の力が
呼び覚まされるのです。
教師の本物を観る目が、
子供に宿る本物を
褒めるコトバの力で
子ども自ら頑張る意欲が引き
出されるのです。
決して、押しつけやらせるの
ではないのです。
生命の教育生命の実相25巻
1p
教育の根本は児童に宿る無限の可能性を
信じて、発見し、
それを賞揚し、激励し、自信を高め、
勉学に興味をもたらしめることにあるのであ
る
子供の伸びる力は
「生
命」の伸びる力である。
生命は開放されてはじめ
てすくすく伸びるのである。
生命の実相25巻1p
児童に宿る本来健全な優良な伸びる力を発現させるためには
まず縛りを開放すること
心に児童の不良や欠点を見て
はならない
児童の劣等や悪意を見てはな
らない
見ることは、あらわすことであり、
発現させることである。
生命の実相25巻1p
言葉で児童の不良や欠点を
見てはならない。
又言葉で児童の劣等や悪意を
言いあらわしてはならない
言葉は
創造者であるから
理科室でたらいを出して・・・・202
p
「メダカさんメダカさん・・・・勇気1
を出したよすごいよ」「あかべこさんあ
かべこさん・・・・すごい
よ」・・・・・・「かもさんかもさんす
ごいよ」
5日間でとうとう顔もぐせるように
言葉は創造者
○○ちゃんすごいね。鼻まで水をつけられ
るんだって。すごいね。
もっと水を入れてもいいんだって。すご
いね
勇気2を出したんだね。先生もっと水入
れて。すごい、勇気3をだすんだって。
すごいよねメダカさん。偉いよね、メダ
カさん。
もう、びっくりしているんだ。
○○ちゃんも頑張るんだってすごいね。あ
かべこさん。偉いよね。
先生もっと大きいので入れていいよ。
鴨さん。聞いた。もっと大きい1リット
ルますでいいんだって。すごいね、もの
すごい勇気を出しているんだね。鴨さん
褒めてあげようね。偉いよね。
きっと、きついと思うんだけど、頑張っ
ているんだよね。すごい、すごい。すご
いよね。
大きなたらいに水一杯になったんだよ。
このたらいに顔を全部もぐすんだって。
すごいよね良くここまで頑張ったね。
メダカさん。メダカさん。○○ちゃんついに
顔もぐしたんだよ。すごいでしょう。
偉いね。良くやったね。頑張ったね。
あかべこさん。聞いて!○○ちゃんと○○ちゃ
ん頑張って顔をもぐせるようになったの。
私は4日間、1日1時間30分、理科室で
毎日、このようなことをしました。
二人が私がメダカにあかべこに、そして、
鴨の剥製に語りかける言葉が子供の力を引き
出した、
褒める事は光を与えること
相手の努力を認める光の言葉が
子供の光を引き出す
そして、5日目プールで泳ぐことが出来まし
た。
ここには、子供を信じる、教師の姿があります。
ダメな子とあきらめるのでなく、どの子の中に
も、素晴らしい無限力があると信じることから
始まるのです。信じるから指導できるのです。
認める時その子の内在の無限力が呼び覚まされ
るのです。
教師の実相を観る目が、子供に宿る実相が光の
言葉で闇が消え本来の姿が現れてくるのです。
決して、押しつけるのではないのです。
言葉によって不良や欠点を言
い現して、
それに注意を集中させて
児童を優良児、たらしめよう
というような過去の教育は
悉く失敗に終わっているので
ある。
生命の実相25巻1p