イスパニア語接続法の教育方法について

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Transcript イスパニア語接続法の教育方法について

イスパニア語接続法の教育方法
について
【討論】接続法をどの段階で教える
か
論文の構成
①
②
③
④
⑤
⑥
学習者は接続法をどう感じるか
教育者は接続法をどう捉えるか
接続法をどの段階で教えるか
接続法のどの用法から教えるか
接続法をどのような方法で教えるか
接続法のどこが難しいか
学習者は接続法をどう感じるか
• ノンネイティブにとっては、難しい。(当たり
前)
教育者は接続法をどう捉えるか
• 多元論/一元論
– 筆者は「意味的観点からは,接続法は 頭の中
に思い描かれた想念を述べる形式だといえる。
また形式的観点からは,接続法は主に何らか
の要素に従属・接続して使われる形式だとい
える。」
接続法をどの段階で教えるか
• 一般的には初級課程の終わり
• 命令や定型句の先行導入
• 筆者は初級課程の3/4あたりに命令文、直
後に接続法
• →3/4あたりというのは、命令法と接続法
の間に隔たりがあると連関を想起させにく
いから
接続法のどの用法から教えるか
• 易しい→難しい(Castañeda 1995)
– 願望の名詞節/関係節
• 難易にこだわらない(Fernández Pérez
1999など)
接続法をどのような方法で教え
るか
• 日本人がパターンプラクティス、スペイン語
母語話者がコミュニケーション法
接続法のどこが難しいか
• 【易】意志/願望の名詞節、目的を表す副
詞節
• 【やや易】疑惑の名詞節、関係節
• 【難】cuando節、否定命令文、反事実仮想
文
– 100%機械的に選択される接続法が「易しい」
に分類され、対立の生じるものが「難しい」と
評される。
【討論】接続法をどの段階で教え
るか
• 教師側がどう考えているのか、をまとめた
いと思います。
– 教科書を作成する際の参考資料としたい。
順番
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直説法現在
直説法点過去
直説法線過去
直説法未来
直説法過去未来
命令法
接続法現在
接続法過去