日本における職業性疾病の歴史

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Transcript 日本における職業性疾病の歴史

6 安全帯
労働災害による業種別年間死亡者数の推移
1960
1964
1968
年 号
1972
1976
1980
1984
建設業
1988
製造業
1992
その他
1996
2000
0
2000
4000
発生件数
6000
8000
業種、事故の型別死亡災害発生状況
その他
交通事故
感電
有害物との接触
高温・低温物との接触
はさまれ巻き込まれ
激突され
崩壊・倒壊
飛来・落下
転倒
墜落・転落
0
建設業
製造業
その他
200
400
600
発生件数(平成12年)
800
木造家屋建築作業における事故の型別発生件数の推移
その他
こすれ
はさまれ
激突され
飛来落下倒壊崩壊
転倒
墜落・転落
30000
発生件数
25000
20000
15000
10000
5000
0
S56年
S59年
S62年
H2年
H5年
H8年
作業所の安全衛生管理体制と安全帯の使用関係
安全衛生管理体制は?
確立していたと答えた中で安全帯は?
回答なし
1%
確立していな
かった 4%
確立していたが、機能
していなかった 21%
確立していた
74%
使用してい
ない
77%
回答なし 18%
使用した 5%
安全帯の種類
一本つり専用
U字つり専用+U字つり専用ランヤード
U字つり専用→
一本つりU字つり兼用+一本つりU字つり兼用ランヤード
一本つり状態でも使用可能→
一本つりU字つり兼用+一本つりU字つり兼用ランヤード
・補助フック付き
一本つりとU字つりを併用使用し
かけ外しに使用する
→
ハーネス型
安全帯の使用上の注意
厚生労働省の構造規格を満たした安全帯を使う。
安全帯は腰骨の近くに巻く。宙づりになったとき、腹に巻い
ていると内臓を強く圧迫して危険。
正しいフックのかけ方
腰より高い位置に取り付ける。かける位置が低いと、腹部
への衝撃が大きくなる。
衝撃で壊れたりはずれたりする可能性のあるところはさける。
一度でも衝撃を受けた(墜落した)安全帯は使用しない。
使用上の注意事項
ロープは鋭い角に触れないようにする
使用上の注意事項
良い例
悪い例
フックは腰より高い位置に取り付ける
使用上の注意事項
フックは正しく掛ける
使用上の注意事項
使用上の注意事項
一度大きな加重が加わったものは廃棄する
安全帯の点検
日常点検は、必ず白分の使用する安全帯の取り扱い説明書
にしたがって、確実に実施する。
交換が必要な場合は直ちに新しいものと交換する。ロープが
収縮したり、硬化すると、強度、衝撃吸収性能などといったい
ずれの性能も低下する。
取り扱い説明書に記載してある耐用年数に達した時に新しい
安全帯と交換するためには、使用開始年月を知っておく必要
がある。胴ベルトのバックル縫製部にある記入欄に、使用開
始年月を記入する。