1970年大阪万博の軌跡

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Transcript 1970年大阪万博の軌跡

資料4
日本万国博覧会記念公園の概要
経 過
昭和45年 3月 「人類の進歩と調和」をテーマとして日本万国博覧会開催(~9月)
昭和46年 9月
博覧会の跡地を緑に包まれた文化公園として整備することなどを目的
として「日本万国博覧会記念協会」を設立
平成15年10月 独立行政法人日本万国博覧会記念機構に改組
平成19年12月 「独立行政法人整理合理化計画について」閣議決定《万博機構を廃止》
平成22年 4月
行政刷新会議
平成25年 5月
「独立行政法人日本万国博覧会記念機構法を廃止する法律」公布
平成25年12月
「大阪府日本万国博覧会記念公園条例」公布
<目的>
万博記念公園を緑に包まれた文化公園として運営するとともに、
都市の魅力の創出を図る
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テニスコート
迎賓館
フットサルコート
日本庭園
少年球技場
弓道場
国立民族学博物館
少年野球場
運動場
パークゴルフ場
おゆば
自然文化園
万博記念競技場
太陽の塔
ABCハウジング
千里住宅公園
南側ゾーン
活性化事業用地
野球場
アメフト球技場
ホテル阪急エキスポパーク
(仮称)吹田市立
スタジアム用地
■所 在 地 :大阪府吹田市千里万博公園ほか
■面
積:約258ha
■利 用 実 績 :410万人(平成24年度年間総利用者数)
万博公園の概要
サッカー場
スポーツ広場
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万博記念公園
行 政
[地方公共団体]
○大阪府 ○吹田市 他
[国]
○財務省 ○環境省
○文化庁 ○厚生労働省
○国土交通省 他
大 学
○京都大学 ○大阪大学
○大阪府立大学 他
企業等
○将来ビジョンの取組をサ
ポートしてもらえる企業・
団体
公園内関係施設
○国立民族学博物館
○大阪府立国際児童文学
館
○エキスポランド 他
万
博
機
構
[
連
携
・
コ
ー
デ
ィ
ネ
ー
ト
・
協
働
・
調
整
・
支
援
]
将来ビジョン
(平成18年7月 万博機構策定)
万博記念公園
“人と自然との共生”
“人と人との交流”
自然環境の保全
生き生きとした人
間社会の構築
日本万国博覧会
の遺産の継承
●自立した森再生
への取組
●自然環境の中で
の文化の創造
●博覧会の理念と
資産の継承・発展
に取り組む
●環境保全への取
組
●健康増進への貢
献
●地域社会との協
働
●日本万国博覧会
を記念する施設
や資料の保存と
活用
●質の高いサービ
スの提供
万博機構
[財源基盤]
万
博
機
構
[
連
携
・
コ
ー
デ
ィ
ネ
ー
ト
・
協
働
・
調
整
・
支
援
]
参加・体験・活用
○国民・市民
○NPO法人
○ボランティア団体
○学校
○企業
○各種団体
万博機構
[助成]
基金の運用益の活用
健全な経営
公園事業と基金事業との不離一体(連携)
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テニスコート
迎賓館
フットサルコート
少年球技場
日本庭園
弓道場
国立民族学博物館自然園地区
少年野球場
運動場
スポーツ地区
パークゴルフ場
自然文化園
万博記念競技場
おゆば
自然園地区
太陽の塔
ABCハウジング
千里住宅公園
生活誕生館
DILIPA
管理サービス地区
文化園地区
スポーツ地区
野球場
レクリエーション地区
アメフト球技場
ホテル阪急エキスポパーク
スポーツ地区
万博公園のゾーニング
サッカー場
スポーツ広場
4
4
万博公園の主な施設
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テニスコート
迎賓館
フットサルコート
少年球技場
日本庭園
弓道場
自然園地区
国立民族学博物館
少年野球場
運動場
スポーツ地区
パークゴルフ場
自然文化園
万博記念競技場
おゆば
自然園地区
太陽の塔
ABCハウジング
千里住宅公園
生活誕生館
DILIPA
管理サービス地区
文化園地区
スポーツ地区
野球場
レクリエーション地区
アメフト球技場
ホテル阪急エキスポパーク
スポーツ地区
サッカー場
スポーツ広場
66
日本庭園(面積約26ha)
※大阪万博政府出展施設として、日本の造園技術の粋を集めて造った庭園
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自然文化園(ソラード(森の空中観察路))
※空中観察路の延長約300m・展望タワーの高さ19m
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テニスコート
迎賓館
フットサルコート
少年球技場
日本庭園
弓道場
国立民族学博物館 自然園地区
少年野球場
運動場
スポーツ地区
パークゴルフ場
自然文化園
万博記念競技場
おゆば
自然園地区
文化園地区
太陽の塔
ABCハウジング
千里住宅公園
生活誕生館
DILIPA
管理サービス地区
スポーツ地区
野球場
レクリエーション地区
アメフト球技場
ホテル阪急エキスポパーク
スポーツ地区
サッカー場
スポーツ広場
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太陽の塔
※芸術家の岡本太郎デザイン。未来を象徴する頂部の「黄金の顔」、現在を象徴する正面の
「太陽の顔」、過去を象徴する背面の「黒い太陽」の3つの顔を持っている
10
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生命の樹
※「太陽の塔」内部に存在。中心を貫く極彩色の樹に生物の進化の過程を表す模型をちりばめる。
模型製作は円谷プロダクション、音楽は黛敏郎が担当した。
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国立民族学博物館
※世界の諸民族の生活文化や、生活用品、衣装、住まいなどを展示・紹介する「博物館をもった研究所」
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EXPO’70パビリオン
日本万国博覧会当時の出展施設であった鉄鋼館を利用し、博覧会の記念館として、博覧会当時の写
真、模型や時代背景を展示。設計は前川國男氏。
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テニスコート
迎賓館
フットサルコート
少年球技場
日本庭園
少年野球場
弓道場
国立民族学博物館 自然園地区
運動場
スポーツ地区
パークゴルフ場
自然文化園
万博記念競技場
おゆば
自然園地区
太陽の塔
ABCハウジング
千里住宅公園
生活誕生館
DILIPA
管理サービス地区
文化園地区
スポーツ地区
野球場
レクリエーション地区
アメフト球技場
ホテル阪急エキスポパーク
スポーツ地区
サッカー場
スポーツ広場
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テニスガーデン
屋外コート32面、インドアコート4面、夜間照明設備によりナイター利用可能。
年間50以上の大会を開催、利用促進を図る。
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万博記念競技場
※日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場
フィールドは天然芝、トラックは400m8コースを備え、スタンドは21,000人が収容可能
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アメリカンフットボール球技場
※敷地面積12,000㎡。サッカーやラグビーなどにも利用可能
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テニスコート
迎賓館
フットサルコート
少年球技場
日本庭園
少年野球場
弓道場
国立民族学博物館 自然園地区
運動場
スポーツ地区
パークゴルフ場
自然文化園
万博記念競技場
おゆば
自然園地区
太陽の塔
ABCハウジング
千里住宅公園
文化園地区
スポーツ地区
野球場
生活誕生館
DILIPA
管理サービス地区
レクリエーション地区
アメフト球技場
ホテル阪急エキスポパーク
スポーツ地区
サッカー場
スポーツ広場
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南側ゾーン活性化事業(複合型エンターテイメント施設)
※主要施設のオープン:平成27年度(予定)
【事業者提案施設のイメージ】
予定施設内容
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(仮称)吹田市立スタジアム(平成27年秋竣工予定)
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施設整備にあたっての課題
○施設の老朽化対応・機能強化
○低・未利用地の活用
○バリアフリーへの対応
○周辺道路の交通渋滞対策
○事業収支の確保
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集客の取り組み
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イベントの実施状況
○主催するイベント
約20件
四季イベント:さくらまつり(約22万人)、早朝観蓮会(約8千人)
活性化イベント:イルミナイト(約7万1千人)、雪まつり(約3万人)
マスコミ共同:エコフェスタ(約2万1千人)、こどもフェスティバル(約4万6千人)
桜まつり 18日間
早朝観蓮会 10日間
イルミナイト万博
(冬) 8日間
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イベントの実施状況
○事業者によるイベント
約60件
野外コンサート(年間4件程度)(合計 約10万人)
ガレージセール(年20回程度)、ABCラジオ祭り(約4万2千人)、
ロハスフェスタ(約7万5千人)、FM802 FUNKY MARKET (約2万人)
野外コンサート
ABCラジオ スプリングフェスタ
ロハスフェスタ
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イベントの実施状況
○スポーツイベント
◇万博主催大会
・万博ナイター陸上競技大会(2,000人)
・万博クロスカントリー大会(4,000人)など年3回開催。
◇テニスガーデン
・男子団体戦・シングルス、レディース大会、ナイター大会など年50回
◇フットサル
・月例大会、ビギナー大会など年30回程度開催。
◇Jリーグ
・年間18試合を開催。
◇その他
・ABCハーフマラソン大会(4,000人)など各種団体が年間20回開催。
・産経新聞ノルディックウォーキング講習会(年20回程度)開催
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自然文化園来園者アンケート
○年齢層
・30代(23.2%)、60代(21.7%)、40代(18.3%)、 70代(12.0%)
○居住地域
・利用者の8割が大阪府民、残りは兵庫県・京都府から来訪、合計 92.5%
○年間利用回数
・2~4回(38.9%)、5回以上(39.7%)、1回(21.4%)
○交通手段
・来園者の過半は自家用車、モノレール利用者は2割に留まる。
○来園目的(複数回答)
・花の鑑賞(47.5%)、散歩・健康のため(32.2%)、子どもを遊ばせる(30.3%)
○開催されれば行きたい催し(複数回答)
・納涼(花火・ビアガーデン)、B級グルメなどの希望が多い。
※平成24年度の来園者アンケート調査結果より
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運営手法
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【万博機構による公園運営の現状】
○自然文化園地区のグレード確保と賑わいの創出
・マスコミタイアップによる
イベント開催、広報
○民間による施設整備とその運営
住宅展示場
温浴施設(おゆば)
アメリカンフットボール場
おもしろ自転車
バークゴルフ など
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日本万国博覧会記念公園の将来像
検討の視点
○コンセプトの確立
公園の特色・機能の打ち出し方
○ターゲットの設定
年齢層、対象エリア など
○施設の整備方針の確立
施設の老朽化対応・機能強化、低・未利用地の活用
○集客手法の検討
イベント・PRのあり方、園内・周辺施設との連携
○運営手法の検討
民間活力の活用、新たな運営手法
※バリアフリーへの対応、周辺道路の交通渋滞対策、
事業収支の確保等への考慮が必要
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