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IBM Software Group
Maximo/ISCCD 7.5 Tips & Tricks
Tivoli 第二CTP 久冨 進作 ([email protected])
© 2011 IBM Corporation
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本資料に関して
本資料は、お客様、パートナー様からいただいた質問を元にMaximo 及び ISCCDのTipsをまと
めたものです。
本資料の内容は、ISCCD 7.5 (Maximo 7.5.0.2)の環境で検証していますが、IBMとして正確性
を保障するものではありません。
間違い等ありましたら、IBM 久冨（[email protected])までご連絡ください。
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目次
1. ログイン画面の「ようこそ」を変更したい
2. 追加した画像が反映されない
3. 「SLAの適用」の実行をボタンから行いたい
4. 一覧画面で最初からレコードが表示されるようにする方法
5. アクションをボタンから起動したい
6. 一覧画面でNULL値で検索する方法
7. 一覧画面の虫眼鏡ボタンで不要な値を表示させない方法
8. 外部連携機能で取り込んだレコードにも自動ナンバリング
9. 検索タイプのデフォルトをWILDCARDにしたい
10.チェックボックスのラベルにつく「?」を消したい
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質問1 ログイン画面の「ようこそ」を変更したい
ログイン画面の「ようこそ」を違うものに変えることができますか？
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回答1 ログイン画面の「ようこそ」を変更したい
データベースの構成アプリケーションのアクションの選択から、「メッセージ」を選択します。
メッセージ・グループ： login、メッセージ・キー： welcomeのメッセージを書き換えると変更
することができます。
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質問2 追加した画像が反映されない
Maximo 7.1のころは、
C:\ibm\SMP\maximo\applications\maximo\maximouiweb\webmodule\webclient\images
に画像ファイルを置いて、maximo.earファイルをビルド・デプロイすれば、追加した画像ファイル
が使えるようになりましたが、Maximo 7.5ではうまくいきません。どのようにすればいいでしょう
か？
ツールバーメニューのアイコンなどで自作のアイコンを
使いたい場合の画像ファイルの配置場所を知りたい
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回答2 追加した画像が反映されない
Maximo 7.5では、Tivoli09という名前のskinがデフォルトskinになっているため、Tivoli09 skin用
のフォルダに画像を配置する必要があります。そのフォルダは以下になります。
C:\ibm\SMP\maximo\applications\maximo\maximouiweb\webmodule\webclient\skins\tivoli09\images
プロパティの設定で、skinをTivoli09からMaximo 7.1でデフォルトだったものに変更することも可
能です。その場合は、画像配置場所は、Maximo 7.1のころと同じ場所です。
skinを設定するためのプロパティは、「mxe.webclient.skin」です。
このプロパティの値を、空白にするか、classicと設定することで、以前のskinに戻すことができま
す（プロパティ変更後、実行中のリフレッシュをして、ログイン・ログアウトすると反映されます）
WebSphereの中の該当するフォルダ
C:\ibm\WebSphere\AppServer\profiles\ctgAppSrv01\installedApps\ctgCell01\MAXIMO.ear\
maximouiweb.war\webclient\images
に直接おいている場合も同様です。
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質問3 「SLAの適用」をボタンから行いたい
「SLAの適用」をアクションの選択からではなく、画面上に配置したボタンからワン・クリックで実
行できるようにしたいです。どのようにすればいいでしょうか？
アクションの選択からではなく、
画面上に配置したボタンから実
行したい
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回答3 「SLAの適用」をボタンから行いたい
まず、アプリケーション・デザイナーのアクションの選択から「署名オプションの追加/変更」を選
択し、「SLAの適用」の署名オプション名を調べます。（「APPLYSLA」であることがわかります）
次に、アプリケーション・デザイナーで画面上の必要な場所に「ボタン・グループ」を配置し、「ボタ
ン・グループ」の中の「ボタン」のプロパティを編集して、イベント「APPLYSLA」を発生するボタン
を作成すると、そのボタンから「SLAの適用」が実行されるようになります。
この方法は、「SLAの適用」に限らず、任意のアクションの選択メニューに対して使うことができ
ます。
ツールバーに配置したボタンも、同様にイベント名を署名オプション名と同じものにすればその
アクション・メニューが実行されます
該当アクション・メニューの署名オ
プション名をまず調べる
画面上に配置したボタンのイベントを
署名オプション名と同じものにする
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質問4 一覧画面で最初からレコードが表示されるようにする方法
一覧画面で、レコードを表示させたい場合、いったんフィルターのボックスにカーソルがある状態
で、Enterを押す必要があります。
これを一覧画面を開いた時点で、レコードが表示された状態にする方法はありませんでしょう
か？
レコードを表示させるには、この状態からEnterを押す必要があるが、
画面を開いたときに最初からレコードが表示された状態にしたい
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回答4 一覧画面で最初からレコードが表示されるようにする方法
アプリケーション・デザイナーで一覧画面のテーブルのプロパティを開きます。
「空で開始」チェックボックスをいったん、チェックしてから、また、チェックを外して保存すると、最
初からレコードが表示された状態で始まるようになります。
「空で開始」にいったんチェックを
入れた後、外して、保存する
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質問5 アクションをボタンから起動したい
アクション・アプリケーションで定義したアクションを画面上のボタンから実行する方法はありま
すか？
アクションアプリケーションで
作ったアクションを画面上の
ボタンから実行したい
（例）ボタンをクリックしたらス
テータスが解決済になるよう
にしたい
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回答5 アクションをボタンから起動したい
署名の詳細オプションを利用することで可能です。以下、手順です。
1. ボタンから実行したいアクションをアクション・アプリケーションで作成します
2. 次に、アプリケーション・デザイナーでボタンを配置したいアプリケーションを開き、「アクションの選
択」から「署名オプションの追加/変更」を選択
3. 作成しておいたアクションと同じ名前の署名オプションを作成し、署名の詳細オプションで「これは、
ユーザーがUI内で起動する必要があるアクションです」を選択
4. 画面上にボタンを配置し、ボタンのプロパティでイベントのところに作成した署名オプションの名前
を設定
5. ボタンをクリックさせたいユーザーが所属するセキュリティグループに作成した署名オプションの権
限をセット
署名の詳細オプションで署名オプションとアクションを紐付けることができる
紐付けた署名オプションの名前をイベントとして発行するボタンを作れば、ボタンからアクションの
実行が可能
アクションはJavaクラスや自動化スクリプトでも定義できるため、かなり柔軟にボタンから実行で
きるアクションを作ることができる
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質問6 一覧画面でNULL値で検索する方法
一覧画面でNULL値で検索する方法はありますか？
例えば、「要約」が空白（NULL値）であるものを一覧画面で検索するにはどうすればいいで
すか？
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回答6 一覧画面でNULL値で検索する方法
「~NULL~」と入力し、検索することでNULL値で検索ができます。
「!=~NULL~」で、NULL値でないものを検索できます。
「~NULL~」で検索することで空白のものを検索できる
文字列カラムだけでなく、数字カラムでも利用可能
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質問7 一覧画面の虫眼鏡ボタンで不要な値を表示させない方法
一覧画面のステータスの虫眼鏡ボタンをクリックすると、使用していないステータスも選択候補と
して出てきてしまいます。これを出さないようにすることはできますか？
不要なものも表示され
てしまう
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回答7 一覧画面の虫眼鏡ボタンで不要な値を表示させない方法
ドメイン条件を利用して制御する方法もありますが、すべてのところで効いてしまうので思わぬ問
題を起こすこともあります。ここの画面だけ、見せなくする制御を行うことが推奨されます。
不要なものは表示させない新しいLookupを作成して、画面に割り当てることで実現できます。以
下、具体的な手順です。
1. アプリケーション・デザイナーに行き、アクションの選択から「システムXML のエクスポート」を選択し
て、LOOKUPS.xmlをエクスポート
2. LOOKUPS.xmlをテキストエディタで開き、「id=“valuelist”」を検索して、「valuelist」lookupの定義部
分をコピー&ペーストし、idには、LOOKUPS.xml内で一意になるものを設定（例えば、valuelist部分を
newvaluelistに変更）
3. <table id=“newvaluelist” inputmode=“readonly” selectmode=“single”>にwhereclause=“value not
in (‘SLA 保持’,‘履歴編集’)”を追加
4. 編集済みLOOKUPS.xmlをアプリケーション・デザイナーのxmlインポートボタンからインポート
5. アプリケーション・デザイナーでもともとあるステータスカラムは消し、新しいカラムを追加して、属性：
STATUS、ルックアップ：NEWVALUELISTを設定
コピーした後、各IDを変更し（tableだけでなくtablebody、tablecolのIDも変更）、
whereclauseをつける
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質問8 外部連携で取り込んだレコードにも自動ナンバリング
インシデントを画面から起票する場合も、外部から取り込んで起票する場合もあります。
外部連携から取り込んだ場合も自動ナンバリングが効くようにしたいのですが、どうすればいいで
すか？
TICKETIDをいれずに取り込もうとするとエラーになってしまいます。また、フィールドの除外/イン
クルードでは、TICKETIDを除外できませんでした。（グレーアウトされていて、除外にチェックでき
ない）
外部連携で取り込んだ場合
も、自動ナンバリングされる
ようにしたい
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回答8 外部連携で取り込んだレコードにも自動ナンバリング
TICKETIDは、プライマリカラムになっているため、除外/インクルードでは除外できません。
ただし、オブジェクト構造アプリケーションのインバウンド設定の制限を利用すると、制限できます。
制限しておいて、TICKETIDなしにインポートすると、自動ナンバリングされます。
上書きにチェックを入れてから
制限にチェックを入れる
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質問9 検索タイプのデフォルトをWILDCARDにしたい
データベースの構成で属性を追加したとき、検索タイプのデフォルトは「NONE」になります。ほと
んどのケースで検索タイプは、「WILDCARD」にしたいので、いつもセットし直しているのですが、
たまに忘れてしまい、構成変更の適用をもう一度やるはめになる場合があります。
検索タイプのデフォルトを「WILDCARD」にする方法はありませんでしょうか？
ほとんどのケースで
WILDCARDにするのでデ
フォルトをWILDCARDにし
たい
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回答9 検索タイプのデフォルトをWILDCARDにしたい
アプリケーション・デザイナーで「データベースの構成」アプリケーションをテーラリングし、検索タイ
プのところの初期値をWILDCARDになるようにするとデフォルトをWILDCARDにできます。
デフォルト値コントロールを検索タイプフィールドと同じエリアに配置し、属性：SEARCHTYPE、
値：WILDCARDと入力します。
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質問10 チェックボックスのラベルにつく「?」を消したい
チェックボックスのラベルの最後には、自動的に「?」がついてしまいます。上司から馬鹿にしてい
るような印象受けるので消すようにとの指示を受けているのですが、どのようにしたら消すことが
できるでしょうか？
ラベルには入れていないの
に勝手に「?」がついてしまう。
これを消したい
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回答10 チェックボックスのラベルにつく「?」を消したい
システムのプロパティで「setting.checkboxlabelformat」の値を{0}?から{0}に変更して保存します。
その後、実行中のリフレッシュで変更を反映させます。
これで反映されない場合は、setting.propertiesファイルに設定がされている可能性が高いです。
管理ワークステーションの
C:\ibm\SMP\maximo\applications\maximo\resources\resources\defaults
の下にある、setting.propertiesファイルを開き、checkboxlabelformatと
tablecolYORNlabelformatを{0}に変更します。
変更後、maximo.earをビルド、デプロイします。
setting.propertiesの中で
「?」を消す
defaultlabelformat={0}
defaultlabelformat.tivoli09={0}:
checkboxlabelformat={0}
tablecolYORNlabelformat={0}
titlesepformat={0}:
isDoubleByte=false
filtertitlespace=true
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