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教学レビュー
2005年10月
日蓮大聖人の御生涯
経王殿御返事
上野殿御返事
観心本尊抄
www.sgi-usa.org
日蓮大聖人のご生涯 1
• 生誕
– 貞応元年(1222)2月16日
生誕
– 安房国長狭郡東条郷(現在
の千葉県)
– 漁村(庶民階級)
– 幼名:善日麿
– 12歳で清澄寺で勉学
• 「日本第一の智者となし給へ」
– 16歳で出家:是聖房蓮長
• 立宗宣言
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建長5年(1253)4月28日
32歳
清澄寺の持仏堂
大難覚悟(死罪、流罪)
念仏などの破折も同時に
東条影信が危害を企てる
ご両親を正法に導く
そして鎌倉で弘教開始
松ヶ谷に草庵
日蓮大聖人のご生涯 2
• 立正安国論の提出と法難
– 正嘉元年(1257)鎌倉に大地
震
– この地震を機に正嘉2年岩
本実相寺で一切教を閲読
– 日興上人弟子になる
– 文応元年(1260)7月16日
北条時頼に提出
– 天変地異の原因は非正法
– 念仏がその元凶
– 2つの大難を警告
• 立正安国論の提出と法難
– 2つの大難
• 自界叛逆難
• 他国侵逼難
– 文応元年(1260)8月27日ー
松葉ヶ谷の法難(念仏者)
– 弘長元年(1261)5月12日ー
伊豆流罪
– 文永元年(1264)11月11日ー
小松原の法難(東条影信)
日蓮大聖人のご生涯 3
• 竜の口の法難と発迹顕本
– 文永8年(1271)全国的大旱
魃
– 極楽寺良観と祈雨の勝負
– 6月18日~7日間、無雨
– もう7日間の延長、無雨、暴
風、良観大敗北-嫉妬
– 三類の強敵ー僭聖増上慢
• 外見では聖人、内面は貧欲
に執着し、権力に近づいて迫
害をする高僧
– 9月12日(1271)平左衛門尉
が松葉ヶ谷の草案蹂躪
– 幕府は佐渡流罪処分
– 平左衛門尉は内々で斬首
刑画策ー竜の口の法難
– 発迹顕本(名字凡夫~久遠
元初自受用報身如来=仏)
日蓮大聖人のご生涯 4
• 佐渡流罪
– 文永8年(1271)10月10日竜
の口の法難の一ヶ月後佐
渡へ出発
– 同年11月1日到着
– 文永9年(1272)1月16日ー
塚原問答
– 日興上人常随給仕
– 多くの御書執筆
• 開目抄(人本尊開顕)
• 観心本尊抄(法本尊開顕)
– 文永11年(1274)2月赦免
• 身延入山
– 文永11年(1274)5月17日
に3度の諌暁も用いな
かったため入山ー波木井
六朗実長の館
– 身延は日興上人の教化
で門下となった波木井六
朗実長が地頭であった
– 多くの御書執筆
• 撰時抄、報恩抄
– 人材育成(法華経講義)
– 在家信徒の激励
日蓮大聖人のご生涯 5
• 熱原法難と大御本尊建立
– 日興上人の折伏弘教により」迫害
が始まる
– 弘安2年(1279)9月21日無実の
罪で熱原の農民20人が逮捕(平
左衛門尉)取調べ
– 3人の兄弟(神四郎、弥五郎、弥
六郎)が処刑17人は追放ー熱原
法難
– 聖人御難事で出世の本懐の時が
来たことを宣言(仏が出現した目
的)
– 弘安2年(1279)10月12日大御本
尊建立(全民衆救済の大願を込
めて広宣流布に顕された)
• 日興上人への付囑と御入滅
– 弘安4年(1281)11月身延に久
遠寺完成
– 同5年(1282)9月法門のすべて
と大御本尊を日興聖人に大聖
人ー身延相承
– 同年10月にも相承ー池上相承
=二箇相承
– 六老僧の中でも日興上人は大
聖人に常随給仕、折伏、弘教、
門下育成で群を抜き、大聖人を
御本仏を仰いだ故に付囑を受
ける。
– 10月13日御入滅に先立ち再度
日興聖人に付囑そして御入滅
(61才)
経王殿御返事 1
• 背景
– 対告衆=四条金吾夫妻
– 内容=幼児の経王御前の病気平癒の祈念を
お願いしたことへのご返事
– 激励=御本尊への強き信心でいかなる苦難
も克服できる
– 御本尊は大聖人の御本仏としての御生命をそ
のまま顕している
経王殿御返事 2
• 獅子王の心は師弟不二の精神
– 「獅子王は前三後一と申して・ありの子を取らんとするにも又た
けきものを取らんとする時も・いきをひを出す事は・ただをなじき
事なり、日蓮守護たる処の御本尊を・したため参らせ候事も獅子
王に・をとるべからず」
• 勇気ある信心こそ師弟の証
• 御本尊の力用と祈りの力
– 「又此の曼荼羅能く能く信ぜさせ給うべし、南無妙法蓮華経は獅
子吼の如し・いかなる病さはりをなすべきや」
• 確信を持って御本尊に祈念することが大事
• 御本尊への強い信は自身の仏性に対する強い信
経王殿御返事 3
• 勇気ある自立の信心
– 「十羅刹女の中にも皐諦女の守護ふかかるべきなり、但し御信心によ
るべし、つるぎなんども、すすまざる人のためには用る事なし、法華経
の剣は信心のけなげなる人こそ用る事なれ」
• 御本尊への勇気ある自立、自発能動の信心によって、仏界が顕われ、そ
れに応じて、環境も生命を守る働きをする=諸天善神。
• 自身に永遠の仏性が存在
– 「日蓮がたましいをすみにそめながして・かきて候ぞ信じさて給え、仏
の御意は法華経なり日蓮が・たましひは南無妙法蓮華経に・すぎたる
はなし」
• 御本尊へ信を深め、実践に励む時、大聖人と同じく、内奥の仏性を涌現
• 不可能を可能にする
– 「あひかまへて御信心えを出し此の御本尊に祈念せしめ給へ、何事か
成就せざるべき」
• 自身の仏性への確信を深め、不可能を可能にする力強い祈りが大事
上野殿御返事 1
• 背景
– 弘安3年(1280)南条時光が自身の苦境にも
かかわらず大聖人のもとへご供養をされたの
に対して供養の功徳の大きさを述べられてい
る
– 南条時光は幕府の御家人で富士郡上野郷の
地頭、日興上人を師兄と仰いで信心に励まれ
た。
上野殿御返事 2
• 他者への思いやり
– 「仏になりやすき事は別のやう候はず、旱魃にかわけるものに水をあたへ・寒冰に
こごへるものに火をあたふるがごとし」
• 成仏の根本的実践は唱題だが、他者への同苦、思いやる慈悲の心がー仏にやすやすと
なるーための鍵
• 幸福の道を教える
– 「人のものををしふると申すは車のおもいけれとも油をぬりてまわり・ふねの水にう
かべてゆきやすきようにをしへ候なり」
• 人々に仏法を教えるということは、信行学の実践によって生命力が増し、確信をもって人
生の苦難を乗り越えてけるよう手助けすること
• 真心のご供養
– 「かかる身なれども法華経の行者の山中の雪に・せめられ食ともしかるらんと・おも
ひやらせ給へるは・ぜに一貫をくらせ給へるは・貧女がめおとこ二人して一つの衣
をきたりしを乞食にあたへ・りだが合子の中なりし・ひえを辟支仏に・あたへたりしが
ごとし、たうとし・たうとし」
• 全人類の幸福を願う誓願を表現したもの
• 正しい団体に対して行うべきで、仏法をゆがめる団体への支援は不幸の原因を刻む
観心本尊抄 1
• 背景
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文永10年(1273)4月25日(佐渡流罪されて1年半)
佐渡於て富木常忍に送る
食糧不足、念仏者等命を狙う。
如来滅後五五百歳始観心本尊抄
法本尊開顕の書
大聖人御図顕の御本尊こそ末法の御本尊
一念三千の法門の確認
観心の本尊の「観心(成仏のための修行)」について述
べられている
– 受持即観心(御本尊を受持していくとこが末法の修行)
観心本尊抄 2
• 十界
– 瞬間瞬間変化する生命境涯を10種に分類
– 大聖人の仏法で大事なことは、今どの境涯かではなく、どのような境涯
を瞬間瞬間創造していくかです。
– 六道
• 瞋(いか)るは地獄・貧(むさぼ)るは餓鬼・癡(おろか)は畜生・諂曲(てんご
く)なるは修羅・喜ぶは天・平かなるは人なり他面の色法に於いては六道共
に之れ有り
– その環境に支配された状態
– 刻々と変化する状況に大きく影響される
– これを脱却するには強い生命境涯を築く
• 四聖
– 世間の無常は眼前に有り豈人界に二乗界無からんや、無顧の悪人も
猶妻子を慈愛す菩薩界の一分なり、但仏界計り現じ難し九界を具する
を以って強いて之を信じ疑惑せしむること勿れ
• 日常生活の変化に粉動されない幸福の樹立を志向する境涯
• 仏界は無限の慈悲と智慧を顕現した境涯で、すべての衆生を等しく成仏せ
しめようと努力
観心本尊抄 3
• 十界互具
– 末代の凡夫出生して法華経を信ずるは人界に仏界を具足す
る故なり
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十界の各界に他の九界が具わっている
九界の衆生にも必ず仏界が具わっている
この法理によって仏と衆生の間になんの隔たりも存在しない
衆生の環境のいかんにかかわらず内なる仏界の生命を顕現可
• 受持即観心
– 観心とは我が己身を観じて十法界を見る是を観心と云うなり
• どんな環境におかれても私たちの生命に十界のすべてが、とりわけ、
仏界が具わっていると覚知すること
• それは御本尊を信じ自行化他にわたって南無妙法蓮華経と唱題するこ
と