認知症の理解啓発資料 - 岐阜県グループホーム協議会

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Transcript 認知症の理解啓発資料 - 岐阜県グループホーム協議会

みんなで、
認知症について
考えてみましょう。
(帰宅願望編・その1)
〔認知症の理解啓発資料〕
特定非営利活動法人
岐阜県グループホーム協議会事務局
〔資料提供〕
社団法人 認知症の人と家族の会
「おばあちゃん、どうしたの?」より
あなたの家には
「おじいちゃん」「おばあちゃん」がいます
か?
「おじいちゃん」「おばあちゃん」のこと、
そして「もの忘れ」などのことを
みんなによく知ってもらうために作りました。
お話のなかで、おばあちゃんとその家族に
さまざまな「事件」が起こります。
どうすれば、うまく解決できるか?
いっしょに考えましょう。
お話の登場人物紹介
ある夜の、
出来事です!
おばあちゃんが
夜中に・・・・・・
認知症のお年寄りが、家にいて帰ろうとするこうどう行動にはりゆうが
あります。
長く住みなれた家にいても、過去に生きる「おばあちゃん」にとっては、
そこは自分の家ではないように思えて、自分の頭の中にえがいている
「むかしの家」に帰ろうとしているのです。
「むかしなつかしい場所」や「むかし住んでた家」などに、行ってしまうこ
とがありますが、たどり着けないことがしばしばあるので「ちゅうい!」が
ひつようです。
道にまよって「行方不明」になったり、「交通事故」にあったりするので、
まよっているお年寄りを見かけたら、声をかけてあげてください。
また、認知症のお年寄りは、こうした事を毎日毎日くりかえすので、か
ぞくのみんなが疲れてしまいますが、「おばあちゃん」とのこんくらべです。
でも、こうした行動がいつまでもつづくわけでもないことも覚えておいて
ください。
「おじいちゃん」や「おばあちゃん」
が、
自分が小さな頃に住んでた家や、
「おじいちゃん」や「おばあちゃん」
が、
入院していた病院へ、
行くこともあります。
それは、昔なつかしい場所に