インターネットの不思議探検隊
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Transcript インターネットの不思議探検隊
インターネットの不思議、探検隊
本が出ます!
• 「インターネットの不思議、探検隊」
• 小学校高学年~中学生向け
• インターネットの仕組みを物語仕立てで、
わかりやすく解説する本
– 著:村井 純
– 出版:太郎次郎社
– キャラクター原案: 松永敦子
– ストーリー: 斉藤賢爾
登場人物
• 主人公「あっちゃんこ」
– 幼稚園に通う年頃の、
ちょっとおませな女の子。
好奇心が旺盛。
– 柿の種から生まれた
– 驚くと「んがも!」と叫ぶ
登場人物
• 主人公のともだち「ケンチャ」
– インターネットとつながるスー
パーロボット。あっちゃんこた
ちと一緒に暮らしている。
• GPS搭載
• 空も飛べる
登場人物
• 主人公のともだち「パピーちゃん」
– スパニエル系の優しい仔犬。あっちゃんこたちと
一緒に暮らしている。
登場人物
• 工学博士「純ちゃん」
– この物語の語りべ。イン
ターネットのえらい人と
思われている節がある
が、本当は関西風に言う
と、えらいインターネット
な人。
純ちゃん
あらすじ
• あっちゃんこ、スーパーロボットのケンチャ、仔犬のパピー
ちゃんの3 人組は、ふとしたことから深い穴に落ちて、遠い
知らない場所に出てきてしまいます。
• すかさずケンチャはインターネットであっちゃんこのお母さん
と連絡をとりますが、あっちゃんこには不思議でなりません。
• インターネットの不思議に目覚めたあっちゃんこは「イン
ターネットの不思議、探検隊」の結成を宣言。ケン
チャ、パピーちゃんも巻き込んで、不思議の解明に乗り出し
ます。
内容ぎっしり!!
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パピーちゃんコード
暗号
自律分散
IPv6
インターネット自動車
• インターネットの基礎から最先端の話まで!
今秋発売予定!
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各方面からの注目を浴びています
売り切れが予測されます
初版部数 5,000部
本体価格 1,800円
買ってね!!
世界初!
• AutoID center の規格に準拠した autoid タ
グが本につきます。
• 商品にautoidタグがついて世間に出回るの
はこれが初めてのケース
– 今まで、いろいろな実験は行われてきたけれど、
実際にタグをつけて、商品として販売するのはこ
れが初の試み
初めてモノにRFIDをつけて売る
口で言うのは簡単なんですが…
やってみると、大変なんです!
コストの問題
• タグのお値段 : 10,000個で25万円
• 本1冊の本体価格1,800円
• 貼り付けるためのコストも考えるとギリギリ
– (タグのコストは研究費からといううわさも)
– (赤字といううわさも)
ちゃんと読み取れるか
• 今回のリーダーの読み取り範囲は1~2m
• 電波を遮断するものがあると、さらに電波は
届かなくなる
– 紙: 水分を含んで電波を遮断する
– インク: インクの色により含まれる成分が電波を
遮断する
耐衝撃性
• ICチップ自体はだいじょう
ぶだが、チップとアンテナの
接合部が壊れやすい
• 表紙
– 本が積み重ねられたときの
圧力でこわれる
• 背表紙
– 製本の際に背表紙を下にし
て
とんとん、とそろえられる
返本・交換への対応
• 本は売れなかった場合、書店から返本される
• 返本された本は、カバーを換えたり、きれいにして再び出荷
される
• タグがついていたら、タグが壊れていないかチェックし、壊れ
ていたら交換する
• なので簡単に取り外せて交換できることが望ましい
• しかし、簡単に取り外されると万引きされる
消費者に理解してもらえるか
• 固体識別できるRFIDのついたID
• トレーサビリティについてどう考えるか
• 消費者へどうやって説明し、理解してもらうか
どこに、どうつけるか
• リーダーでIDを読み取れる場所
• 製造・流通・消費の中で衝撃があまり加わら
ない場所
• 返本時・故障時に簡単に取り替えられるが、
そう簡単に取り外せない取り付け方法
• 取り付けにコストのかからない場所・方法
• タグがついていることを消費者が認識できる
場所・方法
EPCコードはどうするか
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太郎次郎社が初めてのEPC Managerコード割当?
プレフィックスは特別な番号を割当
一冊一冊、別々のSerial Numberがつく
EPCコードは目でわかるように印刷してはりつける
タグをくっつけてどうするの?
• 子供たちに、遊んでもらおう!
– WebからEPCコードを入力して持ち主登録
– 本をリーダーのあるところにもっていくとそこに
行った事が記録される
– 日本全国のいろいろなところにあるすべてのリー
ダーをまわると「インターネット博士」になれる!
However..
• リーダーは高いので、あんまりたくさん置くことはで
きない。
• リーダーのある場所に配する人のコストもかかる。
リーダーこんなの
日本科学未来館
• 「インターネット物理モデル」のある日本科学未来館
でのイベント
AutoID Center ボードミーティング
• 10月に開かれる AutoID Center ボードミー
ティング@六本木ヒルズ
– 初めてタグのついた本としてお披露目
– 書籍をボードに配布
– 1週間ぐらいの常設展示
• 小学校のクラスごと招待。
– 小学生にお勉強してもらう&買ってもらう
地方の友達もいっしょに勉強
• リーダーのある場所にいけない地方のお友達も
ウェブサイト上で、みんなでいっしょにお勉強。
• Webで登録した人どうしでコミュニケーションをと
れる。
今後に向けて
• あらゆる商品について同じ問題が
– 耐障害性の確保
– 電波の到達性の確保
– コスト
– 消費者の理解
たとえば缶入り清涼飲料水
• 水は電波を通しにくい
• 金属は電波を通しにく
い
• 箱の中にぎっしり詰め
られた缶
• 1缶あたりの販売単価
は120円
まとめ
• 「インターネットの不思議、探検隊」が出版さ
れます
• AutoID Centerの規格に準拠したRFIDタグ
が初めてつきます
• 子供向けに、いろいろなところでRFIDタグを
使ったイベントをやります