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地球温暖化についての研究 さぬき市立大川第一中学校 パソコン部 1年 坂東 1 研究しようと思ったわけ 自然環境についてのニュース 「今、地球温暖化が急速に進んでいる!」 地球温暖化が進むしくみを 実験で確かめたい。 2 研究の内容 実験で確かめたいこと ①地球の二酸化炭素 が増えると気温が 上がるのは本当か? ②二酸化炭素を 海水が吸収する量 はどれくらいか? ④海水と真水では どちらが二酸化炭素を 多く吸収するのか? ③温度が上がると 海水が二酸化炭素 を吸収する量が変化 するのは本当か? ⑤温度が上がることにより 海水自体のかさが 増すのは本当か? 3 研究の方法 実験方法を考えて実験をする。 4 研究結果と分かったこと 実験結果から 実験1 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上が るのは本当かどうかを確かめる。 (実験方法) ペットボトルを 大気につつま れた地球と見た て、二酸化炭素 の量の違いに よって温度の上 昇に変化があ るのかどうかを はかる。 ペットボトルA 二酸化炭素を充満させる。 ペットボトルB 周辺の空気を入れる。 実験1 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上が るのは本当かどうかを確かめる。 (実験方法) ペットボトル AとBを60℃ の湯につけ て、ペットボ トルの中の 温度の変化 をはかる。 60℃の湯 実験1 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上が るのは本当かどうかを確かめる。 47 5分後に2℃の 差がついた。 45 43 41 39 37 35 0分後 3分後 5分後 ペットボトルA(二酸化炭素を充満) ペットボトルB(周辺の空気) 実験1 (実験の目的) 地球の二酸化炭素が増えると気温が上が るのは本当かどうかを確かめる。 (実験結果から考えたこと) 二酸化炭素は、熱を逃げにくくする働きが あるのではないか。 5分間で、2℃の差がつくということは、 これから地球の二酸化炭素が増え続け、年単 位の時間がたつと、とてつもない温度上昇が おこるのではないか。 実験2 (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではど ちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化 炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験結果) 上水 が位 るが 海水 真水 温度 海水の 上 昇 真水の 上 昇 15℃ +2.3㎝ +3.0㎝ 25℃ +1.8㎝ +1.9㎝ 40℃ +0.9㎝ +1.0㎝ 実験2 (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではど ちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化 炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験方法) 2つのペットボトルに 海水と真水を入れ、 温度を、15℃と25℃ と40℃に調節する。 海水と真水を入 れたペットボトル に二酸化炭素を 入れる。 それぞれの ペットボトルを よく振る。 海水と真水が二酸 化炭素を吸収すると、 二酸化炭素が減っ た分ペットボトルが へこみ、水位が上昇 すると考えられるの で、水位の変化を 計って記録する。 (実験の目的) 実験2 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではど ちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化 炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 海水と真水が二酸化炭素を吸収する量 (実験結果) 3 2.5 上昇水位㎝ 2 海水 真水 1.5 1 0.5 0 15 25 40 水温℃ 1.海水も真水も二酸化炭素を吸収する。 2.海水よりも真水の方が二酸化炭素を多く吸収する。 3.温度が上がると吸収する力は低下する。 実験2 (実験の目的) 二酸化炭素を海が吸収しているのは本当か、海水と真水ではど ちらが二酸化炭素を多く吸収するのか、温度が上がると二酸化 炭素を吸収する量が変化するのは本当かなどを確かめる。 (実験結果から考えたこと) • 真水が海水よりも多く二酸化炭素を吸収するという結果は意外 だった。もしかすると、海水はすでに二酸化炭素を多く含んでいて、 吸収力がなかったのかもしれない。 • もし、地球上の海水が、二酸化炭素の吸収量が限界にきている とすれば、排出される二酸化炭素は海水に吸収されずに、大気 中の二酸化炭素が増え続けることになる。 • このまま地球の温度が上がると、海水や真水の温度も上がって、 二酸化炭素を吸収する力がますます低下し、さらに気温が上昇 するという悪循環になると考えられる。 実験3 (実験の目的) 温度があがることにより海水自体のかさが増すの は本当かを確かめる。 (実験方法) ビーカーに100ml の海水を入れ、 50℃の湯につけ 温め、水位の変 化を測る。 50℃の湯につける 実験3 (実験結果) (実験の目的) 温度があがることにより海水自体のかさが増すの は本当かを確かめる。 水位が1㎜上昇した。 (実験結果から考えたこと) たった100mlだった海水が、1ミ リ上昇するということは、大きな海 なら、この実験とはくらべものにな らないくらいに、水位が上昇するの ではないか。 5 研究を終えての感想 • 実験方法を考えることは楽しかった。 • 思っていた以上に結果がはっきりと出 てよかった。 • 地球温暖化について、知らなかったこ とや分からなかったことがわかり、環境 問題の深刻さがよく分かった。 • これからは、自分にできる温暖化防止 対策をしていきたい。 温暖化防止策 自分たちにできること •公共の乗り物を利用する。週2日8kmの運転を止 めたとして年間約185kgの二酸化炭素を削減できる。 •家族全員でシャワー時間を減らす。1人が1日1分 短くすることで、年間約65kgの二酸化炭素を削減で きる。 •買い物袋を持ち歩く。包装していない商品を選べ ば年間約58kgの二酸化炭素を削減できる。 •車の法定速度を守る。 •テレビ利用を1日1時間減らす。 •エンジンをつけたまま長時間停車をしない。 END