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学生の自主・自立を支援する個別重視型教育
Just for You & Just in Time Education
東京電機大学 情報環境学部
学生の自主・自立を支援する個別重視型教育
Just for You & Just in Time Education
大学へ入学する学生の多様化への対応
従来から伝統的に実施されてきた大学にお
ける教育方法を抜本的に見直すことが必要
何をどのように教えるか
個別重視型教育の概要
大学の基本理念である実学尊重の精神
の下に学生の自主・自立、基礎学力重視
問題発見・解決能力、創造性、グローバ
ル性を育成するために、時代に適合する
個別学習教育を重視する特色ある教育
システムを構築した 。
“個“重視の教育


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


動機付け導入教育
学年制の廃止と必修科目の廃止(事前履修
条件)
授業料の履修単位従量制、GPA,履修制限
授業形態の改善と工夫
問題発見・解決能力の高揚、創造性の育成
のための工夫
(プロジェクト科目の導入)
高大接続教育
国際化対応力の強化
エクステンションプログラム
これまでの成果について
教育支援システムの開発
動機付け導入教育



導入教育
入学後,約2週間の集中講義
“カリキュラム計画”
パソコンのセットアップ(ネットワーク等)
卒業までの時間割の作成(ダイナミックシ
ラバス)
“ワークショップ”
チームを組んだ物つくり等を通して以降の
学部教育への興味を喚起させる。
習熟度別クラス編成
英語はTOEIC,数学は独自のプレースメント
テストによるクラス分け
TAとSA(Student Assistant)の活用
大学院生や上級生によるパソコン操作の指
導等 PCデスクの設置
カリキュラム計画
ワークショップの例
学年制の廃止と必修科目の廃止
セメスター制と単位制の重視
授業料の履修単位従量制
 事前履修条件の導入
 GPAの導入
履修制限、大学院進学等に活用

事前履修科目の表示例
授業形態の改善と工夫


授業時間に対する工夫(50分・75分授業)
集中力、スキルを必要とする教科は50分
週3回の講義が基本。
知識吸収、実習等の科目は75分週2回
自己学習を支援する種々のネットワークシス
テム (電子化された講義内容の有線・無線
LANによる利用 )
続き
ネットワークを利用する教員と学生、
学生と学生間のクラス全体が協調す
るインタラクティブ授業。
 ネットワークを利用する試験システ
ム
オフラインによる理解度テスト、一斉
期末試験への利用
 座学に実験・実習を組みこむ

問題発見・解決能力の高揚、創造性
の育成のための工夫

プロジェクト科目の設置
インハウス型インターン
シップ科目
産学連携・地域(自治体)との連携
高大接続教育
入学時のプレースメントテストにより
習熟度別少人数クラス編成を行って
いる
 推薦入試、AO入試による入学予定
者に対し数学と英語の入学前教育を
集中講義で実施し、50名程度が参
加した。

国際化対応力の強化



欧米、アジアからの留学生と日本人学生との相互
交流
語学は実用英語に特化し、TOEICベースとした
短期留学等による異文化体験の勧め
エクステンションプログラム
主なプログラム名(平成16年度)


補講、基礎、応用・実践プ
ログラム、資格試験関連プ
ログラムを開設。(1月、3
月)
毎年すべての在校生に提
供しているプログラムであ
るが、今年度より生涯学習
コミュニティーコースとして
地域を含む一般社会への
開講を予定している。
制御システムにおける情報の役割
物理に自信がない人のためのエレクトロニク
ス基礎講座
コンピュータグラフィックスのための数学
コミュニケーションロボットのための画像処理
映画で学ぶアメリカ文化と社会
対人関係の心理学
ソフトウェア開発技術者試験対策
基本情報処理技術者試験(午前)の徹底演
習
TOEIC600点対策復習と就職試験対策英語
講座
TOEICスコア(350-400点)を対象とした
TOEIC学習
プログラム例(全体では30~40テーマ)
授業評価
学生による授業評価(オンライン、リアルタ
イム評価になっている。学部内の教員はす
べての評価内容が閲覧できる)
 教員間のクラスビジット
(クラスビジットアンケート用紙、今年度より
用紙は使用せず)
 教育改善特別委員会(時限委員会)
(ワーキンググループへの学生参加)

短期授業評価
授業の評価
学生と教員の
コミュニケーション
より良い授業
毎回,授業アンケートを行い,集計し,
次の授業の改善を行う.
問題点
集計の負担
パーソナライズドウェブページによる
授業アンケートシステムの開発
フィードバック
効果
SIEMの概念 ー 授業評価の例
(Systematical Information Education Method)

継続的測定法(モニタリング)
 ARCSモデルの枠組(J.M.Keller)
 独自の項目を追加

教授システム
 系列位置効果に基づいた授業構成
 モデリング学習と発見学習の要素を持つ
 スモールステップの導入
 即時フィードバックの導入
 ティーム・ティーチングの導入
①時系列評価
前期モニタリング
中期モニタリング
後期モニタリング
⑤授業にフィードバック
②因子の相関を分析
SIEMの効果
④モチベーションの向上を
期待できる授業内容,教
授方法をアレンジ
③モチベーションを低下さ
せている要因に対して,向
上できる内容,教授方法
を探る
注意因子
1. 自分が入力したプログラムの動作結果を見るのは楽しいですか.
2. 授業では好奇心を刺激されますか.
3. 授業内容はマンネリであると思いますか.
関連性因子
4. 授業の内容は親しみやすいですか
5. 授業の意義や目的がはっきりしていますか.
6. 将来に役立つと思いますか.
自信因子
7. 自分の到達すべき学習の目標がはっきりしていますか.
8. 授業中にできた・わかったという実感がありますか.
9. 授業で学習したことを基にして,自分で工夫し勉強してみようと思いますか.
満足感
10. 努力すればしただけの学習成果(できるようになる)がありますか.
11. 教員やクラスのメンバーは好意的ですか.
12. 演習問題などは授業内容と一致していますか.
独自に追加した因子
13. 休まずに出席しようという意欲が起こる授業ですか.
14. 授業での自分の参加態度は積極的ですか.
15. もっとプログラミングの勉強を努力しようと思いますか.
16. 授業中,学生・教員などとのコミュニケーションはありますか.
17. このプログラミングの授業は楽しいと思いますか.
18. このプログラミングの授業は理解しやすいですか.
19. プログラミングを学習することは重要だと思いますか.(重要度)
20. 現在の時点で,プログラミングの知識・技術は身についていると思いますか.
21. もっとプログラミングの知識や技術を高めたいと思いますか.(期待度)
モニタリングに使用した
質問項目
授業形態の
改 善
動機付け
教育科目
教育支援
カリキュラム計画
(卒業までの時間割作成)
毎年バージョンアップ版を提出
履修科目のインセンティブを持つ
ワークショップ
(もの作りとチーム作業)
エクステンション
プログラム
実学尊重
講義
50分週2回~4回
実習・実験
75×2週2回
産学連携プログラム
プロジェクト科目
卒業研究
学生
ダイナミックシラバス
履修登録 GPA
事前履修条件
単位重量制
1月~3月
学生の自主的取り組み
当該年度の復習
次年度への準備
資格取得準備
技術は
人なり
学生の自主
自立性の促進
有線・無線LANによる
授業コンテンツの利用
個人専用webページ
講義支援
IT教育
(教員~学生間・学生
相互の教育)
講義の電子化
ファイル
専門
一般
ペホ
ーー
ジム
情報
公開
実習等支援システム
プロジェクト科目
卒業研究
企業
素養・実習
国際化対応力
75分週2回
英語:TOEIC
50分週3回
評 価
学生による授業評価
教員間のクラスビジット
教育改善特別委員会(学生参加)
R&D
TLO
学生のグローバル性
の育成
東京電機大学情報環境学部ダイナミックシラバスの概念
情報環境学部の運営方針
・学年制なし
教務事務 ・マスタデータの登録
・履修計画進捗の管理
・カリキュラムは学生が各自作成
・履修費の管理
・履修費は履修単位数による従量制
・履修データの登録
教学システム
教員
・シラバスの登録
・学生への連絡
・質問への回答
連携
・授業の連絡
ダイナミックシラバスの目的
・履修計画構築支援
・履修登録・履修費管理
ダイナミックシラバス
・授業運営支援
学生
・ 4年間の履修計画の作成
・時間割のシミュレーション
インターネット
学生
・シラバスの照会
・授業に対するコメント
・先生への質問
・履修費の振込み
・履修登録
時間割作成の主な流れ
①各自の目標に沿った科目の選択
事前履修条件
GPAによる履修上限単位数
卒業所要単位の修得
②時間割のシミュレーショ
ン
③当期時間割の完成
卒業者
大学院進学率
大学院進学者
就職希望者
就職決定者
就職内定率
工学部第一部
869
187
21.5
595
566
95.1
理工学部
761
166
21.8
487
454
93.2
情報環境学部
165
48
29.1
112
108
96.4
平成13年度入学者の「4年後の人数」および「4年間の退学者・除籍者数」
(編入学者を除く)
平成13年5月
1日
平成17年3
月1日
早期卒業
者
飛級者
純粋な
除籍・退
学者
純粋な純除
籍退学者
の%
第一
部
1043人
953人
0人
90人
8.6%
理工
学部
914人
796人
11人
107人
11.7%
SIE
211人
184人
9人
18人
8.5%
教育支援システムの開発
ダイナミックシラバスの導入
 キャンパス内有線・無線LAN
 学生は自宅からブロードバンド接続可能
 オンライン、リアルタイム授業評価システム
 PWP(個人用webページシステム)

本学で開発・運用している教育支
援システム
ダイナミック
シラバス
教務
教学システム
電子掲示板
パーソナライズド
ウェブページ
プロジェクト科目
支援システム
教育支援
システム
授業
アンケート
資料配布
試験システム
ネットクラス
ルーム
レポート
システム
教育
PWPの操作画面
レポート提出画面
InfoLeadシナリオコンテスト 優秀賞(平成15年3月)
電
子
情
報
通
信
学
会
学
生
奨
励
賞
(
平
成
十
七
年
今後の展望
地域との連携によるインキュベーションセ
ンターの設置と学生の参画
 生涯学習のための産学連携授業コンテ
ンツの開発
 ボランティア科目の有効活用
