イスラエル旅行準備会

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Transcript イスラエル旅行準備会

イスラエル旅行準備会
第四回(2013年2月11日)
訪問地の聖書背景
2月20日(水)

海岸地域からガリラヤへ
•
•
•
•
•
シャロン平原にある「カイザリヤ」
海岸の平原をさえぎる「カルメル山」
古から最終戦争まで「メギド」
ガリラヤとサマリヤを断ち切る「イズレエル平原」
主が育った「ナザレ」
カイザリヤ
ヘロデが建てたローマの貿易都市。初の海
中コンクリート防波堤。
 ユダヤ属州の首都として発達。ローマ総督は
ここに住み、ユダヤ人の祭りの時にアントニ
ア要塞に駐屯。
 風紀の悪い町でもあった。

異邦人への宣教
伝道者ピリポの滞在地(使徒8:40;21:8)
 回心したパウロをこの港からタルソへ(9:30)
 百人隊長コルネリオの回心(10章)
 ヘロデ・アグリッパ一世の死(12:19‐23)
 パウロがエルサレムの途上に滞在(18:22)

異邦人への宣教
パウロ、ピリポの家に滞在(21:8‐16)
 パウロの幽閉(23:22‐35)
 三つの裁判(24-26章)

• ペリクス
• フェスト
• アグリッパ二世
•だ

パウロ、ローマへの道(使徒27:1)
カルメル山
北西から南東に走っている、なだらかな山の
連なり。
 北西はそのまま地中海に突っ込んでいる。
 カルメル=「神のぶどう園」
 シャロン平原とアシェル平原を断ち切る。
 ヨシュアが取り(ヨシュア12:22)、アシェル・ゼ
ブルン・イッサカル・マナセの境になる。

カルメル山

エリヤとバアル預言者の対決(1列王18:18‐46)
• レバノンのツロやシドンとは経済的友好関係
• 山によってバアル信仰が入って来ていなかった
が、アハブ王がシドン王の娘イゼベルを妻にする
ことによって導入。
エリシャの滞在(2列王2:25;4:25)
 詩歌や預言書

• 美しさ(雅歌7:5)、豊かさ(イザヤ35:2)、威光(エ
レミヤ46:18)、繁栄と幸福(同50:19)
• 神の裁き(ナホム1:4、イザヤ33:9)
メギド
カルメル山脈の終わりにあり、海沿いの道
(ヴィア・マリス)がツロ行きの北道とダマスコ
行きの東道に分かれる。
 イズレエル平原が東に広がる。
 テル(古代遺跡の丘)は25層にもなっている。
→古代から現代、そして将来に至るまでの戦
いの集結場。

メギド
カナン時代
 アマルナ書簡(エジプトの王とカナン人の王と
の戦い)
 ヨシュア、メギドの王を倒す(ヨシュア12:21)
 カナン人、力を維持(士師1:27)
 シセラとの戦いの一部(士師5:19)
メギド
王国時代
 ソロモンの要塞の町(1列王4:12,9:15)
 アハズヤ王、エフーに追われて倒れる(2列
王9:27)
 ヨシヤの死(2列王23:29-30,2歴代35:22-24,
ゼカリヤ12:11)
 アッシリヤの王ティグラテ・ピレセルがこの地
域を占領(2列王15:29)
メギド
近代と将来
 オスマン・トルコに対して英軍将軍アレンビー
が決定打、「メギドの主」という称号を受ける。
 ハルマゲドン=メギドの丘(黙示16:12-16)
• 終わりの日に、神とキリストに対して世界の軍隊
が集結することは、旧約聖書のテーマの一つ。
(例:詩篇2篇)
イズレエル平原
カルメル山の北(キション川が流れる)から東
に広がる、イスラエル最大の谷。
 穀倉地帯
 ヴィア・マリスの道であり、大陸間の行き来を
可能にした。

• 貿易
• 軍隊の衝突

ギリシヤ語名は「エスドラエロン平原」
イズレエル平原

イズレエルの谷を囲む山
• 北:ガリラヤ地方(ナザレ等)
• 東:タボル山
• デボラとバラクのカナン人との戦い(士師4:12-16)
• 南東:モレ山
• ギデオンの戦い、メデヤン人の陣営(士師7:19-23)
• シュネム(南)とナイン(北)の町。どちらも命が生き返った。
• 南南東:ギルボア山
• サウル、ペリシテ人に敗れる(2サムエル28:4)
• 南:エフライム山地
• 西:カルメル山
イズレエル平原
イズレエル平原

七つの峠(要塞の町があった)
•
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キション峠(北西)
ヨクネアム峠(西)
メギド峠(南西)
タナク峠(南)
サマリヤからのジェニン下り坂(南)
ベテ・シャン峠(南東)
タボル峠(北東、ガリラヤ湖へ)
イズレエル平原

イズレエル平原の名称:「イズレエル」
• イッサカルの町(ヨシュア19:18)
• サウルの陣営の一部(1サムエル29:1)
• アヒノアム(ダビデの妻)の出身地(1サムエル
25:43)
• アハブ王の冬の宮殿(1列王21:1)
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•
エリヤとアハブがここに行き着く(1列王18:45-46)
ナボテのぶどう園事件(1列王21:1-29)
エフーの反乱、イゼベルの死(2列王10:14-36)
ホセア書で覚えられるイズレエルの血(1:3-5)
イズレエル平原

歴史で見る戦い
•
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トトメス三世、ラメセス二世(古代エジプト)
ネブカデネザル(バビロン)
サルゴン、セナケリブ(アッシリヤ)
パロ・ネコ(エジプト)
アレキサンダー大王(ギリシヤ)
ティトス(ローマ)
リチャード一世(イングランド、十字軍)
サラディン(イスラム、十字軍との戦い)
ナポレオン(フランス)
アレンビー(英軍)
ナザレ
イエスの時代は120-150人の小さな村
 ヨセフとマリヤの家(ルカ1:26-28)
 イエスの家(マタイ2:23等)
 名もない町(ヨハネ1:45-46)
 公生涯時、二度戻っておられる

• ルカ4:16-30、マタイ13:54-58

近隣に「セポォリス」という、ガリラヤの町が
あった。
2月21日(木)

ガリラヤ湖から北ガリラヤ、ゴラン高原の旅
•
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山上の垂訓の丘
(コラジン)
(ハツォル)
ダン国立公園
バニアス(ピリピ・カイザリヤ)
ベンタル山(シリヤとの国境)
山上の垂訓の丘
古代名はエレモス山
 カトリック伝承での位置(マタイ5-7章)

• プロテスタントの一派はハッティン峰であるとして
いる。
東にはカペナウムがあり、西にはゲネサレ平
野(マタイ14:34等)が拡がっている。
 何千人もの人が座っても十分な広さがあり、
また丘なのでイエスが座られても、皆が見る
ことができた。

コラジン
一世紀に建てられた町
 イエスが呪われた三つの町の一つ(マタイ
11:21-22、ルカ10:13-14)
 3-4世紀のシナゴーグがあり、「モーセの座」
と記されている石の座がある(マタイ23:2)。

ハツォル
イスラエル最大のテル(丘状遺跡)
 ヴィア・マリスにある町
 カナン人の連合軍の王国の町(ヨシュア11:15,10-13,12:19)
 士師エフデの死後、ハツォルの王がイスラエ
ルを虐げ(4:2,17)、バラクが奪還(4:23-24)
 メギドと並ぶソロモンの要塞の町(1列王
9:15)
 メギドと同じく地下水道がある。

テル・ダン
イスラエルの北端の町「ダンからベエル・シェ
バまで」(士師20:1,1サムエル3:20,2サムエ
ル3:10,24:2,1列王4:25,2歴代30:5等)
 アブラハムが五人の王からロトを奪還(創世
14:14)
 モーセがネボ山から見た北端(申命34:1)
 ライシュが元の名、ダン族が奪取(士師18章)

テル・ダン
ヤロブアムが建てた金の子牛の祭壇(1列王
12:28-33)
 エフーの宗教改革を免れる(2列王10:29)
 北からの侵略で、初めに倒れる(エレミヤ
8:16)
 預言書:エレミヤ4:15、エゼキエル27:19、
アモス8:14

テル・ダン

テル・ダンでの発見
•
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•

カナン人の町
ヤロブアムが建てた町の門
ハザエルの言及した「ダビデの家」
町の外の市場(1列王20:34)
門での偶像(2列王23:8)
ダンは、ヨルダン川の源流の一つ
• ヘルモン山からの雪解け水と泉
バニアス(ピリポ・カイザリヤ)
旧約ではバアル・ヘルモン(士師3:3)、またバ
アル・ガド(ヨシュア11:17)
 ヘレニズム時代に、パン神の崇拝地となり、
アラビア語読みがバニアス。
 ヘロデ大王にアウグストがこの町を与え、カイ
ザルの宮をヘロデが建てる。
 ヘロデの子ピリポが、ピリポ・カイザリヤと名
づける。

バニアス(ピリポ・カイザリヤ)

ペテロがここで、イエスが神の御子キリストで
あると告白。(マタイ16:13-28、マルコ8:2730)

バニアスもダンと同じく、ヘルモン山のふもと
の泉から支流を作り、ヨルダン川を成している。
ベンタル山

シリアとの国境
• 1973年のヨム・キプール戦争の激戦地
• ダマスコは60キロ先にある

ダマスコ
•
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•
•
古代名「アラム」シリヤの首都
アブラハムがロトの救出のために追跡(創14:15)
ダビデの時代に戦うが従属(2サムエル8章)
南北分裂時代、王ベン・ハダデやハザエルがイス
ラエルを攻撃(1,2列王記)
• アッシリヤに攻められる(2列王16:9)
• イザヤの預言:「永遠の廃墟」(17:1)
ゴラン高原(バシャン)
玄武岩の高地、北にはヘルモン山
 バシャンの王オグからイスラエルが奪取(民
数21章など)
 マナセ半部族に割り当てられる(ヨシュア
13:31)
 「ゴラン」はレビ人の町から(ヨシュア21:27)
 イスラエルとシリヤの緩衝地帯
 放牧の豊かな地(詩篇22:2、ゼカリヤ11:2)

2月22日(金)

ガリラヤ湖畔
•
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•
(ベツサイダ)
タビハ
カペナウム
ガリラヤ湖遊覧
エイン・ゲブにて聖ペテロの魚
ミグダル
アルベル山
ベツサイダ
ヨルダン川の東、ガリラヤ湖の北東、「漁師の
家」の音訳が「ベツサイダ」。
 ゲシェル王の領地の一部とも(2サムエル3:4)
 国主ピリポ・ヘロデが「ユリアス」と改名。
 ペテロ、ピリポ、アンデレの故郷(ヨハネ
1:44:12:21)
 盲人を癒される(マルコ8:22-26)
 五千人の給食(マルコ6:45、ルカ9:10-17)
 イエスが退かれる所(ルカ9:10)
 イエスが呪われた町(マタイ11:21-22)

タビハ
伝統的な五千人給食の場(しかし、ベツサイ
ダが実際の場と思われる)
 カペナウム郊外の漁村、したがってペテロが
イエスから召しを受けたところとして記念され
る(ルカ5:1-11)。
 イエスの復活後、パンと魚を食べておられた
こと(ヨハネ21:1-4)も記念する教会もあり。

カペナウム



イエスの宣教活動の本拠地(マタイ4:12-13、9:1、
ルカ4:23)カナの婚礼の後にすぐにここに来られて
いる(ヨハネ2:12)
紀元前二世紀に始まった。ヘロデ・アンティパスが
ローマ兵の駐屯地を作る(ユダヤ人の会堂を建てた
百人隊長(ルカ7:1-10)
ペテロとアンデレの家(マルコ1:29)
• ペテロの姑を癒される(マルコ1:30-31)



会堂で教えられる、悪霊の追い出し(マタイ8:1415)
中風の人の癒し(同9:1-8、マルコ2:1-12)
取税人マタイを呼ばれる(マタイ9:9)
カペナウム
カナで、息子を直して欲しいとお願いしに来た
王室の役人はカペナウムから(ヨハネ4:46)。
 五千人の給食を与えられた後、いのちのパン
についての説教を行われた(ヨハネ6:16-59)。
 「ペテロの魚」(マタイ17:24-27)
 誰が偉大かの論争(マルコ9:33-37)
 コラジン、ベツサイダと並んでイエスが呪われ
た(マタイ11:23-24、ルカ10:15-16)。

カペナウム
名前はヘブル語で「ナホムの村」という意味。
 遺跡

• イエス当時の会堂跡とその上に建てられた後世
の会堂。
• ペテロの家と隣接する家々
• ダビデの星と契約の箱を彫ったもの
ガリラヤ湖
周囲53キロ、南北21キロ、東西に13キロ、
166平方キロメートルの面積。
 最大深度43m。海抜マイナス213m
 旧約聖書では「キネレテ湖」(民数34:11、ヨ
シュア11:2,12:3)。竪琴のヘブル語が由来。
 新約聖書ではゲネサレ湖(ルカ5:1)、ティベリ
ヤの湖(ヨハネ6:1,21:1)とも呼ばれる。
 約束の地の東の境界(民数34:11)

ガリラヤ湖
イエスの宣教の中心地(マタイ4:18など)
 豚がなだれ込む(マルコ5:1-20、その坂は今
はクルシと呼ばれ湖の東にある)。
 しばしば舟で渡られた(マタイ8:23,マルコ
8:10,ルカ8:22,ヨハネ6:1)

• 水をしずめられる(マタイ8:23-27,ルカ8:22-25)
• 水の上を歩かれる(マタイ14:22-23,ヨハネ6:1621)
ミグダル(マグダラ)
ヴィア・マリスがアルベルの谷を経て、ガリラ
ヤ湖畔に通じる重要な町。
 ナフタリの地(ヨシュア19:38)
 ティベリヤが出来るまで大きなユダヤ人の町。
当時は四万人が住む。
 土地が豊かで、水産業が盛んだった。

• ここで、イエス時代の舟が発掘された。

ユダヤ人反乱の拠点となり、多くが殺される。
ミグダル(マグダラ、マガダン)

ダルマヌタと同じ(マルコ8:10)
• 四千人の給食の後ここに来て、パリサイ人に天
のしるしは何かと議論をされる(マルコ8:11、マタ
イ15:39-16:4ここでは「マガダン」)。

マグダラのマリヤの故郷(ルカ8:2など)
アルベル山
ホセア書10:14の「ベテ・アルベル」はここかも
しれない。「シャレマン」はアッシリヤ王「シャ
ルマヌエセルの可能性あり(2列王18:9)。
 ガリラヤ湖の入口。
 ゲネサレ平野一帯が見渡せる。

マカベア家の反乱軍の避難所、
 ヘロデ大王が、ユダヤ人の反乱軍を掃討。

2月23日(土)

ガリラヤからヨルダン川沿いに南下、死海へ
の旅
•
•
•
•
•
(ハロデの泉)
エリコ
ヨルダン川でのバプテスマ
クムラン
エン・ゲディ
ハロデの泉

ギデオンとミデヤン人との戦い、口をつけて
水を飲んだか、手ですくって飲んだかの試し
を主が与えられた所。(士師7:1-7)
• その後、モレ山の南に陣を敷き、ミデヤン人は北
のイズレエル平原に。三百人で襲撃。
マムレクがモンゴル人を倒す(1260年)
 ハガナ(IDFの前身)の精鋭部隊パルマッハの
訓練場。

ヨルダン川
「下降する川」の意。
 「ヘルモン山(標高2,814メートル)などの連な
るアンチレバノン山脈やゴラン高原などに端
を発し、途中ガリラヤ湖となって北から南へと
流れ、ヤルムーク川・ヤボク川・アルノン川な
どの支流をあわせて死海へと注ぐ延長425キ
ロメートルの河川 」(ウィキペディアから)

ヨルダン川

カナン、約束の地など境界(民数22:1,申命
1:5,ヨシュア2:10,1歴代26:30等)
• ヤコブ、カナンの地に戻る(創世32:10)
• モーセ、川を渡ることを禁じられる(申命
3:27,31:2)
• イスラエル、この川を渡る(ヨシュア3:1‐17)
• 七つの部族の境
ヨルダン川

士師時代の戦い
• エフデ(3:28)、デボラ(5:17)、エフタ(10:8‐9)

サムエル記の時代
•
•
•
•
ペリシテ人の圧制からの逃亡(1サムエル13:7)
ヨアブからアブネル逃亡(2サムエル2:29)
アラム(シリヤ)をダビデ追跡(2サムエル10:17)
ダビデ、アブシャロムから逃げる(2サムエル
17:16、17:24)。そして帰還(19:15‐43)
• ヨアブの人口調査(2サムエル24:5)
ヨルダン川

南北分裂時代
•
•
•
•
•

エリヤ、烏に養われる(1列王17:3‐5)
エリヤとエリシャ、川を分ける(2列王2章)
ナアマン、癒される(2列王5:8‐14)
らい病人四人がアラム人追跡(2列王7:15)
アラム王ハザエルが征服した境(2列王10:33)
詩歌と預言書にあるヨルダン川
• ヨブ40:23,詩篇42:6,イザヤ9:1,エレミヤ12:5,エ
ゼキエル48:18,ゼカリヤ11:3
ヨルダン川

バプテスマのヨハネとイエス
• ヨハネの宣教地(マタイ3:1‐6など)
• イエスの受洗の地(マタイ3:13-17など)
• イエスの宣教地(マタイ4:15,25,19:1,マルコ
3:8,10:1,ルカ4:1,ヨハネ10:40)

千年王国の東の境(エゼキエル47:18)
参考:ギルアデ
ヨルダン川沿いを南下、東のヨルダンはヤボ
ク川のところまで「ギルアデ」と呼ばれる。
 ヤコブがラバンから逃げた所(創世31章)
 ヨルダン川を渡る前にエモリ人の王シホンか
ら取った土地(民数21章)。

• 二部族半の相続地。
• 祭壇をヨルダン川のほとりに築いたため、内乱の
危機に(ヨシュア22章)。

士師ヤイル、そしてエフタの出身地(士師1011章)
参考:ギルアデ

ヨルダン川とその渓谷のゆえ、サウルとダビ
デの時代、逃亡の場、態勢を整える場となる。
• ペリシテ人との戦い(1サムエル13:7)
• サウルの死体をヤベシュ・ギルアデの人が取る
(2サムエル31:11-13)
• イシュ・ボシェテがマハナイムからイスラエルを支
配(2サムエル2:8-10)
• ダビデとアブシャロムとの戦い(1サムエル17-19
章)
• ダビデを助けたバルジライの地(2サムエル
17:27)
参考:ギルアデ

ヨルダン川の東にあるゆえ、外敵によって攻撃を受
けた。
•
•
•
•
•


エリヤの故郷(1列王17:1)
アハブがラモテ・ギルアデで殺される(22:1-36)
エフーが油注がれる(2列王9章)
アラム王ハザエルが削り取った所(10:32-33)
アッシリヤ王ティグラテ・ピレセルが占領、民を捕らえ移し
た(15:29)。
乳香(エレミヤ8:22,46:11)と山羊(雅歌4:1,6:5)
新約時代はヘロデの領地「ペレア」またギリシヤの
中の植民地「デカポリス」の一部
エリコ
主要道路にあるオアシスの町、分岐点として
数多く言及(民数22:1、申命32:49、ヨシュア
3:16等)
 棕櫚(=なつめやし)の町(申命34:3、ヨシュ
ア1:16等)
 ヨシュアによるエリコ陥落(ヨシュア6章)

• エリコは世界で発見された町で最古のもの
• 壁が崩れたであろう1400年頃の遺跡を発見
• ヨシュアの呪い成就(1列王16:34)
エリコ

預言者学校の一つ(2列王2章)
• エリヤとエリシャの会話
最後のユダの王ゼデキヤが捕えられる(2列
王25:5)、捕囚後、帰還民によって再建(エズ
ラ2:34、ネヘミヤ7:36)。
 新約時代のエリコ

• ヘロデ大王により建てられ、ヘロデ自身そこで死
ぬ。
• 良きサマリヤ人(ルカ10:30)
エリコ

盲人バルテマイの癒し(マタイ20:29-34,マル
コ10:46-52,ルカ18:35-43)
• 「彼らはエリコに来た」(マルコ10:46)と「イエスが
エリコに近づかれたころ)(ルカ18:35) → 古エ
リコから新エリコに向かっていた。

ザアカイの話(ルカ19:1-10)
• いちじく桑が今もエリコにある。

現代のエリコはパレスチナ自治区の町。1万6
千人が住み、農業が盛ん。
ユダの荒野(参考)
ワディ(涸れ川)・ケルト(エリコからエルサレムま
での渓谷)からネゲブまでの、死海の西に広
がる荒野。
 ベニヤミン族敗れる(士師20章)
 ダビデがサウルから逃げた場(1サムエル2326章、詩篇3)

• アブシャロムから逃げた時もここに来ている(2サ
ムエル17:16)
ユダの荒野(参考)

バプテスマのヨハネの活動場所
• 育ったところ(ルカ1:80)
• 召しを受ける(ルカ3:2)
• 宣教(マタイ3:1-4等)

イエスが誘惑を受けられたところ(マタイ4:1-4
等)
クムラン
塩の町(ヨシュア15:62)、ウジヤ王が建てた
やぐらの荒野(2歴代26:10)かも。
 新約時代、エッセネ派共同体の場

• 紀元前二世紀に移住、地震の後、再建(4B.C.6A.D.)
• ローマによって破壊(68A.D.)

死海文書の発見(1947年)
• それまでの旧約聖書の本文はマソラ(1008A.D.)。
紀元前二世紀の写本とほとんど変わらない(ロー
マ3:1)。
エン・ゲディ

死海付近におけるオアシス。
• エン・ゲディのぶどう畑(雅歌1:14)

ダビデの隠れ場(1サムエル24章、詩篇42)
• 鹿(詩篇42:1)

千年王国の死海での漁(エゼキエル47:10)
2月24日(日)

死海からネゲブへの旅
•
•
•
•
•
礼拝
死海遊泳
マサダ
テル・アラド
ミツペ・ラモン(ネゲブ)にて宿泊
死海
シリア-アフリカ大地溝によって、ガリラヤ湖、
ヨルダン渓谷、死海、アラバ、紅海は低くなっ
ており、死海は海面下420メートルという、世
界の陸地で最も低い地点。
 ヨルダン川などから水が流入するが流出する
のは水の蒸発のみ。したがって塩分やその
他の鉱物が残り、塩濃度は30パーセント。

死海
聖書での呼称:「塩の海」(創世14:3,申命
3:17)、東の海(ヨエル2:20,エゼキエル47:18、
ゼカリヤ14:8)、アラバの海(申命記3:17,2列
王14:25)
 五人の王と四人の王の戦い(創世14:1-12)
 イスラエル部族の境界(民数34:3,ヨシュア
15:2,5,18:9)
 御国において死海は癒え、魚も棲む(エゼキ
エル47:6-12)

マサダ
おそらくダビデの要塞だった(1サムエル
22:4-5,23:14,24:22)
 ヘロデ大王が建てた要塞(36B.C.)

• 自分の家族をパルティア人の侵略から守るため
にここに避難させる。

ユダヤ人反乱(66-73年)
• 熱心党の急進派「シカリ」が篭城
• エルサレム陥落(70年)後、エルアザル・ベン・ヤ
イルに率いられ967人の男、女、子供が篭城。
マサダ

ユダヤ人反乱(続き)
• ローマ軍一万五千人が包囲
• 73年、ローマの傾斜路により陥落。
• 直前に集団自決、2人の女と5人の子供のみ。

1838年に位置が発見され、1963年から本格
的な発掘。
• マサダのシナゴーグに、申命記33-34章、そして
エゼキエル35-38章が見つかった(涸れた骨の幻
も含む)!
アラド
聖書歴史と呼応する遺跡の宝庫
 地理的に戦略的な位置、貿易の中継地点

• 南はエジプト、東はヨルダン川、西はヘブロン経
由で地中海、北はメソポタミヤへの道

カナン人のアラド(下の町)
•
•
•
•
紀元前四千年代から定住
公的施設、宮、家屋、道具などが発掘
町の中央に大きな貯水槽
高い城壁に囲まれている
アラド

カナンのアラド
• アラドの王、ホル山でイスラエルを攻撃(民数
21:1-4)
• ヨシュアによって殺される(ヨシュア12:14)
• ケニ人が定住(士師1:16)

イスラエルのアラド(上の町)
•
•
•
•
オフィルの金に関連して、この町が戦略的重要性。
ソロモンが城砦を建設。
ヨシャパテが再建(2歴代19:4)
ヨアシュの水道(2列王12:1-18,2歴代24:13-26)
アラド

イスラエルのアラド(上の町)続き
•
•
•
•
•
•
ウジヤによる再建(2歴代26:10)
ヨタムによる再建(27:4)
アハズの時、エドムによる破壊(28:17)
ヒゼキヤによる再建(32:1-3)
ヨシヤによる再建(34:6)
ネブカデネザルによって最後の破壊
• エドムが占拠、イスラエル呪う(詩篇137)
アラド

アラド陶器片(紀元前600年頃)
•
•
•
•

ヘブル語が百以上
アラム語が九十
「ヤハウェの家」という言及
「エドム」と「ユダの王」の記載
代替の神殿(申命12:13-18)
• 祭壇、中庭、至聖所の発掘(ヤハウェとアシェラ
の礼拝)
• ヒゼキヤによる宗教改革(2列王18:4,2歴代
31:1)
ネゲブ

聖書の歴史
•
•
•
•
•
•
•
アブラハムの故郷(創世12:9,13:1,20:1,21:14)
イシュマエル(21:14,20-21)
イサク(24:62)
荒野の旅の舞台(民数10:12,12:16,13:3,26)
12人のスパイがここから派遣(民数13:17)
ヨシュア(ヨシュア11:16)、ユダ(士師1:9)が取る。
ツィケラグにダビデがいたとき、ここを略奪したと
偽る(1サムエル27:10)
• エリヤ、イゼベルから逃げる(1列王19:4-7)
• ペリシテ人、アハズから取る(2歴代28:18)
ネゲブ

聖書の歴史(続き)
• 詩篇126:4「ネゲブの流れのように」
• 預言書:エレミヤ(17:26,32:44,33:13)、エゼキエ
ル(20:46,47,21:4)、オバデヤ(1:19)、ゼカリヤ
書(7:7)
• アラバ、パランの荒野、シンの荒野

ナバテヤ人、ペトラからガザまでの「香の道」
ミツペ・ラモン

マクテシム(隕石孔の意)
• あばたのような穴が、死海の南端から一直線に
南西に向かって並んでいる。
• ソドムとゴモラを主が滅ぼされた時のものかもし
れない。「そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の
主のところから降らせ、これらの町々と低地全体と、その町々の住民
と、その地の植物をみな滅ぼされた。(創世19:24-26) 」
• マクテシュ・ラモン(長さ40キロ、幅10キロ、深さ
500メートル)
• マクテシュ・カタン(小さなクレーター)、マクテ
シュ・ガドル(大きなクレーター)
マクテシム
2月25日(月)

ネゲブからシェフェラの旅
•
•
•
•
•
•
ベエル・シェバ
(ラキシュ)
エラの谷
アドラム
ベテ・シェメシュ
ヤド・ハシュモナ
ベエル・シェバ

全イスラエルを表す言い回し「ダンからベエ
ル・シェバまで」(士師20:1,1サムエル3:20,2
サムエル3:10,1列王4:24-25,2歴代30:5等)
• ヨシュアの時代の割り当てはもっと南に延びるが、
ネゲブが広がるので実質的な町の最南端。

発展した理由
• ベエル・シェバ川、ヘブロン川、ベソル川、ゲラル
川の四つの涸れ川が集まっている。
• 西は海沿いの道、東は王の道、アラデ、エツヨン・
ゲベル、ボツラまで続く。
ベエル・シェバ

信仰の父祖の町(族長の墓があるヘブロンに次ぐ)
• アブラハムが交わした誓いの井戸と柳の木(創世21:2734)
• おそらくイサクの誕生(21:1-4)
• イシュマエルとハガルの追放
(21:14)
• イサクが、井戸について争った
所(26:23-25)
• ヤコブの故郷(28:10)
• エジプトに下るとき、ここに祭壇築
く(46:1)
ベエル・シェバ
士師時代:サムエルの息子(1サムエル8:2)
 王国時代(現在の遺跡はこの時代のもの)

• ダビデの人口調査(2サムエル24:7)
• エリヤがここからシナイに逃げる(1列王19:3-8)
• 宗教改革の場
•
•
•
•
祭壇の遺跡、ウジヤの時代の大地震の後
ヨシャパテ(2歴代19:4)
アモスの預言(アモス8:14)
ヒゼキヤ(2列王18:1-4)
シェフェラ




ユダヤ山地とペリシテ人の平野の間の低地(申命
1:7)
ギブオン人と戦う五人の王はここから出てきて、ヨ
シュアが制圧(ヨシュア9:1-2,10:40)
士師からダビデの時代、ペリシテ人との対決の場。
王国時代
• ダビデ時、オリーブや無花果を栽培(1歴代27:28)
• アハズ時、ペリシテ人に取られる(2歴代28:18)
• アッシリヤの南進(ミカ1:10-16)

ペトラのナバテア人に追われ、エドム人が移住、「イ
ドマヤ人」と呼ばれる。
シェフェラ

四つの谷と戦略上重要な町
• アヤロンの谷(ゲゼル、アヤロ
ン、ベテ・ホロン)
• ソレクの谷(ティムナ、ツォル
ア)
• エラの谷(ソコ、アゼカ)
• ツェファテの谷(マレシャ、モレ
シェテ・ガテ)
• ラキシュの谷(ラキシュ)
ラキシュ

ヨシュアがラキシュの王から取る。
• エジプトの外交文書「アマルナ文書」

ユダ王国において第二の町
• レハブアムによる要塞(2歴代11:9)
• アマルヤが殺される(2列王14:17-19)
• 紀元前701年、アッシリヤの王セナケリブ、ラキ
シュを攻め取り、ヒゼキヤ王のエルサレムを包囲
(2列王18:13-17)
ラキシュ

セナケリブ角柱
• ニネベで発掘「ユダヤ人ヒゼキヤに関していえば、私は彼
の46の城壁のある町々とそれらを囲む無数の小さな村
落を包囲し征服した。私は戦利品として、そこからあらゆ
る階層の20万150人、男女、馬、らば、ろば、らくだ、牛、
羊を連れてきて、数え上げた。彼自身(ヒゼキヤ)は、私
が王都エルサレムに篭(かご)の中の鳥のように閉じこめ
た。私は彼を見張り所で取り囲み、誰も彼の町に出入り
が出来ないようにした。・・・彼(ヒゼキア)は私のところに、
私の王都ニネヴェに、金30タラント、銀800タラント、最
良のアンチモニー巨大な赤い石の塊、象牙の装飾の寝
台・・・を持ってきた。彼は貢ぎ物を払い、敬意を表するた
めに彼の使者を送った。」
ラキシュ

ニネベの壁画
参考:マレシャ



ユダの町(ヨシュア
15:44)
鐘洞窟 – 五人の王
が投げ入れられた穴
ツァファテの谷
エラの谷

ダビデとゴリヤテの対決の谷(1サムエル17章)
アドラム

サウルから逃げたダビデの初めの隠れ場(1
サムエル22:1-2、2サムエル23:13)。
• 洞穴が多くある

六日戦争前も西岸とイスラエル領の休戦ライ
ンとなっており、無人化していた。
ベテ・シェメシュ
ダン族の相続地だったが、ペリシテ人が谷を
支配(士師1:34)。
 ダンが北に移動したのち、ユダ族のものとな
る。レビ人の町(2歴代6:59)
 ペリシテ人が奪った神の箱が戻ってきた所(2
サムエル6:9-21)

• 次に運ばれたキルヤテ・エアリムまでの道をディ
アゴナル道と呼ばれる。
• ヨシュアが五人の王の残党を掃討した道
• ソレクの谷とディアゴナル道の交差するところに
ベテ・シェメシュがある。
ベテ・シェメシュ

サムソンがソレクの谷のエシュタオルと故郷
ツォアルの間で活動(士師13:25)
• サムソンが愛したペリシテ人の女はティムナにお
り、ベテ・シェメシュから目と鼻の先。
ヤド・ハシュモナ

ユダ山地にあるモシャブ(家族労働の共同体)
• フィンランドのクリスチャンによって始められ、今
はイエスを信じるイスラエル人による経営になっ
ている。
アヤロンの谷を見下ろす
 隣にはキルヤテ・エアリム
 敷地内に、聖書時代の生活の教材がある。

アヤロンの谷
ヨシュアの戦い「日よ、月よ、とどまれ」(ヨシュ
ア10:12)
 ミクマシュでヨナタンがペリシテ人を打ち、掃
討のため追跡(1サムエル14:31)
 レハブアムが要塞化(2歴代11:10)
 アハズ時、ペリシテ人に取られる(28:18)

アヤロンの谷

その後の戦いの歴史
• ユダ・マカバイがギリシヤの王を打つ。
• ローマ総督ティトスがここに集結し、エルサレムを
包囲
• 第一次世界大戦に英軍がエルサレム制圧のた
め最初の戦闘を開始。
• 1948年のラトルンの戦いの後、無人化。
• 1967年にユダヤ側が制圧
キルヤテ・エアリム

名前の由来と他の名前
• 1歴代2:50,52
• キルヤテ・バアル(ヨシュア15:60)
• バアラ(ヨシュア15:9、2サムエル6:2)
ギブオン人の町の一つ(ヨシュア9:17)
 ユダが取り、相続の町の一つ(15:60)
 ダンが北へ移住する時の滞在地(士師18:1112)

キルヤテ・エアリム

神の箱の安置
• ベテ・シェメシュの神の箱が、アビナダブの家に二
十年以上留まる(1サムエル7:1-2)
• ダビデがここから神の箱をエルサレムに運ぶ(2
サムエル6:1-12)
2月26日

エルサレム旧市街と周辺(主にイエスの受
難)
•
•
•
•
•
•
•
•

オリーブ山
ゲッセマネの園
ベテスダの池
(エッケ・ホモ教会)&ヴィア・ドロローサ
聖墳墓教会
カルド
シオンの山(屋上の間)
(鶏鳴教会)
西壁トンネル(午後6時から)
エルサレム



「神の平和」の意。聖書の中で最も多く出てくる町(811回)
別名「シオン」
詩篇122篇
人々が私に、「さあ、主の家に行こう。」と言ったとき、私は喜んだ。
エルサレムよ。私たちの足は、おまえの門のうちに立っている。
エルサレム、それは、よくまとめられた町として建てられている。
そこに、多くの部族、主の部族が、上って来る。
イスラエルのあかしとして、主の御名に感謝するために。
そこには、さばきの座、ダビデの家の王座があったからだ。
エルサレムの平和のために祈れ。「おまえを愛する人々が栄えるように。
おまえの城壁のうちには、平和があるように。
おまえの宮殿のうちには、繁栄があるように。」
私の兄弟、私の友人のために、さあ、私は言おう。
「おまえのうちに平和があるように。」
私たちの神、主の家のために、私は、おまえの繁栄を求めよう。
エルサレムの聖書の歴史(主なもの)
アブラハム

•
•
メルキデゼクによる祝福(創世14:18-20)
イサクをささげる(モリヤの山)
ダビデ

•
•
カナン人のエルサレム王をヨシュアが倒す(10:23)
エブス人が住む(ヨシュア15:63,士師1:21)
•
•
•
•
レビ人とそばめは泊まらず(士師19:10-13)
ダビデが奪還(2サムエル5:4-10)
契約の箱の留まるところ(2サムエル6:1-19)
とこしえの神の家(2サムエル7:1-16)
•
揺がない都(詩篇125)
エルサレムの聖書の歴史(主なもの)
ソロモン

•
•
歴代のユダ王の都(2歴代10章以降)
バビロンによる破壊(2列王25章)


•
預言(ミカ3:9-12,エレミヤ7:1-15)、詩篇(137)
神殿再建

•
•

神殿(1列王8:1-11)と宮殿(9:19)
富強の町(1列王10:26-27)
ペルシヤ初代王クロス(エズラ1章)
城壁再建(ネヘミヤ1章)
詩歌と預言書に6千以上の言及
エルサレムの聖書の歴史(主なもの)

福音書の中心地
•
•
•
•


ヘロデ王の建てた神殿(ヨハネ2:18-20)
イエスの誕生後の献児、また例祭に参加
イエスが殺され、よみがえられた!(マタイ16:21)
イエスの預言、ローマによる破壊(ルカ21:20-24)
教会誕生と宣教の始まり(使徒1:8)
再臨の主の中心地
• ユダヤ人の帰還(詩篇126)
• 全世界の軍隊が攻め込み、主が戦われ、救われる(ゼカリ
ヤ12章)
• 主が立たれる(ゼカリヤ14:4,詩篇50)
• 全世界の民が礼拝しに来る(ゼカリヤ14:16-17,イザヤ2:24)
エルサレムの聖書の歴史(主なもの)

天のシオン
• 死んだ後に信者の集まるところ(ヘブル12:22)
• 新天新地において主が住まわれるところ
• 黙示21章の幻
• 詩篇の約束(46:4,48:1-2,87篇,99:2,132:13,135:21)
エルサレムの地図

旧約時代
• ダビデの町
• ソロモンによる拡張
• ヒゼキヤ時代の拡張
エルサレムの地図

新約時代
エルサレムの地図

現代
エルサレムを囲む
山(詩篇125:2)






ナビ・サムウィル
スコパス山
オリーブ山
つまずきの山
悪巧みの山
シオンの山
エルサレムの谷

ケデロン(キデロン)の谷
• 34キロ先の死海へつながる
• ダビデのアブシャロムからの逃亡(2サムエル15:23)
• 偶像を王が砕いたところ
• アサ(1列王15:13)、ヒゼキヤ(2歴代29:16)、ヨシヤ(2列王
23:4-7)
• イエスがゲッセマネへ渡られた(ヨハネ18:1)
• 将来、聖になることの約束(エレミヤ31:40)
• 神殿の丘とオリーブ山との間のケデロンの谷を「ヨシャパ
テの谷」といい、異邦人がさばかれる(ヨエル3:1-3,12,14,
マタイ25:31-46)
エルサレムの谷

ヒノムの谷
• 意味
• 堕落と罪の谷、ギリシヤ語では「ゲヘナ」
• エルサレムの西から南へを囲み、ケデロンの谷
につながる。
• ユダ族とベニヤミン族の境(ヨシュア15:8,16)
• アハズ、マナセが自分の子を焼く(2歴代
28:3,33:6)
• 「トフェテ」として知られ、ヨシヤが破壊する(2列
王23:10)
• 「血の畑」マタイ27:5-10,使徒1:18-19
エルサレムの谷

チオペロンの谷
• 神殿の丘、オフェル、ダビデの町の西を走ってい
て、ケデロンの谷とヒノムの谷のところで集合す
る。
イエスの最後の週
1. エルサレム入場
2. 宮清め
3. 日毎の出入り
4. 最後の過越の食事
5. 捕えられる
6. アンナスによる裁判
7. カヤパとサンヘドリン
による裁判
8. ピラトによる裁判
9. ヘロデによる裁判
10. ピラトによる十字架刑
11. ヴィア・ドロローサ
12. ゴルゴタと墓
オリーブ山

旧約時代
• ダビデの逃避(2サムエル15:30)
• 主の栄光が最後に去る(エゼキエル11:23)

イエスの時代
•
•
•
•
•
棕櫚の聖日(マタイ21:1-11等)
泣かれた(ルカ19:41-44)
終わりの日の話(マタイ24:3-25等)
退かれた(マタイ26:30,マルコ14:26等)
ここから昇天(使徒1:6-12)
オリーブ山

イエスの再臨
• この山に立たれて、真っ二つに分かれる(ゼカリ
ヤ14:1-5)

ゲッセマネがこの山にある
• マタイ26:30-56等
ベテスダの池
38年間、足なえの男が立ち上がった話(ヨハ
ネ5:1-9)。この事件が十字架へのきっかけ。
 神殿の用水

• 旧約時代
• おそらくアハズが作った「上の池」は北の池のこと(イ
ザヤ7:3)
• アッシリヤ王の使者ラブ・シャケ(2列王18:17、イザヤ
36:2)
• 紀元前三世紀に南の池
• 150B.C.-70A.D.は、医療と儀式のために用いら
れた。そこで奇蹟が起こる。
エッケ・ホモ教会
「さあ、この人です。(ヨハネ19:5)」
 神殿の丘の北にあるアントニア要塞、ピラトの
裁判の席「ガバタ(敷石)(13節)」のある所
 イエスを鞭打ちしたと考えられる場所

ヴィア・ドロローサ

イエスが十字架を背負い、ゴルゴダまで歩かれた道(カトリッ
クの伝承あり)
• 第一留 イエス、死刑の宣告を受ける (マルコ15:1-20等)
第二留 イエス、十字架を担わされる (ヨハネ19:17)
第三留 イエス、初めて倒れる
第四留 イエス、母マリヤに会う
第五留 イエス、クレネのシモンの助力を受ける (マタイ27:32等)
第六留 イエス、ヴェロニカより布を受け取る
第七留 イエス、再び倒れる
第八留 イエス、エルサレムの婦人らを慰める (ルカ23:28)
第九留 イエス、三度目倒れる
第十留 イエス、布を剥がれる (ヨハネ19:13等)
第十一留 イエス、十字架に釘付けされる (ヨハネ20:25,27等)
第十二留 イエス、十字架に死す (マルコ15:37等)
第十三留 イエス、十字架より下ろされる (ヨハネ19:31-38)
第十四留 イエス、墓に葬られる (マタイ27:59-60等)
ヴィア・ドロローサ
もし右に曲
がったら、園
の墓(ゴードン
のカルバリ)に
通じる
聖墳墓教会

歴史
• 135年、ローマ皇帝ハドリアヌスがウェヌス(ビー
ナス)の宮をこの場に建てた。なぜなら、ユダヤ
人信者がここを聖なる所だとみなしており、ハドリ
アヌスはユダヤ教の痕跡をなくしたかったから。
• 聖ヘレナが336年、この異教の宮にこの教会を立
てる。
• 何回か建て直され、現在のは、主に十字軍によ
るもの。
聖墳墓教会

根拠
• 当時の城壁の外にあった(ヘブル13:12)
• 紀元前七世紀の石切り場であった
• 一世紀に埋め立てられ、園
になった。
• 少なくとも一世紀からの四つ
の墓がある。
カルド
ローマが建てたアエリア・カペタリナ(エルサ
レム)の南北に走る中央通。ビザンチン時代
に拡張した。ヨルダンのマデバ地図にもある。
 カルドの下には、ハスモン朝時代、さらに第
一神殿時代のまでが8メートル下に発掘され
ている。

参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)


ソロモンが神殿の敷地の回りに建てる(1列王
3:1,9:15)
歴代の王(2列王14:13,2歴代26:9,2歴代27:3)
• ヒゼキヤとマナセの時代に拡張(2歴代32:5,33:14)


バビロンによって破壊(2列王25:10,エレミヤ39:8)
捕囚帰還後
• ゼルバベル(ダビデの町のみ)(エズラ4:13,5:9)
• ネヘミヤの城壁再建(ネヘミヤ2-4章)
参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)

聖書時代の門
• エフライムの門(2列王14:13,ネヘミヤ8:16)
• 魚の門(2歴代33:14,ネヘミヤ12:39)
• 羊の門(ネヘミヤ3:1,32,12:39,ヨハネ5:2)
• ベニヤミンの門(エレミヤ20:2,37:13-18,38:7,ゼカリヤ14:10)
•
•
•
•
泉の門(ネヘミヤ2:14,3:15,12:37)
二重の門(南東に位置 2列王25:4,エレミヤ39:4,52:7)
水の門(ネヘミヤ3:26、12:37,8:1,16)
糞の門(ネヘミヤ2:13,3:13-14)
• 瀬戸のかけらの門(エレミヤ19:2)
• エッセネの門(南東側、ヨセフスによる言及のみ)
参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)

聖書時代の門(続き)
• 隅の門(園の門と同一の可能性 2列王14:13,2歴代
25:23、26:9、ゼカリヤ14:10)
• 園の門(ヨセフスによる、ヘブル13:12の可能性)
•
•
•
•
谷の門(2歴代26:9,ネヘミヤ2:13,3:13)
古い門(ネヘミヤ3:6,12:39)
ハナヌエルのやぐら(ネヘミヤ3:25,12:39)
馬の門(2列王11:16,2歴代23:15、ネヘミヤ3:28,エレミヤ
31:40)
• 東の門(ネヘミヤ3:29)
• 召集の門(ネヘミヤ3:31)
参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)

現在の城壁と門
• ローマがアエリア・カピトリナを建てた時から、ビ
ザンチン朝など後世の支配勢力が補強した。
• 現在の城壁は、オスマントルコのスレイマン壮麗
王が建てたもので、初期の城壁の上に建てる。
• 主が使いによって城壁を見守っていてくださって
いる。(イザヤ62:6-7)
参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)

現在の城壁と門
• 西側の壁
• ヤッフォ門
• ダビデの塔(新約時代のヘロデの建てた三つの塔に辺り)
• 北側の壁
• 新門
• ダマスカス門(園の墓が近い)
• ソロモンの石切り場
• ヘロデ門
参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)

現在の城壁と門(続き)
• 東側の壁
• ライオン門(ステパノ門)(ヴィア・ドロローサの入口)
• 黄金門
• イスラムとオスマントルコによって閉鎖
• 東の門の上に建てられた可能性あり(エゼキエル43:4)
• 神殿の頂(マタイ4:5)南東の端
参考:エルサレムの城壁と門
(詩篇48:12-14)

現在の城壁と門(続き)
• 南側の壁
• 一重の門(十字軍建てる、閉鎖)
• 三重の門(東側のフルダの門、閉鎖)
• 二重の門(西側のフルダの門、閉鎖)
• ここから民衆が神殿礼拝のために
入って行った。
•糞の門(嘆きの壁や一般人が神殿の丘に入るため
の道)
•シオン門(シオンの山に行くための門 弾跡は独立
戦争時のもの)
シオンの山
「シオンの山」は、聖書的にはダビデの町のこ
と。しかし、ビザンチン時代にここがダビデの
町だと間違った。それ以来、シオン門の外に
ある部分を指す。
 新約時代は「上の町」
 ここで起こったこと

• 屋上の間における最後の晩餐(マルコ14:15)
• カヤパ邸における死刑宣言(マタイ26:57-75)
• 屋上の間における聖霊降臨(使徒1:13,2:1-4)
屋上の間
現在のは、十字軍時代に建てたもの
 一部、初代教会の跡が残っている。

•
•
•
•
聖霊が降られる(使徒2章)
ユダヤ人信者が礼拝を守る
エルサレム議会(例:使徒15章)が開かれていく。
エルサレム包囲が一部解除され、イエスの言葉
に従って逃げ、ペラに住む(ルカ21:20-21)
• 神殿破壊(70年)後、戻ってきてバル・コクバの反
乱(135年)の時までシオンの教会があった。
ダビデの墓

屋上の間の一階にダビデの墓がある
• ダビデは、「ダビデの町」で葬られたので、ここで
は葬られていない。ここが聖書のシオンの山だと
思った時に、こちらにダビデの墓を作った。
鶏鳴教会
カトリックの伝承でカヤパ邸
 地下に、イエスがむち打たれ、後に使徒たち
がむち打たれたとされる地下牢がある。

• マタイ26章57-75節
• 詩篇88篇(抑留の詩篇)
• 使徒4:3,5:18

ローマ時代の階段があり、イエスがそこから
裁判を受けるために引かれて行ったかもしれ
ない。
西壁トンネル
西壁トンネル
ヘロデ大王が神殿を建てるときに、モリヤ山
とオフェルの起伏を平らにし、東西南北の四
角形の擁壁を建てた。
 その西側の壁のごく一部が「嘆きの壁」
 嘆きの壁の北の地下を掘り、至聖所に最も近
いところも発掘。アントニア要塞にまで掘り進
めた。

西壁トンネル

ウィルソンのアーチ
• 上の町から神殿への入口(もっと南にはロビンソンのアー
チがある)

主段(マスター・コース)
• 長さ15.5メートル、重さ560トン

ウォレンの門
• 至聖所にもっと近いところ

トンネル
• モリヤの山の基盤にぶつかる

ストルティオンの池
• ハスモン朝時代の導水システム
2月27日(水)

エルサレム旧市街(新約時代のユダヤ社会)
•
•
•
•
•
•
嘆きの壁
神殿の丘
エルサレム考古学公園(南壁)
神殿再建財団
(ヘロデ地区)
ダビデの町
嘆きの壁
ヘロデの建てた西側の擁壁の一部
 ローマがエルサレムを破壊し、残された壁
 スレイマン壮麗王がこの壁を見つけ、ユダヤ
人に祈るためのわずかな空間を与えた。
 1967年の六日戦争によって解放、ユダヤ教
徒の最も聖なる場所となる。
 エルサレム破壊を嘆く哀歌を読むと良い。

神殿の丘
神殿の丘

モリヤ山
• アブラハム、イサクをささげる(創世22:1-18)
• ダビデが購入(2サムエル24:15-25,1歴代
21:18-22:1)
• ソロモンが神殿建設(2歴代3:1)
神殿の丘
神殿の丘





第一神殿の破壊(586B.C.)(2列王25:9,2)
第二神殿:ゼルバベルによって建設(エズラ3:86:22)
ハスモン朝、南の広場を拡張
ヘロデ、さらに南の広場を拡張
10B.C.頃、大改築
• 1年5ヶ月かけて建物
• 8年かけて擁壁
• イエスが公生涯のころ46年経っているのに、終わってい
なかった(ヨハネ2:20)。64年に完成したが70年に破壊。
神殿の丘

イエスと神殿
• マリヤの清めの期間と初子の贖い(ルカ2:2224)
• シメオンとアンナ(2:25-38)
•
•
•
•
•
12歳の過越の祭り(2:41-51)(マタイ4:5-7)
公生涯の始まりの誘惑(マタイ4:5-7)
過越の祭りの時の宮清め(ヨハネ2:13-22)
仮庵の祭り(7:10)
姦淫の現場の女(8:1-11)
神殿の丘

イエスと神殿(続き)
•
•
•
•
世の光の説教(ヨハネ8:12-32)
良い羊飼いの説教(10:1-18)
神殿奉献祭(ハヌカー)(10:22-39)
最後の週
•
•
•
•
二度目の宮清め(マタイ21:12-17)
試されるイエス(マタイ21:12-17)
指導者への裁きの宣言(マタイ23:1-24:2)
三段階目の宗教裁判(ルカ22:66-71)
神殿の丘

使徒たちの働き
• 説教と癒し(使徒2:46-47,3:1-4:22,5:12-16)
• パウロの幽閉(使徒21:26-22:30)

紀元70年にローマによって破壊
神殿の丘

岩のドーム
• ローマ皇帝ハドリアヌスがローマの神の宮を建て
る。
• ビザンチン時代、その宮を破壊。
• 691年、イスラムが建てる。
• 岩の神聖を認める
• 聖墳墓教会への対抗
• キリスト教への論駁
神殿の丘

岩のドーム(続き)
• 啓典の民(注:ユダヤ教徒とキリスト教徒)よ、宗教のこと
に就いて法を越えてはならない。またアッラーに就いて真
実以外を語ってはならない。マルヤム(注:マリヤ)の子マ
スィーフ・イーサー(注:イエス)は、只アッラーの使徒であ
る。マルヤムに授けられたかれの御言葉であり、かれか
らの霊である。だからアッラーとその使徒たちを信じなさ
い。「三(位)」などと言ってはならない。止めなさい。それ
があなたがたのためになる。誠にアッラーは唯―の神で
あられる。かれに讃えあれ。かれに、何で子があろう。天
にあり、地にある凡てのものは、アッラーの有である。管
理者としてアッラーは万全であられる。
4 婦人章(アン・ニサー)171
将来の神殿

外庭が異邦人の神殿
• 霊のドーム(円蓋)にモ
リヤ山の基盤
• 正面は黄金門
• もし黄金門の上に東の
門があったのであれば、
霊のドームが至聖所の
位置
• 岩のドームを除去せず
に聖所を建てることが可
能。(黙示録11:1-2)
将来の神殿

再臨のイエスが建てられる神殿(ゼカリヤ6:13)
• エゼキエルの幻(40章以降)
• 神殿の丘の地殻変動(ゼカリヤ14:9-10)
エルサレム考古学公園

神殿の南西と南壁の発掘
• 聖書の「オフェル」の丘
エルサレム考古学公園

ロビンソン・アーチ
• 西壁の南端にあるアーチ、王家のバシリカ(サン
ヘドリンや両替所のあったところ)までつながって
いた。

ミクバ(洗礼槽)
• 使徒2章、三千人のバプテスマ

西壁通り
• ローマが破壊した落石が残っている
• 壁にイザヤ66:14の落書き
エルサレム考古学公園

南壁
• 階段(一般礼拝者の入口)
• フルダの二重門

ビザンチン時代の家屋、イスラム時代の宮殿
など
神殿再建財団(The Temple Institute)
神殿の丘に第三神殿を建てることによって、
メシヤ到来を迎え入れると考える、ユダヤ教
の一派。
 実際に使用しようと考えている、祭具をすで
に作っている。

• 燭台、大祭司の装束、供えのパンの机など。

出エジプト記25章から始まる主の幕屋の記
述をよく読むこと。
神殿再建財団(The Temple Institute)

留意する点
• 神殿はメシヤが建てるものであり、人間に拠らな
い。(ゼカリヤ6:13)
• イエスがメシヤであることを受け入れないのであ
れば、他の人をメシヤと受け入れてしまう(ヨハネ
5:43,ダニエル9:27)
ヘロデ地区

上の町の裕福な家の跡
• 祭司たちは金持ち
• 大家族

家の中
•
•
•
•
•
•
ギリシヤ・ローマ式の建築
数多くの貯蔵部屋
貯水槽、浸礼槽
かまど
モザイクの床
家財道具
ダビデの町

元祖エルサレム
ダビデの町(ヘロデ時代)
現在の姿
ダビデの町
エブス人の町
 ダビデの町

• ダビデが攻め取る(2サムエル5:7)
• 契約の箱を移す(6章)
• 葬られる(1列王2:10)

ソロモン
• 契約の箱を神殿に運び入れる(1列王8:1)
• 葬られる(11:43)
ダビデの町

歴代の王
• 葬られる(1列王11:43,14:31,15:8,24,22:50,
2列王8:24,12:21,14:20,15:7,38,16:20)
• ヒゼキヤとマナセの拡張(2歴代32:30,33:14)

ネヘミヤの城壁再建(3:15,12:37)
ダビデの町

発掘されたもの
•
•
•
•
•
•
•
•
エブス人の町の壁
ヨアブがよじ登った縦坑(ウォレンの縦坑)
ダビデの宮殿
ミロ(塁壁)
紀元前十世紀の城壁
ソロモンの妻、パロの娘の墓
ギホンの泉、ヒゼキヤの地下水道、シロアムの池
バビロンに破壊された時のイスラエルの家
ダビデの町

発掘されたもの(続き)
• シロアムの池からの巡礼の道
• ヘロデ時代のシロアムの池
2月28日(木)

ベツレヘムとエルサレム新市街
•
•
•
•
ベツレヘム
イスラエル博物館
ヤド・バシェム
園の墓(+聖餐式)
ベツレヘム
名前の由来(1歴代2:50-51)
 ベツレヘムへの道でラケルが葬られる(創世
35:16-20,48:7)
 士師時代

• レビ人ミカの家(士師17:1-13)
• レビ人のそばめの実家(19:1-9,18)
• ルツ記の舞台
ベツレヘム

ダビデの故郷(1サムエル16:18,17:58,20:6)
• 油注がれる(16:1-13)
• エラの谷に向かう(17:12-18)
• ヨアブ、アビシャイ、アサエルの故郷(2サムエル
2:32)
• ベツレヘムの井戸(2サムエル23:14-17)

バビロン帰還後に再建(エズラ2:21,ネヘミヤ
7:26)
ベツレヘム

メシヤ降誕
• ミカの預言(5:2、ヨハネ7:42)
• イエスの降誕(マタイ2:1-12,ルカ2:1-20)
• 二歳以下の男の子の虐殺(マタイ2:16-18)

見るところ
• 生誕教会
• 羊飼いの丘
イスラエル博物館

ヘロデ時代のエルサレムの模型

死海文書の複製
ヤド・ヴァシェム

イザヤ56:5「名前と記憶」6百万のホロコース
トの犠牲者の名を覚える記念館。
•
•
•
•
ホロコースト博物館
名前の殿堂(三百万以上)
記憶の殿堂(永遠の光と22のナチ強制収容所)
記憶の広場の壁
• ワルシャワ・ゲットー放棄
• 最後の三月
• あなたの血で生きる(エゼキエル16:6)
ヤド・ヴァシェム

イザヤ56:5「名前と記憶」6百万のホロコース
トの犠牲者の名を覚える記念館。(続き)
• 子供の記念館(殺された150万の子を朗読)
• 正義の諸国民の通り
• いなごまめの木を、ホロコースト下のユダヤ人を助け
た異邦人を覚えて植える。
• デンマークのボート(デンマーク系ユダヤ人の救
出)
• 破壊された共同体の谷(500の共同体)
ヤド・ヴァシェム

知っておくべき御言葉
• モーセの預言(申命28:63-68)
• 異邦人への警告(創世12:2,エレミヤ50:4-7,ロー
マ11:18-24)
• イスラエル建国の預言(エゼキエル20:33-38)
園の墓
英国軍人ゴードンが発見(1883年)。
 エルサレムにあるプロテスタントの唯一所有
している遺跡。イエスの十字架と復活の場。

• ゴルゴダ(されこうべ)の形をした岩
• ぶどう園に必要な貯水槽、酒ぶねの跡
• 岩に彫られた墓
園の墓

反対意見
• 紀元前七・八世紀の墓
• 第二神殿時代の墓と合致しない
• 聖墳墓教会も、イエスが死なれた時は城壁の外
にあった。

園の墓の価値
• 主の復活は場所ではなく、主ご自身を知ること。
聖墳墓教会より、聖書記述に合致する環境に
なっている。その中で主を礼拝する。