Transcript 少年兵問題（プレゼン）

少年兵問題を巡る
国際的取り組み
佐野由梨
少年兵の歴史
 少年十字軍
 戊辰戦争の白虎隊
 第二次世界大戦におけるヒトラーユーゲント
を代表とする各国の少年志願兵
 現代ではシエラレオネ、ベトナム、パレスチ
ナなどで利用された
少年兵が利用される理由とは？
 子どもの性格
 紛争の長期化による大人の兵士不足
 子どもの特性
 『補充』が容易にできる（もちろん手段は
“誘拐”）
現代の少年兵
 前近代…武器の使用に熟練が必要
→少年兵は火薬運搬手など補助的存在
 武器の小型化・軽量化・安価化
（e.g. カラシニコフ自動小銃AK47）
→少年兵が本格的戦力として使われるように
少年兵をめぐる国際法
 早くは1949年ジュネーヴ条約の第一、第二追
加議定書
 1989年 子どもの権利条約
 2002年 ICC（国際刑事裁判所）規定
←15歳未満の子どもを武力紛争において兵士
として利用することは個人の刑事責任が追求さ
れる戦争犯罪であると規定
ウガンダ少年兵問題をめぐる
国際情勢
 UNICEF
…LRAやスーダン政府の少年兵問題・残虐な
行為を非難
 これを受け国連人権委員会
…1998年の決議1998/75でLRAに対し、北部
ウガンダであらゆる文民を拉致および攻撃の対
象とすることを直ちに停止するように求めてい
る。
問題点
 政府は子ども法、青年・子ども局などを作り
少年兵問題に対処する姿勢
→それでも政府も少年兵用いた疑惑
 反政府組織であるLRAに国際法を守らせるの
は非常に難し
提案−国際法的変革
 2007年シエラレオネ特別裁判所
軍に子
供を徴集したことを犯罪と評決した、国連を
背景にした初めての裁判所
 ICC（国際刑事裁判所）規定
 少年兵の使用の取り締まり強化は？？？