お茶の淹れ方

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Transcript お茶の淹れ方

お茶の淹れ方出し方
お客様にお茶を出すときのマナーって
Unit Two
「お茶をお出しする」行
為は、お客様を「おもてな
し」するという意味がこめら
れている。ですから、お茶は
なるべく早く出した方がいい。
お客様が席についたら即座に
出す、くらいのつもりでいて
ください。
Unit Two
お茶の淹れ方について紹介し
ましょうか。
お茶の淹れ方
Unit Two
茶碗と茶托は別々にお盆に乗せます。
お茶を冷めにくくするため、茶碗にお湯を入れ
てあたためておく。急須にはお茶の葉とお湯を
入れ、1分ほど蒸らすとよい。
茶碗のお湯はお茶を淹れる前に捨てておく。
お茶の濃さが均等になるように、少しずつ順番
に注いでいく。お茶の量は茶碗の7分くらいを
目安にする。
Unit Two
順番に淹れていく
順番に淹れていくのは常識だ~。…でも、なんで
お茶と茶托を別々に運ぶんだろう? どうせ
一緒に出すなら最初から組み合わせちゃった
方が早いのに。
そうすると、歩いている間にお茶がこぼれて茶托が
濡れちゃうでしょ。お茶でビショビショになった茶托
を出すなんて格好悪いじゃない。
Unit Two
にお茶をお出しするとき
実際にお茶をお出しするときは、どうやって出せば
いいんですか?
お茶を出し終わったらドアの前で静かに一礼して退
出…となるわけだけど、お客様をお1人で待たせて
いる状態なら「もう少々お待ちください」などの言
葉を添えると丁寧。
ただ、打ち合わせなどが始まっている場合は決し
て話を中断させるようなことをしてはダメ。静かに
お茶をお出しして、静かに去ること! 基本はとに
かく「お客様の邪魔にならない」ことなんだから。
Unit Two
さりげなく来て、さりげなく去る
•
お茶を出される身としては「さりげなく来
て、さりげなく去る」人が一番ありがたい。
時々、セオリー通りになんとかお客様の右側か
らお茶を出そうと悪戦苦闘している社員を見かけ
るが、後ろでうろうろ迷われるより、それなら出
しやすい左側からそっとお茶を出してもらった方
がスマートだと感じる。
• 出される方はお茶が右から出されたか左から
出されたかなんて、さほど気にはしていないから。
Unit Two
席次とお茶を出す順番
Unit Two
●お茶の出し方【迷惑なケース】
Unit Two
お客様の後ろ
に通るスペー
スがない。
お客様の右側
にスペースが
ない。
Unit Two
無理矢理狭いスペースに入ろうとすると、
逆に迷惑になります。
「前から失礼します」と添えて前から出
します。
お客様の左側にスペースがあるなら、左
側から出すようにしましょう。
Unit Two
お客様が2人以上並んで座っていて、右
側から出すことができない。
Unit Two
無理矢理お客様の間に割り込んではいけません。ま
た、お客様の後方からお茶を出すときは、気づかな
いお客様と接触し、お茶をこぼしてしまったり火傷
させてしまう可能性もあります。十分注意しましょ
う。
右から、左からということを気にせず空いている
スペースから出す。右から、左からということを気
にせず空いているスペースから出す。
Unit Two
お客様が1人、2人3人4人…たくさん
いる。
Unit Two
社内の人間がその場にいる場合「自分
達で回すから」と引き受けてくれるこ
とが多いです。その厚意に甘えないの
は、かえって迷惑になります。
お茶を引き受けると
言ってもらったなら、
その厚意に甘えま
しょう。
Unit Two
その他の飲み物の出し方
●冷たいお茶・飲み物の出し方
コースターを敷き、その上にグ
ラス・コップを置きます。暑い
日は熱いお茶より冷たい飲み物
の方が喜ばれます。
Unit Two
その他の飲み物の出し方
● コーヒー・紅茶の出し方
カップの取っ手は右側にして、
ソーサーと一緒に両手でお出しし
ます。スプーンやミルク、砂糖は
ソーサーの手前に置きましょう。
Unit Two
• ●お茶菓子・おしぼりの出し方
• お茶菓子はお客様から見て左側に、おし
ぼりはお客様から見て右側に置きます。
Unit Two
•
ただ「お茶を出す」といっても色々な
んだ。お客様の状態、季節、その日の天
気まで考慮して、そのとき一番喜ばれる
ものを出さないと「おもてなし」になら
ないし、かといって、あんまり邪魔して
もいけないし…。結構難しいんだ。
Unit Two
•
たかがお茶汲み、されどお茶汲み、学
ぶことはたくさんあるはずだ。なるべく
積極的にお茶汲み・お茶出しをするよう
心がけてみてください。