ダイバーター熱流束分布 モニタリングシステムの開発

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ダイバーター熱流束分布
モニタリングシステムの開発
• 研究代表者 松浦寛人(大阪府大)
• 研究協力者 大西雄馬(大阪府大)、大島慎介(京大)、
•
岡田浩之(京大)、小林進二(京大)、
•
門信一郎(京大)、小田大輔(京大)、
•
安枝樹生(京大)、永岡賢一(NIFS)、
•
水内亨(センター世話人)
• 所内世話人 武藤敬
研究のまとめ
・#7.5複合方向性プローブヘッドの更新と熱流束解析。
・ダイバーターアレイ用のカロリーメーターシステムの概念設計
・新#11.5複合プローブの受熱面製作と性能試験。
7.5ポート複合方向性プローブ
プローブ軸方向のチャンネル
プローブ軸回りのチャンネル
1ショットでの流れ計測
磁気プローブ、サーマルプローブ
チャンネルがヘッド後方
測定精度の向上
サーマルプローブ熱電対接点が
後方
熱電対信号応答の向上
プローブチップへの熱電対埋め込み
熱電対信号の変化とその解析
新プローブヘッドの熱電対信号は
むしろ時間応答が劣化
受熱面と熱電対接点の実効間隔が
増大した。
プローブアレイによる熱流束計測
H-Jの固定プローブアレイには現在のところ熱
流束計測機能がなく、磁気島ダイバーター等に
よるダイバーター研究が十分に行えない。
ダイバーターフットポイントでは磁力線に平行な
円筒形状のプローブチップ(長いヒートシンクと
受熱面近くで固定された熱電対を備える)を用
いることができる。
B-line
Flux
11.5ポート複合プローブ設計
磁場なし(右図)では-36[V]であっ
た受熱面の電位は、B=1[T]では
+32[V]にまで増大する。これに
より、イオンの流入も、受熱面電
位を外部から制御しない限りほ
ぼ遮られる。
受熱面に直接シース付熱電対を
埋め込むことにより時間応答向上
L.ZANG 設計