Transcript 「銀河の分類と進化モデル」参考資料

第6章 参考資料
平成２４年度（後期） 総合研究大学院大学 宇宙科学専
攻
飛翔体天文学特論II
松原英雄（ISAS、JAXA）
R2-p1
銀河の形態分類
渦巻型
楕円型
提供: NASA/JPL
棒渦巻型
不規則型
銀河の形態と色・HI含有量
Roberts & Heines 1994
中性水素質量と光度の比
楕円銀河：最も赤い
Diskが優勢になるにつれて青くなる
不規則銀河：最も青い
楕円銀河中性水素ガスを殆ど含ます
晩期型銀河ほど星形成の材料が多い
R2-p3
銀河の
SED
Galaxy SED Templates
(Coleman, Wu & Weedman 1980, ApJS, 43, 393)
104
Flux (Im)
Flux_lambda (Sbc)
FLUX_lambda (Scd)
Flux_lambda (Ellip)
F
（UV～近赤外）
1000
100
1000
104
Wavelength (A = 0.1nm)
R2-p4
すばる望遠鏡のとらえた爆発的な星生成の現場
（M82銀河）
銀河中心部での激
しい星生成の結果、
熱いガスが上下に
噴出しています。
星形成が活発な銀河のスペクトル
チリがなかった
としたらこのく
らい明るい（星
の光）
銀
河
の
明
る
さ
あたたか
いチリか
らの赤外
線
星の光は、チ
リに吸収され
て、 くらく
なってしまう
０．１
１
１０
波長〔ミクロン〕
１００
星形成の活発な銀河の
可視光スペクトル
[O II]
[O III]
Ha
[N II]
Hb
Hd
Hg
[S II]
Kennucutt, R. (1998) ARA&A 36, 189
活動銀河中心核（AGN）
銀河中心に巣食う超巨大ブラックホール
１型AGN
２型
AGN
ダストトーラス
超巨大ブラックホール
への質量降着
<1パーセク
画像提供：今西氏（国立天文台）
活動銀河中心核のSED
相
対
放
射
強
度
nFn
サブミリメーター
ブレーク
電波の弱いクェーサー
電波の強いクェーサー
I型
セイファート
銀河の
スペクトル
H-R図上での星団
の進化
“Astronomy Today”
R2-p11
B型星の
スペクトル
R2-p12
星のスペクトル(A, K)
R2-p13
4000A Break
• G、K型星
– CaII K線(397.0nm)
(＆水素バルマー端）よ
り短波長側で激しく吸
収（不連続）
太陽の元素組成
R2-p15
楕円銀河・Sb銀河の進化モデル
「銀河系と銀河宇宙」
（岡村定矩、東大出版）
R2-p16
SED of Simple Stellar Population
(KA97)
R2-p17
Takagi et al.(2003)
星の種族毎の、銀河SEDへの寄与
Bruzual & Charlot (1993)
R2-p18
年齢・重元
素量による
SEDの違い
「銀河系と銀河宇宙」
（岡村定矩、東大出版）
R2-p19
楕円銀河の色・等級関係(CM relation)
@ Coma Cluster
• Kodama & Arimoto (1997) A&A, 320, 41 [KA97]
R2-p20
CM relation for
Abell 2390(z=0.228 △ ▲) & 851(z=0.407 ○●)
Metallicity Sequence
• Kodama & Arimoto (1997) A&A, 320, 41 [KA97]
R2-p21
Galaxy SED＠UV~NIR：
1.6ミクロンの折れ曲がり
http://sirtf.caltech.edu/SSC/documents/speakers/werner01.html
R2-p22
A starburst SED Model
• StarBUrst SED model with Radiative Transfer
(SBURT; Takagi et al. 2003)
• Fitting parameters
–
–
–
–
Redshift
Stellar mass
Starburst age
Compactness of the
starburst region
– Choice of extinction
curve
• MW, LMC, or SMC
• (PAH fraction = 5, 1,
and 0.5 % of total dust)
M82
R2-p24
SED: Takagi et al.(2003)
Arp220
R2-p25
SED: Takagi et al.(2003)
NGC2768 (Elliptical Galaxy)
R2-p26
SED: Takagi et al.(2003)