Transcript 平塚翔太
情報工学科
06A2055
平塚 翔太
はじめに
VPN(Virtual Private Network)
ストリーミング配信
研究内容
今後の課題
参考文献
暗号化技術では研究するのびしろがなく知識のみと
なるので先生から頂いたテーマに変更しました。
研究では、Mathematicaという計算処理ソフトを用
いて固有値計算プログラムの高速化を目指します。
インターネット上で仮想的に専用回線ネットワークを繋ぐ
Internet
専用回線
実際に(物理的に)回線を繋げるわけではなく、
専用の車を使用するイメージ
専用車
通信事業者が提供するネットワークで帯域を保証すること。
※ケーブルの中にケーブルが入っているイメージ
最大帯域
帯域保証
マルチメディアデータをダウンロードと同時に再生する
動画ファイルは大容量なのでパケットに分割し逐次配信する。
動画ファイル
パケット
50本
A
帯域保証
B
C
Streaming
= 100kbps
配信
(Streaming)
サーバ
INTERNET
受信クライアント
ここで…
VPNの帯域幅をフル活用できる、ストリームの最小数
= ω
1秒間にクライアントが要求してくる率 = α(streams/sec)
1秒間にクライアントがストリームを終了する率 = β(streams/sec)とし、
ω = 50とすると
α
ω
0
α
1
α
2
3
α
4
α
α
.... 49 50
β/ω 2β/ω 3β/ω 4β/ω
51
….
50β/ω
上の表を行列に置き換えると
0
1
2
3
4
5
0
-α
α
0
0
0
0
……………….
1
β/ω
–α- β/ω
α
0
0
0
……………….
2
0
2β/ω
-α-2β/ω
α
0
0
……………….
3
0
0
3β/ω
-α-3β/ω
α
0
...…………….
4
0
0
0
α
……………….
・
・
・
・
・
・
・
……………….
・
・
・
・
・
・
・
……………….
・
・
・
・
・
・
・
……………….
4β/ω -α-4β/ω
行を総和は0である
上のような行列を三重対角行列という
しかし、、、
ストリーミングがすべて正常に終了するとは限らない
例えば、ωをオーバーして、映像の劣化が起るとする
クライアントが配信の途中でキャンセル、又はリトライすると h(s) が発生すると仮定
する
…….
50
51
52
……
← β + h(52)
ここでクライアントがキャンセル、又はリトライする確率h(s)を求める。
Client
α
β
p
p : キャンセルした確率
r : リトライした確率
rp
(1 - r)p
(1 - r)p を配信途中でキャンセルした確率
h(s) = ( 1 – r ) p
= ( 1 – r ) { γ s / (Td + Tc) }
s : s 番目につないだクライアント
γ : キャンセルする可能性
Td : 意思決定時間
Tc : 操作時間
s 番目に接続したクライアントがキャンセルする確率
以上のことを考慮してMathematicaで固有値を計算
する
線形代数の勉強
Mathematicaの操作の勉強
@IT
http://www.atmarkit.co.jp/
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/
Real Stream
http://realstream.jp/streaming/index.html