ターミナルとコマンドの使い方(スライド) (6/15)

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Transcript ターミナルとコマンドの使い方(スライド) (6/15)

ターミナルとコマンドの使い方
シェルの名前
プロンプト
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ターミナルの画面
カーソル
行あたりの文字数 X 行数
ターミナルの背景は「新規ウィンドウ」、「新規タブ」などで選べる
この背景は 「Grass]
文字の大きさなどはメニューバーからメニューを選んで変更
起動したときのカレントディレクトリはホームディレクトリ
ターミナルでコマンドを実行する.
• シェル(Bash) が動いている
• コマンドはこのプログラムへの入力
• コマンドは英小文字で入力.
• ファイル名も英字にするほうが良い
– ファイル名は日本語が使えることもある
(アプリケーションにより異なる.)
シェル(Bash)の操作
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コマンド行の編集/再利用
(日本語/英字入力モード)
ファイル名とコマンド名の補完
ファイル名の簡略指定
標準入出力のリダイレクション
パイプ処理
コマンド行の編集/再利用(1)
• カーソルキー カーソルの移動
↑ 1つ前のコマンド
↓ 1つ先のコマンド
→ 右に移動
← 左に移動
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Control+a
行の先頭
Control+e
行の末尾
Delete カーソルの1つ前の文字を削除
Control+d
カーソル位置の文字を削除
コマンド行の編集/再利用(2)
• コマンド履歴の利用
–
–
–
–
!!
直前のコマンドを再実行
!str strが先頭にあるコマンドを再実行
!-n n個前のコマンドを再実行
^str1^str2
コマンドのstr1をstr2に変えて再実行
– !*
コマンド名を除くすべての引数
– !$
最後の引数
日本語/英文字入力モード
ATOK2010
• ⌃⇧C : 英文字
– Control+Shift+C
• ⌃⇧Z : ひらがな(日本語モード)
– Control+Shift+Z
• ⌃⇧X : カタカナ(日本語モード)
– Control+Shift+X
• ⌃⇧V : 英字(日本語モード)
– Control+Shift+V
コマンド入力時の操作
• おかしな状態になってしまったとき
– Return/Enter
– Control+q
– Control+c
– Control+d
• ターミナルを閉じて、再度起動する
ファイル名とコマンド名の補完
• Tab
– 補完出来るところまで補完し、複数候
補がある位置で止まる
• ESC+?
– 補完候補の一覧を表示
– ファイル、コマンド両方が表示される
ファイル名の簡略指定
• ワイルドカード文字を使用してファイルを指定
する
* 0個以上の任意の文字列
? 任意の1文字
[xyz]
x,y,zのうちいずれか1文字
[a-z]
aからzのうちいずれか1文字
[^abc]
a,b,c以外の任意の1文字
コマンドの形式.
ファイル名など
(複数並ぶこともある)
コマンド
ls –l ~/C
オプション
(コマンドの動作を変える)
コマンドもファイルである。
ls は /bin にある。
最低限これぐらい使えれば何とか
なる
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pwd
cd 異動先のdirectory
ls
mkdir directory
cat file
less file
mv file1 file2
lpr –Pprinter file
コマンドの例
• 日付、時刻を表示する
• date
• date –u
コマンドの例
• カレンダーを表示する
– cal
– cal 05 2016
ls
ファイルの情報を表示する.
ls
カレントディレクトリーのファイルを表示
ls ディレクトリィ名
指定されたディレクトリーのファイルを表
示
ls –al
名前以外の詳しい情報も表示する
ls
• ls [options] file
-l 名前以外の詳細な情報を表示
-a ファイル名の先頭が.であるファイルも表示
-F
ディレクトリには/、実行可能ファイルには*を
つけて表示
pwd
カレントディレクトリィを表示する.
mkdir
ディレクトリィを作る
mkdir directory名
cd
カレントディレクトリィを移動する
cd
ホームディレクトリィへ移動
cd ..
親のディレクトリィヘ移動
cd ディレクトリィ名
指定されたディレクトリィヘ移動
mv
ファイルを移動する
ファイルの名前を変える
ディレクトリーを移動する
ディレクトリーの名前を変える
mv file名1 file名2
cat
• cat file
– ファイルの内容を表示する
– 画面のコントロールは行わない
– (長いフィルは見づらい)
• cat file1 file2
– ファイルの内容を連結する
コマンドの例
date > file1
cal 03 2016 >> file1
cat file1
現在の時刻と2016年3月のカレンダー
がfile1に書き込まれる
catコマンドでfile1を表示する
標準入出力、リダイレクション(1)
• command < file
– 標準入力のリダイレクション
– 標準入力をキーボードからファイルに切り替える
• command > file
– 標準出力のリダイレクション
– 標準出力をファイルに切り替える
– (ファイルは書き換えられる)
• command >> file
– ファイルの最後に追加
標準入出力、リダイレクション(2)
• command >& file
– 標準出力と標準エラー出力のリダイレクション
– 両方が同一のファイルに出力される
• command < datafile > outfile
– 標準入力と標準出力の切り替え
コマンドの例
(date –u ; cal 03 2016) > file1
cat file1
標準入出力、リダイレクション(3)
• (command1 ; command2 ; ...) > file
– 連結された標準出力のリダイレクション
– 複数のコマンドの結果がファイルに書き込まれる
• (command > file1) >& file2
– コマンドの標準出力と標準エラー出力を別のファイ
ルに書き込む
less
• less file
– ファイルの内容を表示する
– 画面のコントロールを行う
Space 1画面先に進む
b
1画面前に戻る
return 1行先に進む
y
1行前に戻る
g
fileの最初に移動
G
fileの最後に移動
/str 文字列strの検索
n
前回の検索の繰り返し
q
終了
lpr
• lpr files
-P プリンタ名を指定
rm
• rm file
– fileを消去する。
• rm –R dir
• ディレクトリdirを再帰的に消去する。
cp
• cp file1 file2
– file1をコピーして、名前をfile2とする
• cp files dir
– 複数のファイルをディレクトリdirにコピーする
– (コピー元のファイルは空白で区切る)
-R コピー元とコピー先がディレクトリの場合、
ディレクトリの下のファイルを再帰的にコ
ピーする
rmdir
• rmdir dir
– ディレクトリdirを消去する
– dirにファイルがあると、消去されない。
man
コマンドの詳しい説明を表示
man コマンド
画面の操作はlessと同じ
ただし英語!
コマンドによっては -h , -help オプ
ションで簡単な説明を表示するもの
もある。
man
man
man cal
と入力して、cal コマンドを
調べてみよう。
echo
• echo 文字列を表示する
• echo $PATH
– PATHはコマンドがおいてあるディレク
トリのリスト(シェル変数)
– コマンドはPATHにあるディレクトリから
コマンドを探して実行される