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第8回
情報デザイン(1)
情報収集と解釈
調査の流れ
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問題と目的
調査計画
調査の実施
分析
解釈
調査計画
• 5W2H
– Why:何のために(調査の目的)
– Who:誰が
– What:何を
– When:いつ
– Where:どこで
– How:どのように
– How much:いくらで(調査費用)
仮説
• 「仮説を設定しなければ調査を行っても意味
がない」(テキストp.48)は,必ずしも正しくな
い.参考:岡田猛 (1998) 「仮説をめぐるいくつかの仮
説」 丸野俊一(編著)『心理学の中の論争 [1] 認知心
理学における論争』(ナカニシヤ出版)所収
• 問題意識を明確に
– 何を明らかにしたいのか
– どうしてそれを明らかにしたいのか
• 問題解決に向けて調査計画を立てる
調査の方法
• 人に聞く
– インタビュー(自由面接)
– 調査票調査(面接・郵送・電話・留置・集合)
• 文献調査
• フィールドワーク
– 参与観察
データの違いによる分類
• 定量調査:数値化できる情報を収集
• 定性調査:数値化できない情報を収集
• 両者を組み合わせて用いることも多い
– 回答選択(定量データ)
– 理由記述(定性データ)
問題点・項目案の収集方法
• ブレインストーミング(brain storming)
– 新しい,創造的アイデアを得る会議方法.A. F. オ
ズボーンによって提案された
– 他人のアイデアを批判しない
– 類似した意見でもよい
• KJ法
– 小さなカードにアイデアや意見を記述し,分類・整
理して情報の構造化を行う.川喜田二郎によって
提案された
ネットでの情報検索
• 無料の検索エンジン
ディレクトリ型検索エンジン:人間が情報の登録,
分類を行う.例:Yahoo
ロボット型検索エンジン:収集プログラムがウェブ
を巡回して情報を収集する.例:Google
• 図書館からは様々なデータベースにアクセス
できるので,活用したい.
文献の複合検索方法
• AND 検索
セキュリティ AND 学校
• OR 検索
カイ2乗 OR カイ二乗 OR カイ自乗
• NOT 検索(必要のない結果を除く)
セキュリティ -建物
データ分析
• 調査目的やデータの種類に応じて,様々な分
析を行う.
– 基本統計量
– 統計的仮説検定
– 多変量解析
– データマイニング
– テキストマイニング
結果の表示
• 分析の結果は表やグラフで表示する
• 適切な表・グラフの作成は簡単ではない.
– 参考資料(コピー配布):吉田一「英語のセンター試験の
統計グラフ問題を論評する」数学セミナー2007年12月号