Transcript Bluetooth

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スマートシティ実現の為の
Bluetoothインフラに関する調査と
予備実験
CPSF B2 hikonyan
親 richieさん
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背景
 スマートシティ化
 横浜スマートシティプロジェクト
 センサの需要の高まり
 Bluetoothを用いたセンサーの普及
 BLUETUS
 iBeacon
+
Bluetoothとは??
 デジタル機器用近距離無線通信の規格の一つ
 Wi-Fiに比べ消費電力が低い
 電波障害に強い
 ペアリング
 Bluetooth
low energy
 より電力消費が少ないBluetooth規格
 ペアリングしない状態でも通信可能
 ブロードキャスト可能
+
スマートシティにおけるBluetooth

BLUETUS




地図や、クーポンの配信
ペアリングが不要
Bluetoothによる通信
iBeacon




iOS7専用
クーポンや情報配信
位置情報も取得可能
Bluetooth low energy
による通信
多くのセンサーを搭載
明確な用途が未だに見つかっていない
+
目的
 センサとしてのBluetoothを調査する
+
今回の調査と実験
 調査

Bluetoothが現在何に使われているかを確認する

中でもスマートシティで期待される技術としてのBluetoothに注目
する
 実験

Bluetoothをつかったセンサで取得した情報からコミュニティの特
性を推定する
+
関連研究1
 動的な変化(パターン)を取得

ルーブル美術館の各部屋にBluetooth取得デバイスをお
いて実験
 滞在時間、移動履歴を取得
+
関連研究2
 動的な動き(変化)を計測する
 高速道路にBluetoothとWi−Fiを5Kmごとに設置
 2地点間の情報をタイムリーに取得することが可能
 RSSIとの通信回数からBluetoothの電波強度を推定
する
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Bluetoothデータ取得方法
 実装環境
 Raspberry
Pi
 使用言語:Python
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システム構成図
デバイス情報
(Macアドレス,端末名,日時)
Raspberry Pi
Postgresql
デバイス情報
探索受信モジュール
Bluetooth
搭載端末
デバイス情報
(Macアドレス,端末名,日時)
サーバー
inquiry
command
データベース
管理モジュール
デバイス情報
(Macアドレス,端末名,日時)
+
実験
 今回は各場所におけるスマートフォンの割合
を計測した。
 SFCの食堂(若年層)
12:00~12:20の20分間
 Starbucks coffee横浜スカイビル店(若〜高齢者層)
 中心の机 10:00~10:20の20分間
 鎌倉市役所腰越図書館(高齢者層)
 入口付近 11:00~11:20の20分間
 中心の机
この実験から人一人に対する端末の割合と利用実
態を調べられるかもしれない
+
 Bluetoothを用いて端末データを取得する
 人一人に対する端末の割合と利用実態を調べられ
るかもしれない一人に対する端末の割合と利用実
態を調べられるかもしれない
 年齢層に合わせた三箇所の場所で計測する
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結果
取得端末数:9
SFCの食堂
その他
(PC)
56%
スマート
フォン
44%
+
結果
取得端末数:8
Starbucks coffee横浜スカイビル店
スマート
フォン
25%
その他(PC)
フィーチャー
50%
フォン
25%
+
結果
取得端末数:5
鎌倉市役所腰越図書館
スマート
フォン
20%
フィーチャー
フォン
80%
+
実験結果

SFCの食堂はPCとスマートフォンがほぼ同じ割合だった


Starbucksではフィーチャーフォンも見受けられる


PCと携帯を併用する人
PCの検出台数が多い
市役所ではフィーチャーフォンが多く検出された

高齢者が中心
+
考察

フィーチャーフォン



フィーチャーフォンはBluetoothで探知しやすい
日本では探知しやすい
スマートフォン

セキュリティが高く、ONにしていても取得できない

所持している約半数が20代
フィーチャーフォンとスマートフォンの割合からある程度
コミュニティが推定可能
+
今後の展望、来期に向けて
 Bluetoothを使ったデバイストラッキングで
高い精度で人の数を推定する手法の提案
 Bluetooth
low energy規格を用いたコミュ
ニティの推定
+
まとめ
 Bluetoothを使ったセンサー

ペアリングの仕様により取得困難

人数に対する取得台数の割合が低いため使いづらい
 Bluetoothを用いて取得した情報からコミュニティの
推定が可能

端末情報から年齢層を推定