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第11回
情報デザイン(4)
ビジュアルデザイン
本日の内容
• ビジュアルデザイン(このスライド)
– テキスト第7章-1
• インタラクティブメディアデザイン
– テキスト第7章-2
情報デザインの対象分野
• ビジュアルデザイン
– 視覚による情報伝達
• インタラクティブメディアデザイン
– 双方向性のデジタルメディアコンテンツ
– 相手に合わせた情報発信も双方向性を持つ(例:
アマゾンの「おすすめ」).
• プレゼンテーションデザイン
– 情報のわかりやすい伝達
印刷媒体を用いた情報伝達
• 15世紀,グーテンベルグが印刷技術を発明
– マスメディア(多数の人への情報発信)
• 印刷物:紙を媒体にした情報伝達ツール
– ページもの(書籍,新聞,カタログ)
– ペラもの(ちらし,ポスター,名刺)
– 立体物(商品パッケージ)
レイアウト要素
• 文字(タイポグラフィー)図表7-8参照
– タイトル
– キャプション
– ノンブル
• 図版
– 写真
– イラスト
– グラフ
紙の種類
• 仕上がり寸法の規格(cf. 原紙寸法)
– A版
– B版
• 縦横比 1: 2 (テキストp.85 参照)
• 本は,紙の片面8ページ,両面16ページがひ
とつの単位(1台)
– <実習>8ページおよび16ページの面付け
– A4の紙を折って,連番のページ数,上下を記入
印刷方式
• 印刷方式(図表7-12参照)
– 凸版印刷(活版)
– 凹版印刷(グラビア)
– 平版[へいばん]印刷(オフセット)
– 孔版印刷(シルクスクリーン)
• 印刷の基礎知識
インキ
• カラー印刷ではCMYK(色の三原色)の4色で
すべての色を表現する(減法混色) .この表
現をプロセスカラーと呼ぶ.
– C:シアン
– M:マゼンダ
– Y:イエロー
– K:ブラック
Desktop Publishing(DTP)
• 出版物のデザイン・レイアウトをパソコンで行
ない,電子的なデータを印刷所に持ち込んで
出版すること.机上出版.(IT用語辞典 eWords より)
• 完全版下入稿直前までをデザイナーが受け
持つことができる
– 原稿の機密性
– 納期の短縮
– コスト削減
Desktop Publishing(DTP)
• DTPを支える技術
– GUI
– WYSIWYG(ウィジウィグ:What You See Is What
You Get)
– Post Script:Adobe Systems社が開発したページ
記述言語.高品位の印刷が可能なため,DTP用
のレイアウトソフトがこの形式を採用している.(IT
用語辞典 e-Words より)
– PDF:文書の電子的な配布に使用
わかりやすい情報伝達
• 視認性:情報認識のしやすさ
• 可読性:文字情報の読みやすさ
• 視認性と可読性を決める要素
– レイアウト,図版率
– カラーの利用
– コントラスト(図と地の明暗差,色彩の対比)
– 文字の大きさ,フォント
– アフォーダンス(特定の操作を誘導)
わかりやすい情報伝達
• 誘目性:計画的な視線の誘導性
– キャッチコピーとキャッチビジュアル
• キャッチコピー:言葉で訴え,人の注意を引く広告文
• キャッチビジュアル:ビジュアルで人の注意を引く写真
やイラスト
– ジャンプ率:写真や文字の大きさに変化をつけ,
読ませる順序をコントロール.拾い読みも可に.