Transcript 一斗缶の加工方法
一斗缶を利用した米の炊き出し方法 • 1.使用する用具 ・1斗缶 ・金網 ・新聞紙(新聞紙は火力が強い) ・米を炊く釜 ◎一斗缶の加工方法 1.上のふたは取る。油用で上部 が取れないタイプは、缶きりなど で上部の板を取り除く。 2.上部から15cmのところに各面 2箇所穴を開ける。(空気抜けと 排煙兼用のものです) 3.底から5cmを残して、燃やし口に (横20cm 縦15cm程度の穴)を開ける。 下から5cm残すのは、灰が溜まる場所 を確保するためです。これをしないで、 下まで穴を開けると、使用後に風で灰が 舞い往生します。 なお、缶の底は切り取らない。 (燃えカスは底に溜まる) (この炊き口の寸法は目安であり、 適当で良い。) 4.これで一斗缶利用の炊き出 し器具の完成です。災害期間 中の再利用は何度でも可能で す。 ◎ごはん等の炊き方 1. 一斗缶を利用した炊き出し器具の上部には 鍋などを置くために、やや丈夫な網などを置く。 火力が強いので「もち網」程度では、曲がってし まいます。鉄の格子状のものがあればベストで す。魚を焼くのに使う網を使いましたが、少し熱 で曲がりました。 2.アスファルトか地面の場合は、地面に直置 きでよい。その他の場合は、耐火れんがを下に 敷くのが良いでしょう。 3.燃料は新聞紙を利用。 新聞紙は1枚ずつを手でひねる。 これが30枚分もあれば、4~5合の 米がご飯になる。 新聞紙の火力は強いので一度に 5枚以上は入れない。 3枚が適当です。 新聞紙(全紙) 半分にする 両手でひねる 4.ごはんを炊く場合の米 と水の割合は、米4に対し て水は5.5~6の割合が目 安です。約20分で米は炊 きあがる。