1.秋水園 - 佐藤まさたか

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Transcript 1.秋水園 - 佐藤まさたか

佐藤まさたか
活動報告&意見交換会
平成24年4月21日(土)
東村山駅西口サンパルネ内会議室
議会の構成(基本データ)①
・定数25名 現員25名(男性18・女性7)
・会派…自民党8名/公明党6名/共産党4名
変わろう!議会・東村山3名/草の根2名
みんなの党1名/市民自治1名
・期数…1期目9名/2期目8名/3期目3名/5期目5名
・常任委員会…政策総務(経営政策部、総務部、その他)
厚生(健康福祉部・子ども家庭部)
生活文教(市民部・教育委員会)
環境建設(都市環境部・資源循環部)
・特別委員会…議会基本条例制定を進める特別委員会
議会の構成(基本データ)②
• 在住地域別
栄 町(7,370世帯)
萩山町(7,223世帯)
秋津町(7,164世帯)
富士見町(6,934世帯)
久米川町(6,484世帯)
本 町(6,236世帯)
恩多町(6,230世帯)
青葉町(5,554世帯)
美住町(4,641世帯)
野口町(4,272世帯)
廻田町(2,769世帯)
多摩湖町(2,386世帯)
諏訪町(2,360世帯)
4名…奥谷(変) 石橋光明(公) 保延(共) 山口(共)
1名…島田(公)
2名…肥沼(自) 小松(公)
1名…福田(共)
3名…熊木(自) 伊藤(公) 山崎(共)
1名…土方(自)
3名…駒崎(公)赤羽(み) 矢野(草)
1名…島崎(市)
2名…大塚(変) 三浦(自)
0名
4名…小町(自) 石橋博(自) 村山(公) 佐藤(変)
1名…蜂屋(自)
2名…北久保(自) 朝木(草)
一般質問で取り上げたテーマ
【23年6月議会】
1.市内小中学校「2学期制」の本格検証を
2.「協働」「市民参画」を市役所内で共有・浸透させるには?
【23年9月議会】
1.市民と向き合う行政から、寄り添いともにつくる行政へ
~ともにこの街で生きる子どもたちへの心ある対応を求めて
①児童クラブ職員の嘱託化は、必要な基準づくり抜きに進めるべきではない
②児童クラブ隠れ待機児童問題の早期解決を求めて問う
③障害児の「真の支援」となるよう、移動支援事業の柔軟な運用を
④保護者のための待機児童対策と、子どもたちのための保育の質について改めて問う
2.秋津住民による秋水園運営組織構想について問う
【23年12月議会】
1.秋水園「労災隠し問題」と地元雇用構想から、労働安全に対する市の姿勢を問う
2.当市だけが著しく厳しい児童クラブ入所基準の是正について
【24年3月議会】 ※代表質問をおこなったため、一般質問はなし
テーマ①「議論し、提案する議会へ」
【22年度】
●議員報酬削減(期末手当加算分の廃止) ※支払総額838万円→782万2,750円(佐藤)
●議員定数削減(26名⇒25名)
●本会議インターネット録画配信
●議会だよりに議員全員の賛否一覧表掲載
●議員年金の全面廃止
【23年度】
●議会基本条例制定を進める特別委員会の設置(6月)
●手話通訳者の試行的配置(12月)
●議会運営委員会で審査中の請願2件
①予算・決算特別委員会の録画配信を求める請願
②一般質問の一問一答方式の速やかな採用を求める請願
★議会基本条例とは
地域主権を進めるためのツール。市民と議会の関係のつくり直し。
テーマ②「子どもを大切にする市政へ」
●児童クラブ運営の充実
・職員全面嘱託化に異議⇒スローダウンを市長が約束。
・運営指針づくりを強く要請⇒当事者を入れた場での協議が始まる。
・他市より著しく劣る入所基準による待機児問題⇒24年度から柔軟運用を約束
⇒基準自体の見直しへ
●保育園増設と質(中身)の確保、向上
・24年度4月…ほんちょう保育園(100名)新設/八国山保育園分園(20名)新設
今夏…青葉町(名称未定・100名)新設/花さき保育園移転増設(約30名)
25年度4月…むさしの幼保一体型認定こども園(100名)新設
年度途中…東大典保育園増設(約30~40名)/ R保育園さらなる増設?
・突然提起され混乱した公立保育園民営化
⇒当初計画を一旦凍結し、第八保育園を先行実施するよう要請
⇒第八保育園は指定管理者制度を途中で終了し、24年4月から「八国山保育園」と
して再スタート
テーマ②「子どもを大切にする市政へ」
●障がい児に対する地域支援事業の拡充
●貧困、格差への対応
学校給食の実態調査、就学援助申請方法の改善、
自費負担範囲の見直し 等
●学校2学期制の検証、見直し
テーマ③「いのちを守る東村山へ」
●自殺防止策
22年12月議会一般質問「「生きる支援」としての自殺対策について」
保健所主催のゲートキーパー養成講座・NPO法人ライフリンク学習会等へ参加
生命のミュージアム(日野市)見学 等
★私自身、具体的なアクションにつなげるところまで至っていない分野です。
●放射能問題への対応
★この間、東村山市は他市に比べかなり迅速かつ柔軟に対応してきたと受け止めています。
市内で自主的かつ活発に活動されている市民グループがあり、大塚議員がしっかり関わっ
ておられます。私自身は気にかけつつも主体的に取り組み切れていない状況で、反省です。
●子育ての孤立、児童虐待の防止
★子育て総合支援センター「ころころの森」が今春から市内で活動してきたNPOの方たちによ
る運営となりました。私自身は何もできていませんが、当事者の思いに寄り添える運営主体と
なったことで評価は高いと聞いていますし、本当によかったと思っています。
テーマ④「大事なことは市民が決める」
●庁内で徹底しない「協働」について、再三取り上げるとともに
改善を提言
●みんなで決めよう・原発国民投票の運動に参加
都民投票実現のための署名活動にも参加
●自治基本条例が住民投票条項を盛り込んだものとなるよう働
きかけを強めたい。←バックラッシュの動き
テーマ⑤「財政の監視・見える化へ」
●財政の実態を市民が把握できるよう、白書等をいっそうわかりやすいものとす
ることや、出前説明会開催等を求めています。
⇒市民による市民のための財政学習会を開きたいですね。
●地元業者の保護を理由とした入札制度の非公式な変更、恣意的な運用を取
り上げ、改善を求めています。
●公契約制度等で説明責任、透明性を確保することで、さらなる入札制度の向
上を目指すことを求めています。
●日常的に入札結果を確認し、不透明な案件については調査、指摘を続けてい
ます。
★ポイントは、市民がどれだけ学び、自治力をアップできるか、だと思っています。
それ以外の主要な問題あれこれ
1.リサイクルセンター新設整備問題
新年度予算修正案提出に至るまで
リサイクルセンター新設整備問題の経緯①
【東村山市民のごみ】
・可燃ごみ・不燃ごみ・びん・缶・ペットボトル・有害物⇒秋水園(秋津町)
・容器包装プラスチック⇒民間事業者(恩多町)
【秋水園の老朽化】
・焼却炉⇒平成22・23年度に延命化工事。33年度まで使用可。
・それ以外
20年3月 「配置計画報告書」作成。リサイクルセンター建設を表明。
21年3月 「整備基本計画」として議論の俎上に。「あくまでも叩き台」と。
21年11月~22年3月 市民委員を交えた「整備基本計画検討会(計8回)」
22年2月~23年3月 議会に「秋水園リサイクルセンター計画に関する調査特別委員会」
「最低限、ペットボトルの外部処理化は行っていく」ことで集約。
23年4月 市議選後、改めて特別委員会設置を働き掛けるも実現せず。
リサイクルセンター新設整備問題の経緯②
23年6月 「秋水園リサイクルセンター整備計画について、さらなる費用の
圧縮と秋水園への搬入(収集)車両数の縮減施策を求める請願」
23年8月 議会全員協議会開催。
ペットボトルも自前で処理する、と市は言い出す。同時に、完成後の施設
運営を「地元住民による団体」に任せることで「雇用」という還元策にしたい、
と表明。⇒その後、市民、議会の追及で凍結中。
23年7月 環境建設委員会で審査開始。以後24年3月まで計11回開催。
議員有志で他自治体の施設視察なども行い、集中的に議論を重ねる。
この間、市は「市内に扱える民間事業者はない」「民間事業者に全品目を
任せられる」等と二転三転。提出する数値も根拠が説明できない等頻発。
24年2月 請願を全会一致で採択
24年3月 代表質問・予算委員会
この段階でも曖昧な答弁が続くとともに、予算原案に無い事務所棟の計画が
突如盛り込まれる方向が示される。⇒予算修正案を提出
リサイクルセンター新設整備問題の経緯③
【3月16日予算委員会における会派としての意見表明・抜粋】
退職手当債の発行停止、PPS導入のコスト削減策等を評価する。歳出面でも
減災対策、食材放射能測定器の導入、保育園増設等に加え、自治基本条例、
児童クラブガイドライン作りなどを市民と進める姿勢には共感する。
しかしリサイクルセンター予算について以下の疑義があり反対とする。
計画に関する不明確、不確実な答弁は議会の十分な審議を阻害した。予算案
積算時に無い1億円規模の事務所計画を議会一部会派の要望で後から盛り込
ませることは、予算審議の空洞化を招き、チェック機能を放棄するもので自殺行
為に等しい。事務所の議論は別途行うのがスジである。
秋水園への搬入車両を5千5百台も削減できる缶とペットボトルの戸別・混合
収集化と民間委託、一層のコスト減に取り組むべきである。
修正案の提案説明さえ認めなかった会派は、議会改革を公言する議会の一員
としてしっかり説明すべきであり、最後に旧態依然に走った議会の実情は悔しく
無念である。
リサイクルセンター新設整備問題の経緯④
24年3月26日 本会議において修正案を再度提出。
今回は蜂屋(自民)土方(自民)赤羽(みんな)各議員が議題
とすることには賛成したため、議員間の議論が実現。
⇒ 修正案は10対14で否決。原案が可決。
24年4月18日 環境建設委員会開催
民間事業者に受託可能性の可否について回答を求めていた
3月8日付文書に関し、「今日まで回答が来ていないということは
検討していないと判断している」と部長答弁。「なぜ委員会開催
を知りながら事前確認しておかなかったのか」でまたも紛糾。
さらなる施設規模縮小を意図した奥谷議員の私案の検討も含
め、4月26日午後3時に次回開催を決めて散会。
★近隣3市(人口33万人余)約5億円程度の施設計画が動き出しているという情報。
当市は15万人で12億円規模。
議会改革の現状と課題
【今後の課題】
●議会基本条例
どれだけ市民にとって「使える」「生きた」ものにできるか
orイミテーション条例に終わるか。
議会が外へ出て「報告会」「意見交換会」を一日も早く開くこと。
●基本条例と切り離して進めるべき課題
・ 一部事務組合等の報酬の見直し、廃止
・ 傍聴しやすい議会のための環境整備 等
★全てのカギを握るのは、市民の皆さんの目
税金を公正に使う「入札・契約問題について」①
税金を公正に使う「入札・契約問題について」②
【引き続き追いかけるポイント】
●「電子入札制度にしたから談合はできない」は本当か?
※別紙データ
●「契約の透明性をどう確保するか」⇒公契約条例の必要性
●ようやく新設される「入札等監視委員会」をどこまで実効性の
ある組織にできるか。
最後に 「私の思いと提案」
●私がいただいている議席の意味とは?
●「大事なことは市民が決める東村山」実現のためには
●「学び合う場」の大切さ