女性研究者支援センター 「まほろば」

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Transcript 女性研究者支援センター 「まほろば」

■女性研究者支援センター シンビオティック(共生)・ラボの役割
■実施体制
学 長
センター長
運営委員会
妊娠・出産・子育て中の
女性研究者への研究・実験補助
研究継続を困難にする問題(ハラスメン
ト等)が発生したときの緊急避難
マネージャー
研究活動継続支援
相談部門
相談部門
シンビオティック 企画・管理運
ラボ部門
営部門
啓発・広報部
門
コーディネーター
心理相談員
女子学生
進路選択
支援部門
コーディ
ネーター
妊娠・出産・子育て中の
体調不良, 研究中断・復
帰の不安, 育児疲れ, 子
供の病気, 研究の時間
が足りない!
研究継続を困難にする
問題発生!
研究支援員
研究・実験補助
相談、支援、調整、
コーディネート
キャリア
アップ
シンビオティック(共
生)・ラボ
研究・実験
補助者
次世代の女子
中高生のロール
モデル
研究支援員人材登録 事務局(研究推進課)
●相談部門
妊娠・出産・子育て・介護と研究の両立について、人間関
係の悩み等について随時相談を受け付けています。相談
申し込みは、Telまたはjshien@に。
●シンビオティック(共生)・ラボ部門
妊娠・出産・子育て・介護などライフイベントと研究の両立
を支援します。また、安全快適な職場環境の確保をおこな
います。利用には、まず、ご相談を。
●企画・管理・運営部門
女性研究者連絡協議会や連携大学との共同企画の活動、
あるいはニーズ調査などを行います。
●啓発・広報部門
快適な研究・教育・労働環境づくりのための啓発研修会の
開催、啓発冊子・ポスターの発行などを行います。
●女子学生進路選択支援部門
キャリアデザイン教育、キャリアアップのための研修、また、
医理保健系に進路選択する女子中高生が増加するため
の取り組みを行います。
活き活き
元気
研究能力の発揮
自己実現
活動内容
女性研究者支援センター「まほろば」は、平成23年度科学
技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」
に採択されました。センターでは、女性研究者が研究を継
続・発展させ、キャリアアップを図ることができる環境整備を
行っていきます。
支援センターに配置したマネージャーやコーディネーターを
中心に、相談活動、研究支援員の配置、研究者の一時保護、
意識啓発活動などを行います。また、全学的支援として、学
内保育園の改築等による保育内容の拡充など、育児と研究
の両立のための環境整備を進めます。
センターのシンビオティック(共生)・ラボ部門においては、
マネージャー等による支援条件などのマッチングを経て、ラ
イフイベント中の女性研究者に研究支援員を配置します。
「まほろば」とは、「優れて美しい場所」、「心地よい場所」、
「住みやすい場所」という意味の日本の古語。奈良医大は研
究者にとっての「まほろば」を目指します!
達成目標
研究とライフイベントとの両立
ライフイベント中の女性研究者に研究支援員を配置する。
産休終了時および育児休業終了時の退職者ゼロを目指す。
女性研究者の早期離職防止
若手教員の就職後2年以内の離職率ゼロを目指す。(他大学
等への転職を除く)
意識啓発・研修の徹底
女性の人権・ハラスメント防止啓発のための研修会を定期的
に実施し、すべての教職員が受講することを目指す。
新規参入女性研究者の増加支援
医学部女性教員比率を現在の18%から21%に、医学部全体
の女性研究者比率を現在の23%から26%に引き上げるよう、
ポジティブアクションを実施する。
未来の女性研究者の育成推進
大学院生の女性比率が現在の30%から40%以上になること
を目指して、学部学生に対するキャリアデザイン教育を実施
する。
臨床研修医や看護師を対象としたアカデミックキャリア向上
について考えるワークショップを定期的に開催する。
Q
どのように支援をしていただけるのでしょう
か?
*どうぞお気軽にご相談ください*
●妊娠・出産・育児
●相談窓口の開設
●家族の病気や介護
支援センターにて相談を受付け、それぞれの状況に応じて
●人間関係
研究支援員の配置や研究者の一時保護を行います。また、
全教職員に広く正しく理解していただくため、仕事と子育て
の両立に向けた意識の啓発活動を行い、快適な職場環境
づくりに努めます。
当センターでは、上記以外にも女性研究者が研究を継
続する上で障害となっている様々なお悩みについて、
電話やメールでのご相談を随時受付けております。
●学内保育園の大幅改築と拡充
これまでの学内保育園の定員を18名から60名に増やし、
対象年齢も4歳から6歳(就学前)に引き上げます。また、
女性研究者支援センター
【ご質問・お問い合わせ】
園医による健康管理・急病対応など保育施設の充実により、
「まほろば」
研究者が安心して育児と研究の両立を行える環境整備を
進めます。
Q
支援員になりたいのですが、どのように人
材登録をすればいいでしょうか?
女性発 よい環境づくり
⇒よい教育環境、よい労働環境へ
まず、センター内にある人材登録バンクに必要事項を登
みんなの輝く笑顔をサポートします!
録してください。支援内容は、データ入力や処理といった
事務的作業から、実験研究まで様々です。あなたのお持
ちの経験・技能・専門知識を活かす場です。詳しくは、セン
ターにお尋ねください。
Q
アカデミック・ハラスメントとは?
研究教育の場における優位な力関係を利用した理不尽
女性研究者支援センター「まほろば」
な行為(嫌がらせ)であり、学生、院生、若手教職員が被
〒634-8521 奈良県橿原市四条町840
害を受けるケースが多くみられます。被害が著しく長期
公立大学法人奈良県立医科大学 基礎医学校舎5F
にわたると、学習・教育・研究活動が困難になり、退学や
離職を余儀なくされる状況に陥ってしまいます。センター
では、女性研究者がその能力を最大限発揮できるようア
カデミック・ハラスメントのない研究環境づくりに努めます。
電話:0744-22-3051(代)
FAX:0744-29-4746
Eメール:[email protected]
HP:http://www.naramed-u.ac.jp/~josei/index.html
Jshien2011②
公立大学法人 奈良県立医科大学