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平成25年度
介護労働講習
(実務者研修を含む)
~ 私達は介護のプロを応援します ~
講習期間
平成25年10月4日~平成26年3月24日
公益財団法人 介護労働安定センター
島根支部
※掲載している写真、氏名等の個人情報につきましては、予めご本人の承諾を得て掲載しています。
修了おめでとうございます!!
集合写真
送る言葉
実務者研修を含む「介護労働講習610時間」の第1期生の誕生を、職員一同心
からお喜び申し上げます。
将来の介護従事者は、介護福祉士を基本とされており、介護人材の養成体系
も大きく見直しが図られました。平成28年度1月以降の介護福祉士国家試験を
受験するためには、実務経験3年に加えて「実務者研修の修了」が義務付けら
れ、平成24年度に実務者研修が導入されました。この後は、「実務経験3年」の
みで受験できます。
6か月間の長期講習でありましたが、ここで学ばれた内容や実習は介護業務
のごく一部です。これから自分の職業として、現場で学ばれることが多いと思い
ます。
今後、実務経験を積んで能力を備えていただき、利用者の心がつかめる介護
福祉士になられるよう強く願っています。
島根支部長
講習の実施風景
座学・演習・生活支援技術など
排泄の介護(おむつ交換)実習中
自分たちで考えた献立を調理中・・・美味しくできました
個別援助計画を立てながら・・・グループワークしています
介護労働講習610時間を終えて・・・
今年は22名の受講生が610時間の講習を修了し、
それぞれの道へ進んでいきました・・・・・・・
そんな修了生の感想をまとめましたので、ご紹介いたします。
最初の授業から、今までの介護のイメージと180度転換させられた思いをしたのを今でも覚え
ています。その後も、沢山の講師の方がわかりやすく丁寧に教えていただき、今では入校時に
比べて介護の職に就くのに不安が解消された思いです。
厳しかった所も多々ありましたが、その分充実した研修を送ることが出来ました。これから研修
で学んだことを活かして現場で活躍し、介護福祉士・ケアマネージャーになるために、更に学ん
でいきます。
最初は6か月も研修ができるかとても不安でした。しかし、1か月を過ぎる頃には慣れてきて、
勉強の仕方もわかるようになり、また緊張も解けて楽しく過ごせるようになりました。試験、レ
ポートも最初はよく理解できなかったけれど、回を重ねるごとにだんだん分かるようになると高
得点が取れ、自信がつきました。
資格を取得する!!という目的は大きな力となって私を支え、勉強に身が入りました。
6か月間、苦楽を共有した仲間は私の宝です。研修を終えて(人生の貴重な体験をさせていた
だく)・・・これが介護だと思いました。
今はとても清々しい思いで3/24の最終日を迎えることが出来ました。
初日はとても不安で、手渡されたテキストの重さにこの年齢で学ぶことの難しさを感じたことが
思い出されます。テストやレポートの解答が戻って来る度に一喜一憂していました。でも、一緒
に学んだ仲間と共有した貴重な時間は、これからの人生の中で本当にかけがえのないものと
なりました。講師の先生方からお聞きする、今の介護の現実を聞くたびに、最初は重たい気分
にめげそうになっていました。でも、いろいろ悩むうちに本当にやりたい介護が見えてきたよう
に思います。第1期生として自信と誇りをもって新たな世界に向かいたいと思います。
皆さんの学ぶ姿勢に圧倒され、ついていくのに精一杯の毎日でした。皆さんから元気をもらい
続けて6か月間乗り越えることが出来たと思っています。
自分で行動を起こさなければ何も変わらないということを改めて気づくことができた6か月でし
た。日々懸命。ありがとうございました。
就職後の修了生の声
大島 真由美 さん
社会福祉法人みずうみ
小規模多機能型居宅介護あさひ乃苑勤務
Q:介護労働講習で学んだことは?
A: 利用者の方の尊厳を守る、介護の理念、考え方を学びました。
これらのことを学んでいなかったら、声掛けの仕方など全く違うもの
になっていたと、今、介護の現場で働いてみて改めて感じます。
Q:実際に介護のお仕事に就かれた感想は?
写真
A: 利用者の皆さんとのふれあいで、毎日癒されて楽しいです。慣
れない頃は、失敗したり、悩んだりもしましたが、講習で一緒に学ん
だ仲間と時々集まり、励ましてもらいました。
仲間と話すと「みんな同じように悩んでいるんだ」と安心することもで
き、今でもかけがえのない存在です。
Q:これから受講される方へのメッセージをどうぞ
A: 立派な経歴をお持ちで実績のある豪華な顔ぶれの講師の方々の熱心な講義をしっかり学んでほし
いです。学びの中に無駄なことは一つもありません。そして、講習での出会いを大切にしてほしいです。