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グラフィック環境の開発に関する研究 -X-Window,Open GL,JAVA,Flash中島 賢,新井 裕輝,大澤 厚雄,井門 俊治 埼玉工業大学工学部情報工学科知的感性システム工学研究室 Windows,Cygwin,LINUX,IRIX,SOLARIS,携帯電話などの各種のOSのもとで、ライブラリの 設定、ウィンドウの設定などの各々のグラフィック環境の整備を行い、X-Window,Open GL, Java,Flashでグラフィックプログラムを作成する。これらのグラフィックプログラムの結果と、実 現するためのプログラムの比較を行い、表示結果、プログラミングの工夫・特徴、OSのグラ フィックス機能を評価する。 X-Window 背景:MIT(マサチューセッツ工科大学)で開発された、ウィンドウシステム 特徴:クライアント/サーバモデル、ネットワーク透過性 Open GL 背景:SGI(Silicon Graphics社)が中心となって開発された、グラフィックス処理のためのプロ グラミングインターフェース 特徴:プラットフォームに依存しない Java 背景: JavaとはSun Microsystems社が開発した、プログラミング言語 特徴:プラットフォームに依存しない Flash 背景: Macromedia社が開発した、Webコンテンツを作成するソフト 特徴:作成されたファイルのサイズが小さい 同様のグラフィック表示 X-Window Open GL Java Flash ダイヤモンド図形 X-Window Open GL Java Flash 雪だるま プログラムの比較 線の描画 四角形の描画 X-Window XDrawLine(d,w,gc,x1,y1 XDrawRectangle(d,w,gc,x,y,width ,x2,y2); ,height); Open GL glBegin(GL_LINES); glBegin(GL_LINES_STRIP); glVertex2f(x1,y1); glVertex2f(x1,y1); glVertex2f(x2,y2); glVertex2f(x1,y2); glEnd(); glVertex2f(x2,y2); glVertex2f(x2,y1); glVertex2f(x1,y1); glEnd(); Java g.drawLine(x1,y1,x2,y2); g.drawRect(x1,y1,width,height); Flash _root.moveTo(x1,y1); _root.moveTo(x1,y1); _root.lineTo(x2,y2); _root.lineTo(x1,y2); _root.lineTo(x2,y2); _root.lineTo(x2,y1); _root.lineTo(x1,y1); グラフィック表示一覧 Windows Cygwin X-Window - ○ Open GL ○ ○ Java ○ ○ Flash ○ × LINUX ○ ○ ○ ○ IRIX ○ ○ ○ ○ SOLARIS 携帯電話 ○ × ○ × ○ △ ○ △ 異なるOS、異なるプログラミング言語によるグラフィックプログラムを 実行することにより、2次元グラフィックスの実現の互換性を示すこと が出来る。