IDSとFirewallの連携によるネットワーク構築
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Transcript IDSとFirewallの連携によるネットワーク構築
IDSとFirewallの連携による
ネットワーク構築
05A2013
大川内 斉
種田研究室
はじめに
インターネット技術が普及する一方で、不正ア
クセスやコンピュータウイルスによる被害が増加
している。
様々な機能を持った、セキュリティ製品があるが
本研究では、IDSとファイアウォールを組み合わ
せたネットワークを構築を行った
IDSについて
Firewall(パケットフィルタリング)では、破棄
できない不正なパケットをIDSで検知する
IDSでは検知のみを行う
不正利用者
IDS
一般ユーザ
正規のパケットと不正なパケットを見分けられない可能性がある
システム構成
円グラフ化
ログを監視する
プログラム
IDS
Firewall
ログ
パケット
パケット破棄
使用したソフト
■IDS: Snort
登録しておいたルールと一致したら検知
■Firewall: iptables
Linuxに実装されているパケットフィルタリング機能
■ログ監視プログラム: perl言語で作成
ログのチェックとiptablesコマンドの実行
ログのグラフ化
フィルタ名(攻撃の概要)
どんな内容の攻撃が一日、
1ヶ月の間に何件あったかを
円グラフで表示
グラフ化
実行画面
1ヶ月ごとに
表示するとき
選択
パケット破棄条件
Snortが出力するPriority(影響のレベル)と
フィルタ名(攻撃の概要)という二つの項目で
パケット破棄を行っている
Priority
フィルタ名
Snortが出力するログ
パケット
破棄
FTPサーバを使った実験
FTPサーバに対して、ログインを試みたときに規定回数
を超えて、このログが出力されたら、該当のIPアドレスを
持つクライアントは、FTPサービスを利用できないように
ファイアウォールでフィルタリングする
ログイン失敗時に出力されるログ
まとめ
当初の目的であった、IDSとFirewallによるパケット
破棄を行うことができた。
しかし、正常なパケットを危険なパケットと判断し
パケットを破棄するという場合があるため
→パケット破棄のルールの設定を明確に
■今後の課題
・他の攻撃に対する対応
参考資料
サイト
・ Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/
・@IT –アットマーク・アイティ
http://www.atmarkit.co.jp/
・Linuxサーバ構築ガイド ~外部から安全に活用するために
http://safe-linux.homeip.net/index.html