アルゴリズムのわかりやすさ

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アルゴリズムのわかりやすさ
フローチャートと構造化定理
神奈川県立金沢総合高等学校
五 味 大 金
覚えようフローチャートの種類
端子記号
結合子
判断記号
処理記号
ループ始端
ループ終端
準備
データ記号
入出力一般
構造化定理
• ひとつの入口とひとつの出口をもつ
• 3つの基本制御構造の組み合わせ
•どんなプログラム論理も記述できる
3つの基本制御構造
• 順次構造
• 選択構造(分岐構造、判断構造)
• 繰り返し構造
順次構造とは?
• 上から下へ処理を実行する論理構造
処理1
処理2
処理3
処理1→処理2→処理3の順に実行される
選択構造とは?
• 条件によって処理内容を振り分ける論理構造
• 二分岐選択と多分岐選択
二分岐選択
• YESとNOでわける
• 大小でわける
NO
>
条件
条件
≦
YES
処理1
処理2
処理1
処理2
多分岐選択
条件
状態1
処理1
状態2
処理2
状態n
・・・・・・・
処理n
繰り返し構造
For型
Until型
ループ名
ループ条件
While型
ループ名
ループ名
終了条件
処理
処理
処理
ループ名
ループ名
終了条件
ループ名
例題1
•
「チョコレートを買いにスーパーへ行き、A社
とB社のチョコレートのうち安いほうを買って
家へ帰る。」の流れ図を作成せよ。
①スーパーマーケットへ行く
②A社のチョコレートのほうが安い
③A社のチョコレートを買う
④B社のチョコレートを買う
⑤家に帰る
例題1解答例
START
スーパーマー
ケットに行く
A社のチョ
コレートの
ほうが安
い
A社のチョコ
レートを買う
家に帰る
END
B社のチョコ
レートを買う
例題2
• 縦の長さが12、横の長さが34の長方形の面
積を計算するプログラムの流れ図を作成せよ。
例題3
• 1から9までの奇数を表示するプログラムの
流れ図を作成せよ。
例題4
• 1から10までの和を表示するプログラムの流
れ図を作成せよ。
例題5
• 1つの値を入力して、その値が
1のときは 「合格間違いなし」
2のときは 「油断せず努力せよ」
それ以外のときは 「あきらめずに逆転を目
指せ」
と表示するプログラムの流れ図を作成せよ。
例題6
• 入力した年(西暦)が、うるう年かどうかを判
断し、うるう年またはうるう年でないと表示す
るプログラムを作成せよ。