Transcript 3-4 河原隆太郎
末梢皮膚温から考察する 過緊張抑制のための呼吸に関する研究 指導教員 木村昌彦 0451064 河原隆太郎 研究目的 格下だわ!! 私 格 下 胸を借りる つもりで 戦います! 50m走 運 動 会 ゴール 敗因は “緊張”ね!! 勝 者 敗 者 “緊張”して転ん で しまったわ・・・ そうだ!! どうすれば 本研究では・・・ 緊張がとけるのか・・・ “呼吸”で“緊張”を “深呼吸” とかなら とぐほぐす方法を 簡単だけど・・・ 考えてみよう!! ・研究方法 対象・スポーツ経験のある健常な 横浜国立大学男子学生6名、女子学生6名 実験に用いる呼吸方法 ・深呼吸・・・ 一般的に用いられる深呼吸 ・腹式イメージ・・・お腹で息を吸ったり吐いたりするイメージ ・呼気イメージ・・・息を吐くことに重点を置いたイメージ ・通常呼吸・・・安静時の呼吸 指先の *交感神経の指標としては「末梢皮膚温」を用いる。 実 験 手 続 き 安 腹 呼 安 R R R 静 式 気 静 深 3 E E E イ イ → → 5 → 呼 → → → → 0 S S S メ メ 吸 分 T T T 分 | | 間 間 ジ ジ 皮膚温計測期間 実験Ⅰ・・・ 呼吸時間 5分間 室温24℃ 湿度30% 呼吸時間 1分間 室温24℃ 湿度30% +REST2分間 実験Ⅱ・・・ 呼吸時間 3分間 室温22℃ 湿度30% 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 -0.5 -1 -1.5 -2 -2.5 5分 30 秒 4分 4分 30 秒 3分 3分 30 秒 2分 2分 30 秒 1分 1分 30 秒 被験者A 被験者B 被験者C 被験者D 被験者E 被験者F 平均 0分 -3 0秒 温度変化(℃) ・結果と深呼吸による温度変化 ~実験Ⅰ・呼吸時間5分間の場合~ 考察 呼吸時間 図1.深呼吸による温度変化 →呼吸開始を0℃とした時の30秒毎の温度変化 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 -0.5 -1 -1.5 -2 -2.5 5分 30 秒 4分 4分 3分 30 秒 3分 30 秒 2分 2分 1分 30 秒 1分 30 秒 被験者A 被験者B 被験者C 被験者D 被験者E 被験者F 平均 0分 -3 0秒 温度変化(℃) 腹式イメージによる温度変化 ~実験Ⅰ・呼吸時間5分間の場合~ 呼吸時間 図2.腹式イメージによる温度変化 →呼吸開始を0℃とした時の30秒毎の温度変化 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 -0.5 -1 -1.5 -2 -2.5 5分 30 秒 4分 4分 30 秒 3分 3分 30 秒 2分 2分 30 秒 1分 1分 30 秒 被験者A 被験者B 被験者C 被験者D 被験者E 被験者F 平均 0分 -3 0秒 温度変化(℃) 呼気イメージによる温度変化 ~実験Ⅰ・呼吸時間5分間の場合~ 呼吸時間 図3.呼気イメージによる温度変化 →呼吸開始を0℃とした時の30秒毎の温度変化 呼吸後の効果 ↑↑ 腹式イメージ ス キ呼 ル吸 ア法 ッの プ 違う指標で 再度検討 深呼吸 スキルアップ 腹式イメージ 効 果 的 な 呼 吸 簡単・多くの人に効果 呼気イメージ 呼吸後の効果 ↓↓ ・今後の課題 皮膚温以外の指標による検討も同時に行なう。 末梢皮膚温と交感神経の関係について 再度詳しく研究し、実験方法を見直す。 多少の刺激や環境の変化でも大きく結果が変わ ることや、様々な要因を踏まえた上で考察を行な う必要があることを理解し、 さらに正確で信頼で きる結果を得られる研究を行なっていくことが、 今後必要であると考える。 ご清聴ありがとうございました。 詳しくはポスターセッションで!!