Transcript Chandraによる銀河中心Radio Arc領域の 巨大分子雲の観測

Q18b
すざくによるTeV未同定天体
TeV J2032+4130の観測
村上弘志、北本俊二 (立教大理)
TeV J2032+4130



HEGRAによりCygnus region
で発見
最初のTeV未同定天体
広がっている (～6’.2) 中性鉄輝線 (ASCA)
時間変動は見られない
高エネルギー粒子の加速機構を調べる
ためには他波長での観測が重要
関連は？
Aharonian et al. (2005)
近傍にはOB星の集団 Cyg OB2,
マイクロクェーサー Cyg X-3,
EGRET sourceなど存在
すざくによる観測

2007年12月 約40ks観測
Src 2
Src 1
２つの放射を検出
点源が多数存在
⇒ Chandraの観測で
点源の寄与を調査
Diffuse成分のスペクトル
Src 1

point sourceの成分
は差し引く
NH
Γ
(1022 cm-2)
point source
FX
(10-13 erg s-1 cm-2)
Src 1
0.7
2.1
2.0
Src 2
0.5
1.8
2.0
有意な成分を検出
Src 2
point source
放射機構の考察

FTeV/FX ～ 10
電子起源とすると
B～1μG
銀河面近くで若い星も多く
集中している領域
⇒ 磁場は強いと考えられる
陽子などnucleonicな起源を示唆
Suzaku
Aharonian et al. (2005)