No.2配布 - 東海大学 情報理工学部情報メディア学科
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企業研究2:
IT業界の形成と発展の歴史
情報メディア学科 濱本和彦
ITの職場とこれからの視点
ITの職場はとにかく広い
IT「を」仕事にする職場
情報サービス産業協会に所属するシステム会社など
IT「で」仕事をする職場
IT業界に仕事を出す側の
「
」という視点
中心から
発想の産業構造へ
ITサービス業界の全体像
プライマリー層
セカンダリー層
サード層
下請けベンダー
が集中
ITサービス業界の分類
プライマリー系SIベンダー
1次ベンダー。
プライマリーから国内のセカンダリーではなく
トを抑える動きも。
なサービスが提供しにくい問題も。
を使いコス
子会社系SIベンダー
「メーカー系ベンダー」や「ユーザ系ベンダー」とも呼ばれる。
大手企業の社内情報システム部門が独立したSI企業。
親会社からの案件を期待できる特徴。得意分野も明確。
ITサービス業界の分類
独立系SIベンダー
の独立系企業。ユーザ会社のアウトソーシング先。
マルチプラットフォームソリューションを提供,特定のメーカに関わりなく
自由に調達しして独自の提案が可。
独自の
をもち自らSI業務を行う企業もある。
外資系SIベンダー
世界標準「
」のソフトウェアやシステムをもつ企業
情報システムの発展
「よくわかる情報システム&IT業界」日本実業出版社より抜粋
情報システムの発展
1955~
時代
大型コンピュータ,オンライン処理,数字処理中心
1970~
時代
オフコンの導入,「
中心」時代
中堅企業や大企業の部門単位で導入
組織中心の利用
指向プログラム開発
情報システムの発展
1980~
時代
システム,パソコンの普及
ビジネス,「
中心」時代
個人中心の利用,
指向プログラム開発
2005~
時代
中心の利用,SaaS利用
開発
情報システムの発展と業界の誕生
「よくわかる情報システム&IT業界」日本実業出版社より抜粋
情報システムの発展と業界の誕生
1946年
世界初の電子計算機「ENIAC」
1955年
日本初のコンピュータの商用利用「UNIVAC」
商社が輸入・販売するが売れず。
1958年
日本初の
解析計算の請負など
情報システムの発展と業界の誕生
1965年頃
オンラインが稼働し始める
の誕生
銀行のオンライン預金,新幹線のみどりの窓口
コンピュータ技術者の不足,大学での講座の新設
1968年,インテル設立
1969年
情報処理技術者試験の開始
情報システムの発展と業界の誕生
1970年頃
ミニコン,オフコンの登場「
コンピュータ」
ソフト会社が業務ソフトを開発,オフコンとともに販売
する「
(独自パッケージソフトを持つ
独立系SIベンダー)」が登場。
1975年頃
1975年,マイクロソフト創業
1976年,アップルコンピュータ創業
1978年,日本語ワードプロセッサ発表
の時代
情報システムの発展と業界の誕生
1980年頃
パソコンの大規模導入「OA」
の導入
PC/AT互換機発表,NECシェアの減少
1995年
Windows95,
の一般市場への登場
電子メール,ホームページ,電子商取引,等々
オフコンから
機へ
ITベンチャー企業の躍進,外資系サーバシステム会社
の成長
国内IT企業の成長率の推移
業界研究シリーズ「ITサービス」日本経済新聞出版社より抜粋
ITサービス業の売上高と従業員数の推移
業経済産業省「平成19年特定サービス産業動態統計調査速報(7月分)」より抜粋
ITサービスの現状
緩やかな
傾向
社会保険庁のシステムや郵政民営化など中央政府関
連の大型案件=
進む
案件のタイプ,どの業界からの案件を獲得するか?
1次ベンダーでは
人手不足
まとめ IT業界の職場
「よくわかる情報システム&IT業界」日本実業出版社より抜粋
まとめ
これからのトレンドは「
」
技術的には「
」と「
」
と「
」
日本の産業構造はピラミッド構造=ITゼネコン
,外資系
企業の躍進
それぞれに一長一短
の不足