Transcript 木質構造の特徴
木質構造の種類と特徴 ・図解「建築の構造と構法」 18~25ページ ・必携「建築資料」から 10 ~11ページ 木質構造の特徴 建築用木材 木質構造 製材 ・・・無垢材 木質材料・・・集成材や合板など 在来軸組工法 枠組壁工法 木質プレハブ工法 丸太組構法 大断面集成材構造 水平力の 抵抗形式 軸組形式 耐力壁形式 在来軸組工法の特徴 か べた基礎 枠組壁工法の特徴 木質プレハブ工法の特徴 丸太組構法の特徴 大断面集成材構造の特徴 1987年から 25mmの燃えしろを見込む 在来軸組工法 の部材構成 1階平面図 通し柱 3640 2730 3640 管柱 在来軸組構法の平面計画 • 半間(はんけん)=910(mm)をモジュール • 最大スパンは,2間=3640 (mm) → 梁断面は 105×300を標準とする • 四隅とそれに準ずる柱は通し柱とする → 最近では全て管柱とする工務店もある • 耐力壁を2方向ともバランス良く配置する → 「4分割法」で確認 2階平面図 通し柱 3640 立面図 切妻屋根 寄棟屋根 寄棟屋根 切妻屋根 A-A’断面図 2730 が多い 基礎伏図 基礎梁 1階床伏図 記号の凡例 柱の樹種と寸法 通し柱:「ひのき」の心持ち材が多い 材長:6m 断面:120×120 ← 耐朽性(防腐・防蟻性)に優れる ← 欠損しても,残りで曲げに強い 管柱: 「ひのき」の心去り材が多い 材長: 3m 断面: 105×105 土台と梁の樹種と寸法 • 土台:「ひのき」の心持ち材が多い ←耐朽性(防腐・防蟻性)に優れる 材長:3mか4m 断面:120×120 ← 通し柱に合わせる • 胴差・妻梁など梁:「べいまつ」か集成材 材長: 6m 断面:105×300 ←ヤング係数が大きい(変形しにくい) 2階床伏図 最近では根太を使わずに合板を用いる 小屋伏図 かなばかり 1階矩計図 2階矩計図 布基礎と束石の配置 土台・大引き・床束の配置 通し柱と1階管柱の設置 2階の桁・梁・胴差の設置 小屋組の設置 垂木・野地板の配置