損保の現状と今後について

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Transcript 損保の現状と今後について

1月14日発表
08BC172K 村杉なつみ
1.損害保険の現状
2010年4月~合併によって誕生!
狙いは、①競争力強化、②事業コスト削減
MS&ADとNKSJHDが正味保険料で東京海上HDを抜いた。
エコカー補助金制度による自動車保険の販売が好調だったから。
東京海上HDは保険引き受け利益が過去最高益となった。
1.損害保険の現状
保険料収入の構成比
自動車保険シェア
その他
10%
東京海
上HD
27%
自動車保険は収益の柱
3メガ損保で
9割占めてる。
MS&
AD
35%
NK
SJ
28%
保険料収入3年連続減収
自動車保険は寡占状態にある!!
1.損害保険の現状
エコカー補助金は限定的なものであり、若者
の車離れが進んでいる。
高齢化社会ではドライバーの数が激減し、国
内では「保険離れ」が進んでいる。
一方、直販損保のソニー損保は自動車保険で
対前年比11,2%となった。
今後は海外展開や新たな戦略・保険料値上
げなどを行っていく!!
2.海外展開
MS&AD
英保険大手のアジア損保部門の買収や中国、インドへの
生保部門の進出など、アジア市場開拓に力注いでる。
10年3月期、国内損保としての中国シェアが、
東京海上を抜いて首位に立った。
東京海上HD
海外展開にいち早く取
り組んだ!!
08年米保険会社フィラデルフィアを買収。英保険会社ども
傘下に収め、11年にはインドで現地企業と合弁で生保会社
を設立する予定。
海外事業が10年3月期の正味収入保険料を
5034億円も押し上げた。
3.新戦略
通販ダイレクト専門会社の台頭!!
グループ内に生保、年金専門、少額短期、ネット販売など多様な
保険会社を傘下に置いて多様な市場の確保を図っている。
損保の個人向け自動車保険
自動車保険正味保険料収入の推移
3メガ損保と比べ、ダイレクト損保
は増加している。
三井住友海上
三井ダイレクト
日本興亜損保
そんぽ24
損保ジャパン
セゾン自動車火災
あいおい損保
SBI損保
東京海上日動
東京海上イーデザ
イン損保
通販ダイレクト専門会社の台頭!!
代理店制度を基軸とする大手損保も通販ダイレクト会
社を立ち上げ、事業を行うようになった。
東京海上日動
東京海上イーデザイン損保
従来の優良ドライバー狙いでなく、損害率が高い
20~30代前半層など若年層をフォーカスし、1
万円のネット割引を入れ、ネット・モバイルに
絞り込んだ点で注目されてる!
3.携帯電話×損保
パーソナル分野における市場争奪が激化する中、
ネットやモバイルなどのメディア革命が保険販売の
在り方を大きく変えようとしている。
◆東京海上日動:ドコモ会員を対象とした新たな専用保険商品サービス開始
◆あいおい損保:2011年度にモバイル損保を設立し、auを活用した
利用者向けサービスの利用シーンに応じた保険付加を目指す
◆損保ジャパン:ソフトバンクの携帯から国内や海外の旅行保険などに加入
できるサービス開始。
4.保険料引き上げ
60歳以上の事故増加で損保会社負担大
国内損保会社が自動車事故で支払った
保険金額は08年度1兆7011億円
と01年度からほぼ横ばい
しかし
60歳以上は66.9%の3371億
円で全体の約2割を占める!!
4月以降、自動車保険料を年代ごとに細かく分ける!
現在
35歳以上なら保険料は同じ
今後
65歳以上のドライバーには若年層より保険料高くする
論点
損害保険と生命保険の
融合化と今後について