講義用プレゼン - 情報科.net

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Transcript 講義用プレゼン - 情報科.net

情報教員のためのサーバ管理技法 3日
目
インターネット
プロトコル
柴田 功
情報教育の失敗事例



ホームページ作成でロゴの画像の
ファイル名が他の生徒とかぶってし
まった。
生徒には作品をFDに保存させていた
が、データが消えてしまった。
授業で作成した生徒の作品を改ざん
する生徒がいた。
校務の状況



引き継ぎをFDで行っている。
プリンタがつながっているPCはいつ
も混んでいる。
サーバに保存した自分のファイルが
別のフォルダに移動していた。
ノード
node
ネットワークを構成する一つ一つの要素のこと。
PC(サーバ、クライアント)、ハブ、ルータなど
クライアント
クライアント
ルーター
ハブ
サーバ
リンク
link
ノードとノードを結ぶ線
(無線LANの場合も含む)
クライアント
クライアント
ルーター
ハブ
サーバ
スタンドアローン
stand-alone
コンピュータを他のコンピュータと接続せずに利用する形態。
ピア・ツー・ピア
Peer to Peer
定まったクライアント、サーバを持たない。
他のコンピュータに対してクライアントとしてもサーバとしても働く。
クロスケーブル
ピア・ツー・ピア
Peer to Peer
定まったクライアント、サーバを持たない。
他のコンピュータに対してクライアントとしてもサーバとしても働く。
「サーバ」
クライアント/サーバ
client/server
プリンタなどのハードウェア資源
アプリケーションソフト、データベースなどの情
報資源を集中管理する
「クライアント」
サーバの管理する資源を利用するコンピュー
タ
いろいろなサーバ
server
DHCP
ファイルサーバ メールサーバ wwwサーバ サーバ
クライアント
クライアント
データベース
サーバ
DNS
サーバ
クライアント
データ通信
データ
パケット1
ヘ
ッ
ダ
パケット2
パケット3
パケット4
パケット1
ヘ
ッ
ダ
パケット2
ヘ
ッ
ダ
パケット3
ヘ
ッ
ダ
パケット4
パケット
packet
データ通信において、
ネットワーク層、トランスポート層を流れる分
割されたデータの単位。
パケット通信のメリット
•回線を占有することがない
•柔軟に経路選択が行なえる
携帯電話の場合、1パケット=128バイト
プロトコルとは
会話(=情報の通信)を
成立させる決めごと
もしもし
はいはい
音声によるプロトコル
電気信号による
電話機のプロトコル
物理的な接続
OSI参照モデル
国際標準化機構(ISO)により制定されたネットワーク構造の設計方針
上
位
層
下
位
層
第7層
アプリケーション層 【application layer】
第6層
プレゼンテーション層 【presentation layer】
第5層
セッション層 【session layer】
第4層
トランスポート層 【transport layer】
トランスポート層
第3層
ネットワーク層 【network layer】
インターネット層
第2層
データリンク層 【data link layer】
アプリケーション層
リンク層
第1層
物理層 【physical layer】
「あ、プレゼントねデブ。」
OSI参照モデル
国際標準化機構(ISO)により制定されたネットワーク構造の設計方針
第7層
上
位
層
アプリケーション層 【application layer】
HTTP
SMTP FTP Telnet
第6層
プレゼンテーション層 【presentation layer】
第5層
セッション層 【session layer】
第4層
トランスポート層 【transport layer】
NetBIOS
TCP
UDP
SPX
NetBEUI
下
位
層
第3層
ネットワーク層 【network layer】
第2層
データリンク層 【data link layer】
第1層
物理層 【physical layer】
IPX
IP
イーサネット
「あ、プレゼントねデブ。」
データ送るよ!
データ届いたわ!
メッセージ
メッセージ
アプリケーション層
データ
データ
こんにちは
こんにちは
セグメント
セグメント
トランスポート層
データ
TCP
ヘッダ こんにちは
パケット
インターネット層
データ
TCP
ヘッダ こんにちは
パケット
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
フレーム
リンク層
イーサ
ネット
ヘッダ
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
イーサ
ネット
ヘッダ
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
データ届いたわ!
データ送るよ!
PDU
(Protocol Data Unit)
アプリケーション層
アプリケーション層
メッセージ
データ
メッセージ
データ
こんにちは
こんにちは
トランスポート層
トランスポート層
セグメント
データ
TCP
ヘッダ こんにちは
インターネット層
TCP
ヘッダ
こんにちは
インターネット層
パケット
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
パケット
IP
TCP
ヘッダ ヘッダ
リンク層
イーサ
ネット
ヘッダ
セグメント
データ
データ
こんにちは
データリンク層
フレーム
フレーム
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
イーサ
ネット
ヘッダ
トレーラ
リンク
IP
TCP
ヘッダ ヘッダ
データ
こんにちは
トレーラ
PDU
Protocol Data Unit
プロトコルが扱うデータの単位。
メッセージ
データ
こんにちは
データ本体にヘッダを付け加えたもの。
TCP/IPのPDUは「パケット」
セグメント
データ
TCP
ヘッダ こんにちは
EthernetのPDUは「フレーム」
パケット
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
イーサ
ネット
ヘッダ
フレーム
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
トレーラ
サーバ
アプリケーション層
クライアント
データ
データ
第7層
プレゼンテーション層
第6層
セッション層
第5層
トランスポート層
第4層
ルータ
ネットワーク層
3
スイッチ
第3層
データリンク層
2
2
第2層
物理層
1
1
第1層
リンク
Windowsネットワーク
WindowsPCで構成されたネットワーク
第7層
上
位
層
第6層
第5層
第4層
アプリケーション層 【application layer】
NetBIOS over TCP/IP
トランスポート層 【transport layer】
NetBIOS
NBT
TCP/UDP
NetBEUI
下
位
層
第3層
ネットワーク層 【network layer】
第2層
データリンク層 【data link layer】
第1層
物理層 【physical layer】
IP
イーサネット
Windowsネットワーク
WindowsPCで構成されたネットワーク
ワークグループ
ドメイン
ドメインコントローラ →
各コンピュータでユーザを認証する。
ドメインコントローラでユーザを集中管理
する。
IPアドレス

グローバルアドレス
• 世界にひとつだけのIPアドレス
• NIC(Network Information Center)
• JPNIC(Japan Network Information
Center)が割り当て

プライベートアドレス
• イントラネット内で使用できるIPアドレス
• 例)192.168.0.0~192.168.255.255
IPアドレス


32ビット(ビット=2進数の1桁)
コンピュータ1台1台に割り当てた固有番号
11000000001100100000111000010010
192.50.14.18
【演習1】
自分のPCの
•IPアドレス
•サブネットマスク
を調べてみよう
コマンドプロンプト ipconfig /all
【演習2】
次のIPアドレスに対してPINGコマンド
を使ってみよう
Ping
Ping
Ping
Ping
127.0.0.1
自分のIP
デフォルトゲートウェイのIP
DHCPサーバのIP
【演習3】
自分のPCの
•コンピュータ名
•ワークグループ名(またはドメイン名)
を調べてみよう
マイコンピュータ右クリック
【演習4】
ワークグループ名を
「workgroup」
に変更しよう。
マイコンピュータ右クリック
【演習5】
マイネットワークでWorkgoupの
PCを確認しよう。
【演習6】
「ファイル名を指定して実行」で
¥¥自分のコンピュータ名
を実行してみよう
(NetBIOS名)
【演習5】
IPアドレス、サブネットマスクを
変更しよう
マイネットワーク~ネットワーク接続~TCP/IP
【演習6】
「ファイル名を指定して実行」で
¥¥自分のIPアドレス
を実行してみよう
【演習7】
クロスケーブルを接続し、
PINGコマンドを打ってみよう
PING 自分のIPアドレス
PING 相手のIPアドレス
【演習8】
マイネットワークでWorkgoupの
相手のPCを確認しよう。
【演習9】
「ファイル名を指定して実行」で
¥¥相手のコンピュータ名
を実行してみよう
(NetBIOS名)
【演習10】
「ファイル名を指定して実行」で
¥¥相手のIPアドレス
を実行してみよう
【演習11】
簡易ファイルの共有を設定しよう
任意のフォルダ~ツール~フォルダオプション~表示
【演習12】
自分のPCのマイドキュメント内に
共有フォルダを作成しよう。
次の3つの方法で相手PCの共有フォルダを確認しよう
【演習13】
マイネットワークのWorkgoup
【演習14】
¥¥相手のコンピュータ名¥共有フォルダ名
(NetBIOS名)
【演習15】
¥¥相手のIPアドレス¥共有フォルダ名
【演習16】
相手のPCにデータを保存してみよう。
Windowsネットワーク
WindowsPCで構成されたネットワーク
第7層
上
位
層
第6層
アプリケーション層 【application layer】
NetBIOS
第5層
第4層
NetBIOS over TCP/IP
トランスポート層 【transport layer】
NBT
TCP/UDP
NetBEUI
下
位
層
第3層
ネットワーク層 【network layer】
第2層
データリンク層 【data link layer】
第1層
物理層 【physical layer】
IP
イーサネット
情報教員のためのサーバ管理技法 第4
回
校内LANの構
築
柴田 功
校内LANやサーバがなかった
頃
プリンタが接続されているPCは
いつも順番待ち。
 インターネットに接続しているP
Cは学校に1台だけ。
 生徒がPCで作成した作品はFD
で回収。
 引継文書はFDやMO

昔よくあった問題点
生徒用PCから職員室PCのファ
イルが見えてしまう。
 インターネットの有害サイトが自
由に閲覧可能。

ノード
node
ネットワークを構成する一つ一つの要素のこと。
PC(サーバ、クライアント)、ハブ、ルータなど
クライアント
クライアント
ルーター
ハブ
サーバ
リンク
link
ノードとノードを結ぶ線
(無線LANの場合も含む)
クライアント
クライアント
ルーター
ハブ
サーバ
PC教室
インターネット
ルーター
スイッチングハブ
生徒用PC
サーバー
職員室
インターネット
ルーター
スイッチングハブ
生徒用PC
サーバー
インターネット
職員室
PC教室
サーバー
ルーター
スイッチングハブ
生徒用PC
ルーター
スイッチングハブ
生徒用PC
サーバー
インターネット
レイヤー3スイッチ
PC教室
職員室
サーバー
サーバー
スイッチングハブ
生徒用PC
スイッチングハブ
生徒用PC
サーバ
アプリケーション層
クライアント
データ
データ
第7層
プレゼンテーション層
第6層
セッション層
第5層
トランスポート層
第4層
ルータ
ネットワーク層
3
スイッチ
第3層
データリンク層
2
2
第2層
物理層
1
1
第1層
リンク
IPアドレスを判断してデータ
の中継を行う
データ
データ
MACアドレスを判断して
データの中継を行う
第7層
第7層
第6層
第6層
宛先を
判断しない
第5層
第5層
第4層
レイヤー3
スイッチ
ルータ
第3層
3
3
スイッチングハブ
ブリッジ
第2層
2
2
2
2
リピータハブ
第2層
第1層
1
1
1
1
1
第1層
第4層
第3層
データ届いたわ!
データ送るよ!
PDU
(Protocol Data Unit)
アプリケーション層
アプリケーション層
メッセージ
データ
メッセージ
データ
こんにちは
こんにちは
トランスポート層
トランスポート層
セグメント
データ
TCP
ヘッダ こんにちは
インターネット層
TCP
ヘッダ
こんにちは
インターネット層
パケット
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
パケット
IP
TCP
ヘッダ ヘッダ
リンク層
イーサ
ネット
ヘッダ
セグメント
データ
データ
こんにちは
データリンク層
フレーム
フレーム
データ
IP TCP
ヘッダ ヘッダ こんにちは
イーサ
ネット
ヘッダ
トレーラ
リンク
IP
TCP
ヘッダ ヘッダ
データ
こんにちは
トレーラ
IPアドレスを判断してデータ
の中継を行う
データ
データ
MACアドレスを判断して
データの中継を行う
第7層
第7層
第6層
第6層
宛先を
判断しない
第5層
第5層
第4層
レイヤー3
スイッチ
ルータ
第3層
3
3
スイッチングハブ
ブリッジ
2
2
2
2
リピータハブ
第2層
1
1
1
第1層
第2層
フレーム
イーサ IP TCP
データ
ネット
こんにちは トレーラ
ヘッダヘッダ 1
第1層
1
ヘッダ
第4層
第3層
リピータハブ
宛先を判断せずにすべてのポート
に同じ信号を送る。
信号のコリジョン(衝突)が起こり
やすい。
スイッチングハブ
MACアドレスを判断してポートに
信号を送る。
信号のコリジョン(衝突)が起こり
にくい。
IPアドレスを判断してデータ
の中継を行う
データ
データ
MACアドレスを判断して
データの中継を行う
第7層
第7層
第6層
第6層
宛先を
判断しない
第5層
第4層
レイヤー3
スイッチ
パケット
IP
TCP
第3層
ヘッダ ヘッダ
データ
3
こんにちは
第5層
第4層
ルータ
3
スイッチングハブ
ブリッジ
第3層
第2層
2
2
2
2
リピータハブ
第2層
第1層
1
1
1
1
1
第1層
【演習1】
自分のPCのMACアドレスを調べて
みよう。
コマンドプロンプト
arp –a
ipconfig /all
MACアドレス





Media Access Control address
ネットワークインターフェースカード
(NIC)に割り振られた固有の番号
48ビット(12桁の16進数で表される)
ベンダ識別子(1~24ビット)
+ノード番号(25~48ビット)
出荷時に割り振られているため変更でき
ない。
(変更しない)。
【演習2】
自分のPCのMACアドレスからNICの
メーカを調べてみよう。
キーワード
MACアドレス
識別子
OSI参照モデル
第7層
第6層
第5層
第4層
第3層
第2層
第1層
ルーティング
IPアドレス
192.168.1.100
のPCいますか?
第3層
第2層
第1層
私は知らないけど
他のルータに聞いてみる!
それなら知ってる!
ブロードキャストMACアドレ
ス
MACアドレス
aa:bb:cc:11:22::33
のPCいますか?
はい、私です
無視
第2層
第1層
無視
実習
Webサーバ構築
準備



FFFTPダウンロード、インストール
BJDダウンロード
LANケーブルをはずす
設定①
マイコンピュータ
右クリック
ワークグループ名
WORKGROUP
再起動

設定②
マイネットワーク
 ネットワーク接続
 TCP/IP
 プロパティ
 代替の構成
を確認

実習






LANケーブルを接続する
PING 192.168.1.10 で確認
ブラウザ http://192.168.1.10/を開く
FFFTP サーバ名 192.168.1.10
アカウント kait
パスワード joho
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