Transcript 床スラブと階段
鉄骨造の床スラブと階段 ・図解「建築の構造と構法」 床スラブ:145ページ 階段: 146ページ ・必携「建築資料」 床スラブ:114~115ページ 階段: 126~127ページ 鉄骨造の床スラブ (1)デッキプレート型枠のRC造床 ・鉄骨の梁と床とを一体化するために,頭付き スタッドボルトを梁上に溶接する ・デッキプレートと梁とは点(栓)溶接で固定する (2)ALCパネル床(軽量気泡コンクリートパネル) ・水平剛性の確保のため水平ブレースを入れる ・1963年から国内で製造 デッキプレートの鉄骨造の床 内法スパンは 2.5m以内 L<2.5m 鉄骨造住宅の2階梁伏図 L<2.5m デッキプレートの種類 (1)合成スラブ型 合成スラブ型デッキプレート フラット型デッキプレート デッキプレートの種類 (2)デッキ型枠スラブ型 (1)デッキプレートの敷き込み と栓(点)溶接 デッキ床の打設前 (2)梁に頭付きスタッドを溶接 頭付きスタッドボルトの例 アークスタッド溶接 頭付きスタッドボルトの詳細 スタッドボルトの配置 コンクリートを打設し 梁と床を一体化させる (3)床スラブの配筋 (4)コンクリートの打設 内部階段の断面 内部階段の断面 階段 の 詳細 内部階段の床仕上げの例 外部(避難)階段の例 外部鋼製階段の平面図 外部鋼製階段の断面図 鋼板仕上げの踏板 モルタル仕上げの踏板 内部階段の骨組の取り付け 踏板の溶接金網 モルタルの打設 ノンスリップの取り付け 建築資料 P.116 主要構造物に必要な耐火時間 防火地域と準防火地域 市街地における火災の拡大と延焼防止の ため市町村の都市計画により定める ・防火地域: ①容積率の高い中心市街地(面防火) ②商業・業務地の幹線道路沿い(幹線防火) 建築制限:階数3以上、または延べ床面積 100㎡以上は耐火建築物とし、木造は原則禁止 ・準防火地域:階数4以上、または延べ床面積 1500㎡以上は耐火建築物 地域指定以外の耐火建築物 ・特殊建築物:3階建以上 劇場:不特定多数の人が集まる建築物 病院:就寝・宿泊を伴う建築物、ホテルなど 学校:教育・文化・スポーツに関する建築物 百貨店:商業・サービスに関する建築物 倉庫:大火となりやすい建築物←3階建以上 自動車車庫:出火の危険度が大きい建築物 被覆材料の1時間耐火の必要厚さ モルタルは30mm以上 鉄骨造柱の耐火被覆 25mm以上 珪酸カルシウム板 ALC板 25mm以上 鉄骨造柱の耐火被覆 モルタル吹付け 30mm以上 耐火被覆された梁とデッキ 鉄骨造の屋根の種類 折板屋根 屋根用の折板 屋根用折板:ガルバリウム鋼板で腐食防止 折板屋根の許容スパン 折板用フレームの溶接 溶接部の防錆処理 折板の取付け 波形スレート屋根 以前は,アスベスト(石綿)を セメントで固化したもの 現在は,ノンアスベスト製品 波形スレート屋根