SNMP事始め

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SNMP事始め
2006/01/28 NISOC冬合宿
Katsuichi Ishimoto
[email protected]
目次

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


SNMPについて
MIBについて
SNMPプロトコル(通常)
SNMPプロトコル(Trap)
OID
SNMPコマンド群
トラフィック値をとってみよう
その他の値をとってみる
SNMPv3とは?
便利なSNMPツール
SNMPについて
機器の状態を知りましょう
機器の変化を通知しましょう
なプロトコル
 SNMPプロトコル
 UDPを使用。
 Portは161・162
RFC1157
SNMPについて(2)
要求
 応答
 通知(Trap)


PDU(Protocol Data Unit)
要求
 Get Request
 Get Next Request
 Set Request
応答
 Get Response
 Trap
MIBについて

MIB (Management Information Base)
標準MIB RFC1156
 Private MIB
 MIB-2(MIB内のサブツリー) RFC1213

MIBについて(2)
知ってる
知ってる
MIB
MIB
エージェント
(NW機器など)
PDUを
やりとり
コミュニティ名と
IPアドレスで認証
Read,write
コミュニティを設定してお
く
マネージャ
SNMPプロトコル
(SNMPメッセージ)
IP UDP
SNMP コミュニティ
Ver
PDU
SNMPプロトコル(通常)
どのデータに
エラーがあるか
の場所
(Objectデータ)
PDU
Type
Request
Error
Error
ID
ステータス Index
DATA1
OID
0.Get
1.GetNext
2.Get Response
3.Set Request
4.Trap
マネージャと
エージェント間
とのシーケンス
ナンバー
値
DATA2
OID
0.エラーなし
1.PDUサイズ大きい
2.OBJがないよ
3.SetRequestの値が変
4.欠番
5.予期せぬエラー
値
OID:
オブジェクトID
値:
オブジェクトID内
に格納されている
数値
SNMPプロトコル(Trap)
エージェントの
IPアドレス
起動からの
経過時間
(Objectデータ)
Generific Specific
PDU
Enterprise Agent
Trap
Trap
Type
値
アドレス Type Type
4
4.Trap
が入る
メーカ
値
Time
Stamp
0.Cold Start
1.Walm Start
2.Link Down
3.Link Up
4.authentication Failure
5.egp neighbor loss
6.その他のTrap
DATA1
OID
値
DATA2
OID
値
Generic
Trap Type
を6(その他)
にすると
ここが使える
OID:
オブジェクトID
値:
オブジェクトID内
に格納されている
数値
OID

OID (オブジェクトID)
値や状態フラグが収められる場所のID
iso(1)
org(3)
dod(6)
directory(1)
Internet(1)
mgmt(2)
private(4)
experimental(3)
mib2(1)
system(1)
interface(2)
at(3)
→MIB2の出発点は、1.3.6.1.2.1
snmpコマンド群

net-snmp (旧ucd-snmp)
各種OSで動作する、SNMPを取り扱う
ためのコマンド群とデーモン
http://net-snmp.sourceforge.net/
snmpbulkget
snmpget
snmptable
snmpvacm
snmpbulkwalk
snmpgetnext
snmptest
Snmpwalk
snmpconf
snmpinform
snmptranslate
Snmpdelta
snmpnetstat
snmptrap
snmpdf
snmpset
snmpusm
snmpd
トラフィック値をとってみよう
interfaces
OIDは、 1.3.6.1.2.1.2


インターフェースの一覧を取得するには?
OID 1.3.6.1.2.1.2.2.1.2
interfaces
If Entry
If Table
If Descr
トラフィック値をとってみよう(2)

Snmpwalkを使う
#snmpwalk IPアドレス -c コミュニティ名 OID
#snmpwalk 172.16.1.1 -c public 1.3.6.1.2.1.2.2.1.2
Snmpwalkを使うと、インデックス化されたOIDを一覧取得
できる。
トラフィック値をとってみよう(3)

インターフェース一覧が取得できたら、
そのIDでsnmpgetする
#snmpget IPアドレス -c コミュニティ名 OID
#snmpget 172.16.1.1 -c public 1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.1
トラフィック値をとってみよう(4)

インターフェースのトラフィックカウンタを取得する(InOctet)
OID 1.3.6.1.2.1.2.2.1.10.X
interfaces
インターフェース
のインデックス値
ifInOctets
If Entry
If Table
トラフィック値をとってみよう(5)

インターフェースのトラフィックカウンタを取得する(OutOctet)
OID 1.3.6.1.2.1.2.2.1.16.X
interfaces
インターフェース
のインデックス値
ifOutOctets
If Entry
If Table
その他の値をとってみる

MIB2でトラフィックカウンタが見れないような機種もある
例えば・・
1.3.6.1.4.1.263.2.1.15.8.1.2.115.1827(IN)
1.3.6.1.4.1.263.2.1.15.8.1.5.115.1827(OUT)
なんていうひどいOIDも。
(ちなみに1.3.6.1.4はプライベートMIB)
SNMPv3とは?

主に認証強化
・SNMPパケットの認証・暗号化→プライバシー機能
・ユーザ認証
便利なSNMPツール
・AdventNet
Manage Engine OPManager
(5ノード監視まではトライウェア 統合監視ソフト おすすめ)
http://www.adventnet.co.jp/products/opmanager/
・milusoft
SnmpMonitor
(IPv6対応・フリー MIB一覧取得に便利)
http://www.milu.jp/SnmpMonitor/
・Net-SNMP(事実上必須といってもいいでしょう)
http://net-snmp.sourceforge.net/