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ライセンス監査における
ユーザーID分類手順ご説明
(for Ver. 4.6B)
ユーザー分類とは
■ユーザー分類とは
貴社でご利用いただいているSAPシステム・クライアントに登録されているすべてのユーザーIDに対して、
ご契約いただいているどのユーザータイプに該当するのかを分類していただく作業のことです。
実際の作業時には、まず、登録されているユーザーIDを全て確認し、既に利用されていないユーザーIDを
削除するか、あるいは有効期限の設定が必要となります(ユーザーID の整理)。
この作業を行いませんと、ユーザー数の正確な把握ができず、実際よりも多くユーザーがカウントされて
しまう可能性があります。
その後、ご契約いただいているユーザーカテゴリへ各IDを分類していくことになります。
その際、「テストユーザ」「マルチクライアントユーザ」の分類も合わせて行う必要があります。
※ 「テストユーザ」 = SAP*・DDIC等、SAPシステムにデフォルトで登録されているユーザーID等
※ 「マルチクライアントユーザ」 = 一人の方が複数のシステムにログオンする場合
∴ 以下ご案内する作業については、ユーザーIDの整理を行った後に実施することになります。
利用ライセンス数の正確な把握を行うためにも、定期的にユーザーIDの整理を行われることをお勧めします。
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トランザクションコード:USMM
ユーザータイプの割当は、ログオンしているクライアントのユーザーIDに対してのみ実行されますので、
必ず分類作業を行うクライアントにログオンしてください。
システムにログオンし、トランザク
ションコードUSMM を実行します
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ユーザー分類手順① ②– 基本設定
システム測定画面が表示されます。まず、基本設定を行います。
「システムデータ」
「除外クライアント」
「本稼動」にフラグを立てます
測定ガイドの10ページ をご参照下さい
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ユーザー分類手順③④ – 基本設定
「ユーザタイプ」
「アドレス」
レポートに表示される、貴社名・貴社住
所・測定者名・ FAX番号を入力します。
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・SPECIAL MODULE TYPE 1
to "mySAP.com Cat. I"
・SPECIAL MODULE TYPE 2
to "mySAP.com Cat. II"
・SPECIAL MODULE TYPE 3
to "mySAP.com Cat. III"
・SPECIAL MODULE TYPE 4
to “mySAP.com Cat. IV”
上記の通りに上書保存してください。
ユーザー分類手順⑤ – ユーザ分類
基本設定が完了したら、「ユーザ分類」を行います。
1.ここを押すと、下記画面が開きます。
2.「クライアント」にはユーザー分類を行う
クライアントの番号を入力し、それ以外は
空欄のまま実行します。
★次のユーザー分類は完了後、新規測定が必要です
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ユーザー分類手順⑥ – ユーザータイプ割当①
ユーザー一覧を表示させ、ユーザータイプを割り当てるユーザーIDに
カーソルを移動し、ダブルクリックします。
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システム測定ガイド P20
ユーザー分類手順⑦ – ユーザータイプ割当②
システム測定ガイド P20
ここでこのボタンを押すか、F4ボタンを押すと
右のポップアップが表示されます。
契約書をご確認いただき、各IDに対して該当する
ユーザータイプを選択してダブルクリックします。
その際、併せて、
11 MULTI-CLIENT/SYSTEM USER
91 TEST USER
を分類する必要がありますのでご留意ください。
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ユーザー分類手順⑧ – ユーザータイプ割当③
タイプ割当を行い、Enterを押すと、このポップアップに戻ります。
E-ASL 追加料金 については、「N」を選択して、セーブします。
IDに対してユーザタイプが登録されました。
この作業を、測定対象となる全クライアントに登録されている
全IDに対して実行してください。
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テストユーザの分類
システム測定ガイド P28
全てのテクニカルユーザはテストユーザに分類できます。
テクニカルユーザは下記の通りで:
システムユーザー
サービスユーザー
レファランス(参照)ユーザー
コミュニケーションユーザー
SAP ユーザー, DDIC・SAP*等のID
Note: SAP_BASIS release 6.40以上のリリースでは、システム測定の際にテクニ
カルユーザは自動的に除外されます。
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マルチクライアントユーザーについて① – システム構成例
インストレーションおよびシステム例
SAP契約
(バリュー/ボリューム)
またはmySAP.com
契約
複数の
インストレーション
本稼動
システム
テスト
システム
S05
B32
H02
開発
システム
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本稼動
システム
テスト
システム
トレーニング
システム
本稼動
システム
テスト
システム
マルチクライアントユーザーについて② – ID登録の例
登録の前提条件(例)
H02
B32
S05
(R/3)
(BW)
(R/3)
クライアント
200
500
300
ユーザーID
Nishi
SAP33
Nishi
例)同一のユーザーが H02 には Nishi というIDで
B32 には SAP33 というIDで
S05 には Nishi というIDで
登録されています。
例として、
① H02 に mySAP.com Professional ユーザーとして登録
② それ以外のシステムでは「複数のクライアント/システムユーザー」として登録
するとします。
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マルチクライアントユーザーの割当方法①
■「複数のクライアント/システム」ユーザーとして Nishi という ID を指定するクライアント S05 にログオンします。
■ユーザー分類の画面(トランザクション:usmm)で「ユーザー分類」に進みユーザー 一覧を表示させて
(システム測定ガイドを参照)、該当するIDをダブルクリックすると、下記ポップアップが表示されます。
この画面で
「11 複数のクライアント/システム」
を選択します
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マルチクライアントユーザーの割当方法②
■この画面に戻るので、続行ボタンを押すと下記ポップアップが表示されます。
■ここでこのユーザーがmySAP.com Professional ユーザーとして登録されている
System : H02 / Client : 200 / 名称 : Nishi を入力します。
■保存ボタンを押します
→ これで指定が終了しました。
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まとめ
① ユーザーの整理
既に利用されていない(退職・部署異動等)ユーザーIDの整理を行ってから作業を行いませんと、
計測対象となってしまいますのでご注意ください。
② テストユーザ・マルチクライアントユーザへの分類
DDIC・SAP*等のIDはテストユーザ、お一人の方が複数のシステムにアクセスする場合には
マルチクライアントユーザ、に必ず分類してください。
③ 分類に迷ったらSAPにご相談ください
ライセンスを有効に活用するために、分類に迷ったらSAPまでご相談下さい。
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以上よろしくお願いいたします。
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