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サブサブ課題I-2
(陸上対流性降水雲レーダー観測)
MISMO 連携観測中のレーダー運用
体制について
川島正行 (北大低温研)
観測実施体制
2006年10月26-11月24日、以下の体制(予定)でスマトラ島
(MIA,Tiku), およびモルジブ Gan島においてXバンドドップ
ラーレーダー(XDR)観測を行う.
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MIA(JAMSTEC XDR): JAMSTEC (1)+GODI(1)
Tiku(北大XDR):教員(1)+学生(1)
+技官(1)(立ち上げ時)
モルジブGan島(北大XDR): JAMSTEC(1)+ GODI(1)
+藤吉(立ち上げ時)
各点とも24時間連続運用
観測モード
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MIA(JAMSTEC XDR)、Tiku(北大XDR)では三次
元風速場の推定のため同期観測を行う.
観測モード: 基本的には15~20のコニカルス
キャンからなるボリュームスキャン(所要時間6分
程度:個々の対流の寿命は数10分程度)を予定.
モルジブXDRの観測モードも上に統一.
80km
Products
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スマトラ:レーダー反射強度(降水強度)、風速三
成分(U,V,W)の三次元空間分布
モルジブ:レーダー反射強度(降水強度)、動径
風速(Vr)の三次元空間分布
→領域平均の水平収束発散、鉛直流の推定は可能
MJOオンセット、および東進に伴う積雲対流および対流シ
ステムの構造(対流性/層状域の割合、鉛直流・潜熱の鉛
直プロファイルなど)の変化が把握可能