The Space Generation Advisory Council

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Transcript The Space Generation Advisory Council

The Space Generation Congress(SGC) 2010 プラ
ハ大会
宇宙分野の学生、若手専門家による国際会議へ
のご支援・ご協力のお願い
The Space Generation Advisory Council
(宇宙世代諮問委員会)
in Support of the UN Programme on Space Applications
National Point of Contact for Japan(日本代表) 山下浩史
目次
1.
2.
SGACについて
Space Generation Congress (SGC)について
3.
Space Generation Congress 2009
4.
2009年の各ワーキンググループの提言
•
•
•
•
•
5.
Industry 産業
Agency 政府機関
Climate 気候
Exploration 探査
Peace 平和
SGC2010プラハ大会の概要とご支援・ご協力の方法
SGC2010 Sponsorship
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1. SGACについて
Space Generation Advisory Council(SGAC)は、18歳から35歳まで
の国連・国家機関・宇宙産業界・研究機関等のメンバーによる、
宇宙政策 に対して代表を務める国際的なNPO 組織です。
• SGACは、1999年に開かれた第3回国連宇宙会議(UNISPACE III)
の結果を受けて発足しました。
• SGACは、2001年以降の国連宇宙平和利用委員会(UN
COPUOS) で恒久的なオブザーバーの立場にあり、 2003年以降
の国連経済社会理事会の構成員です。
• SGACの本部組織はオーストリアのウィーンにあり、欧州宇宙政
策機関(ESPI)が主催しています。
• 90ヶ国以上の国々 を2009年現在65 ヶ国の各国担当(National
Points of Contact)が代表しています。
• SGACは、 4,000人以上のメンバーのボランティアネットワークで
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す。
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2. Space Generation Congress
(SGC)について
• SGCは、毎年、International Astronautical Congress (IAC)と
同時期に共同して開催されます。
• 参加を許可された、選ばれた100名程度のSGACのトップメン
バーが集まり、お互いに、また招待された宇宙専門家との間
でネットワークをはぐくみます。
• 講演者として、世界の宇宙機関やトップ宇宙企業の専門家の
方が講義をします。
• 代表者たちは、核心に迫る宇宙関連の議題に対する提言を
まとめ上げるプロジェクトを共同で作業します。
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3. Space Generation Congress 2009
• 75名の代表者が32カ国の異なった国々を代表して参加しました。
• 21名の代表者が参加費をSGACによって援助され、 さらに10名がIAFの若手助
成の代表者として参加しました。
• 男女比は、男性60% 女性40% とバランスの取れた構成比となっています。
• 学生と若手専門家が、幅広い領域の技術系、非技術系の宇宙のバックグランドを
代表しています。
• 議論のテーマは、Industry(産業)、Agency(政府機関)、Climate(気候)、
Exploration(探査)、Peace(平和)の5つでした。
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2009年の SGCの講演者
•
•
•
•
Ambassador Ciro Arevalo氏 – 国連宇宙平和利用委員会(UN COPUOS)の前議長
Berndt Feuerbacher 氏– 国際宇宙航行連盟(IAF)会長
Jim Zimmerman氏 –International Space Services社の社長
Soon Dal Choi 氏– Satellite Technology Research Center(SaTReC)を韓国に創立した初
代所長
• Ray Williamson氏 – Secure World Foundation(SWF)の事務局長
• J.R. Edwards氏 – ロッキードマーチン社の営業部門のシニアアナリスト
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2009年のSGCのプロジェクトの流れ
前日
•選ばれた代表者を各プロジェクトグループに割り当て
•事前資料の配布
1日目
•代表者が指定された各グループに分かれてお互いに顔合わせ
•議題のエキスパートが各グループの概要を手短に説明
2日目
•グループ内での議論とブレーンストーミング
3日目
•結論に到達
•グループごとに発表
Post
•報告書作成
•結論を全体に公表
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4. 2009年の各ワーキンググループ
の提言
 5つのグループに分かれて積極的で建設的な議論が展
開されました。
 リーダーが各メンバーに意見を振りながら、ホワイトボー
ドを使って議論をまとめ上げつつ、プレゼンは各自が
ノートPCを持参で分担してグループ全員で作業をしてい
きました。
 日本からは、社会人2名、学生2名の、計4名が参加しま
した。
 日本人は、まだまだ言語の壁や、議論の経験不足から
発言力が低いですが、より多くの能力の高い若手専門
家が参加することにより、国際的な存在感や地位の向
上を図っていきたいと考えています。
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テーマ: Industry 産業
宇宙産業と世界の若手の間の関係に対する調査
•何が国際的な就労問題の鍵で、それらはどのように地域によって異なっているか
•何が宇宙産業と世界の若手の関係で、どのようにそれが改善されるか
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結論: Industry 産業
5つの世界の宇宙産業への就労問題が定義された
•先進国の雇用主による発展途上国の非雇用者の資格(資質技能)の認識が欠如して
いる
• 発展途上国の全世界にわたって宇宙のキャリアと雇用機会の認知度が制限されて
いる
•宇宙部門に入る外国人の学生の動機に影響を与えている、非西欧諸国の各地での
文化的障壁を受け取られる
•たとえ発展途上国地域で雇用機会が存在したとしても、その中での協業が欠如してい
る
•情報の翻訳制限に起因して、世界の雇用機会へのアクセスが制限されている
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結論: Industry
5つの提言が定義された
• 発展途上国のポスト大学機関の人へのトレーニングプログラムを開発する
• 既存の宇宙部門の人間よりもむしろSGACの各国代表(NPoC)を通しての発展途上国
の世界の若手に対して認知度を引き上げる
• 宇宙部門に入っていく世界の若手の動機にインパクトを与える異文化間の違いへの
宇宙部門の認知度を高める
• 異なった地域間の宇宙プログラムを発展させることによって、政府や産業と若手のつ
ながりのなさを取り除く
• 宇宙部門へのエントリーを制限している規制を緩和する
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テーマ: Agency 政府機関
発展途上国における交通のニーズとインフラのためのGNSSアプリケーションの調査
• Global Navigation Satellite Systems(GNSS)のアプリケーションの認知度を増すため
に、どのような教育とアウトリーチツールを使うことができるか
• インドの交通システムの要求のケーススタディを通して、この技術を使ってどのような
革新的な方法が発展途上国を助けることができるか
• このインドのケーススタディは以下にとって最善の手法だろう:
都市交通エリアへの取り組みを集約している
• 一般の人が関わることができる方法の中で、 GNSS技術の恩恵の典型例
• 発展途上国がより早く進歩するのを支援するGNSSの利用に焦点を当てる
•
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結論: Agency 政府機関
GNSSはどのように支援することができるか
•
ある都市設計と生活水準のパースペクティブから、 問題は、ネガティブな影響を
制限している間に、自家用車(それらは特に低い自動車密集度の場所で運転され
る)の恩恵を保つことである
•
GNSS交通ツールの例は、土地調査、交通量計測、リアルタイム自動車モニタリン
グを含む
•
インドや他の諸国の問題ある交通システムに活用すれば、GNSSからの恩恵は以
下を含むことが可能だろう
• 交通渋滞の減少
• 移動時間の短縮
• 交通負荷の分配
• 大気汚染の制限
• 交通事故数の削減
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テーマ: Climate 気候
気候変動緩和の中で何が最適に助けとなる宇宙技術だろうか
•気候変動と宇宙技術の間の関係について一般人と政策決定者の間でどのように
認知度があがっているか
•宇宙技術は、気候変動緩和の取り組みの中で、 地球上の技術にどのように貢献
きるか
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結論: Climate 気候
結論
• 気候変動の認知度は一般大衆の間では十分ではない
• 気候変動の取組はより詳細に理解され、予測される必要がある
• 気候変動緩和は国際的に取り組まれるべきであり、この鍵は適切な政策とデータ
標準化を必要とする世界的なデータの共有である
• 宇宙は気候変動に関連するどんな問題にも総合的な解決策になるわけではない
• 良い地上インフラと結びついた衛星データは、気候モデルを測定し、可能な悲観的
未来のシナリオを抑制するのに不可欠である
• 適切な長期間の資金を得るためには、適切な民間資金の援助を得なければなら
ず、この援助を受けるためには、一般大衆に問題を認識させることが必要である
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テーマ: Exploration 探査
宇宙探査を発展させるための認知度の向上
•
どのようにして一般大衆、意志決定者、政治家の間で宇宙探査の恩恵の好意的
評価を高めるか
•
継続的な宇宙探査プログラムを強化するために、どのようにこの認知度を構築
するか
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結論: Exploration 探査
提言
•
宇宙教育において、既存の構想の「マーケット調査」をする
•
宇宙探査に関連した利用可能なウェブベースの情報を準備する
•
プラットフォームを変換した情報を生成する
•
学生間のナレッジ交換を強化する
•
無料のナレッジを促進する
•
トップダウンの教育と同様に、ボトムアップの教育を促進する
•
巡回教育プロジェクトを強化する
•
会社が新しいアイデアで人々を援助する奨学金を創造する
•
創造性に動機づけをする推進力として賞や競技会を発展させる
•
宇宙探査に「顔」を与える
•
宇宙を「クール」に、「宇宙オタク」イメージを壊す
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テーマ: Peace 平和
平和と宇宙
•
平和と宇宙について語るとき、どんな問題が考慮される必要があるか
•
どんなキープレーヤーが関わっているか
•
何がキープレーヤーのインセンティブ、モチベーション、抑止力か
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結論: Peace 平和
宇宙の発展的な国際協調へ取り組むための論点の鍵
•
協調への推進力: コストの共有、標準化レベルの増加、「クラウドソーシング」、潜
在的ハイテク技術の共有、安全保障に加えられた価値、予測とその結果として
の平和問題
•
協調への制限(克服される必要のある課題): 不平等な多くの費用と不平等な資
源の共有、知的財産と国家安全保障の問題
•
将来の協調プロジェクト(開始する場合の最適な領域): 災害監視コンステレーショ
ン、メディカルアプリケーション、テレビ教育、地球上の挑戦へ取り組む他のプロ
ジェクト
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5.SGC2010プラハ大会概要
 2010年は、9月23日~25日の3日間、チェコ共和国のプ
ラハにて、IACプラハ大会に先駆けて開催されます。
 すでに申し込みは開始され、今年も世界各国から多くの
参加が見込まれています。
 ワーキンググループは、昨年と同様の5つのテーマに分
かれることで、継続的な議論とさらなる発展的な提言を
まとめあげることが期待されます。
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現在のパートナー、サポーター
National Aeronautics and
Space Administration
(NASA)
Mr. Julio Aprea
Ms. Cynda Collins Arsenault
Mr. Yukiko Kodachi
Mr. Florian Renk
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Mr. Ian Bryce
Dr. Peter Diamandis
Mr. Trond Krovel
Mr. Kevin Stube
Mr. A. C. Charania
Mr. Daniel Faber
Ms. Charlotte Mathieu
Mr. Shaun Wilson
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スポンサーメリット
 国籍を問わないグローバルリクルーティングに市場が変
化する中、SGC/IAC参加者に御社名と事業内容が伝わ
ることで、御社の国際的知名度が高まり、優秀な宇宙専
門家を雇用するきっかけができる
 若手専門家の所属する国家機関や世界企業と取引を
開始または拡張するきっかけができる
 スポンサー告知の機会
 SGACの国際的ネットワーク
 IAC内の参加者・出展者など
 国連での報告
 SGACの支援者や幅広く知られた宇宙関連組織
 SGACのOB/OG
 SGACニュースレター購読者 など
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予想される費用と形態
 旅費
 成田-プラハ間 往復 : 約14~18万円 (9月末シーズン)
 SGC2010参加費
 学生 : 8/31まで:75ユーロ、9/1以降:100ユーロ
 若手専門家 : 8/31まで:125ユーロ、 9/1以降: 150ユーロ
 宿泊費
 ホテルA 1300チェココルナ(約5600円)×4泊
 ホテルB 562.5チェココルナ(約2500円)×4泊
 支援金は、全額でなくても一部でも可
 たとえば、御社内限定公募で社員派遣も可
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ご支援・ご協力の例と方法
 昨年は、ドイツ宇宙機関やロッキードマーチンなどの大企業
など、多くの支援を受けた国や組織、企業からは多くの参加
者が参加しています。
 たとえば、コンペ形式にして、優秀者に参加権を与えることで、
御社の知りたい学生や若手専門家のアイデアを公的に募集
することもできます。
 お支払いはウェブページからPaypalやクレジットカード決済可
能。領収証も発行しますので、経費計上も可能です。
 金銭的援助だけでなく、グッズなど物品の提供も可能です。
 詳しくは下記URLをご参照ください(英語)
 http://www.spacegeneration.org/index.php/activities/121-
sgc-sponsoring-benefits
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お問い合わせ先
 SGAC National Point of Japan
 山下浩史 : [email protected]
 高橋有希 : [email protected]
 SGAC Executive Director (英語)
 Ariane Cornel : [email protected]
 Fundraising Co-Coordinator(Asia Pasific)(英・中語)
 Yuqian Dong: [email protected]
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ご協力よろしくお願いいたします!
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