Transcript 嶋田班

堀川の水質改善方法
8班
中山陽平 ・ 西下徹 ・ 花木宏将
深澤翔麻 ・ 藤田和也
調査目的と概要
・名古屋市中心部を流れる堀川の汚染状況を
調査・情報収集し、汚染を理解するとともに、
現在行われている汚染対策が有効であるか
どうかを考える。
・他県の川の水質改善の方法として、大阪の道頓堀川
と比べ、最も 効果的な水質改善方法を考える。
ヘドロ
・ヘドロとは、水中の微量重金属や特定有害物質が
水中の懸濁粒子に吸着し、底質に沈殿・蓄積したもの。
ヘドロの利用方法
・コンポスト 都市ごみを発酵させてつくった堆肥。
・コンクリート ヘドロを原料にコンクリートをつくり、
水質浄化と資源再利用を同時に行う。
・アオコ分解 ヘドロをアオコの分解に役立てるという技術。
ヘドロの除去の工法
浚渫工法
・目的・環境・施工条件などを考慮して選定する必要がある。
・主にポンプ・グラブ・バックホウ浚渫が用いられる。
原位置固化工法
・ヘドロをその場で固化処理する。
・運搬方法・処理地の確保の問題を省くことができる。
・履土封じ込めが必要である。
改良処理工法
・ヘドロの水分を脱水し、固化処理を容易にする。
・ヘドロの再利用するための処理として用いられる。
水門
水門操作を行い汚れた水の流入を防ぎ、
きれいな水の導水を行っている。
噴水
川の水を噴き上げる噴水を使い、水中の酸素量を増やし
汚濁物質を分解する微生物の働きを活発にしています。
イチョウ貝
この貝によって1日にドラム缶1個分
の水がきれいになっている。
水門
・今でも堀川を使って仕事などが行われているから。
・道頓堀川に比べて長い川だから。
・堀川は港と繋がっているから。
噴水
・エアレーションという施設で酸素量を確保している。
イチョウ貝
・この改善策が2006年に始まったから。
・川の大きさや海水の状況などからの理由。
合流式下水道と分流式下水道
分流式下水道
合流式下水道
木曽川からの導水
導水量 : 最大0.4m³/s
導水期間 : 平成19年4月22日から
平成22年3月22日まで
この社会実験は
①堀川に、木曽川のきれいな水を三年間導水すること
による効果などをみる。
②魚や植物などの生態系への影響を見る。
③今後の浄化計画への資料とする。
④市民の堀川浄化への取り組みをもりあげる。
⑤堀川流域だけでなく、木曽川流域、伊勢湾全体を含
めて、浄化の意識をもりあげる。
BOD今年と去年の比較
DO今年と去年の比較
名古屋市が現在進めている計画
まとめ
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今まで調査してきた結果、エアレーションシステムやヘドロ除
去などの対策がとられていた。
しかし、どれもすぐに堀川がきれいになるものではなく、対策
によっては莫大な費用と時間がかかるという問題がある。今
の段階では少しずつ堀川をきれいにしていくしかないことが
わかった。
現在名古屋市などによって木曽川からの導水や堀川水環境
改善緊急行動計画が行われており、この実験の効果に期待
したいと思う。
参考文献
 名古屋市HP
(http://www.city.nagoya.jp/shisei/jigyoukeik
aku/douro/horikawa/)
 日本水道協会HP
(http://www.jswa.jp/05 arekore/motto/01 00
00.html)