コンバージャー

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VoIP電話の動向
チェスコムインターナショナル株式会社
IP電話を取り巻く急激な環境変化
 国際電気通信連合(ITU)によるインターネット電話の世界的普及推進
国際電気通信連合(ITU)は2001年3月にスイスのジュネーブで開いた世界電気
通信政策フォーラムで、インターネット技術を用いた音声伝送(IP電話)サービスの世界
的な普及を目指す宣言を採択した。
 総務省によるインターネット電話の普及推進
上記を受けて、総務省も日本での普及を後押しする方針で、2005年までに、
現在の固定電話をインターネット電話に切り替える方針を打ち出した。
 政府主導による「e-Japan戦略」の推進
本年1月に政府が取り纏めた「e-Japan戦略」では、今後5年以内に日本を世界最
先端のIT国家に変貌させることを目標としている。具体的には、同期間内に、少なくと
も3000万世帯が光ファイバーを中心とする高速インターネット網に常時接続可能な環境を整
備する施策を推進することとしている。
VoIP適用事例(オフィス電話)
普通の電話のよう
な操作性を実現
GateKeeper
ターミナルソフト・ネットフォンGz
ターミナルソフト・ネットフォンGz
IP Network
Gateway
広域内線網を廃止してコスト
ダウン
PBX
PSTN
Gateway
従来の電話機は
外線からの着呼
用
PBX
広域内線網を廃止
PSTN
VoIP適用事例(Webコールセンター)
A社ホームページ
Webオペレータ
Webカスタマー
ターミナルソフト・ネットフォンGz
ターミナルソフト・ネットフォンGz
A社ホームページ
ISP
IP Network
Router
GateKeeper
WebServer
USBハンドセット(チェスコム・ネットフォンGz)
ネットフォンGzの特徴
 高品質・ディレイの解消


CTIコントローラ(DBA)、通話録音用アダプタ(コンバージャー)に使用しているUSB接
続オーディオチップ(イスラエルZMM社製)を使用
内蔵DSPでDA/AD変換
 電話に近い操作性

リンガー用スピーカーによる着信音の出力、着信ランプの点滅、フックスイッチの採用、
側音への対応等、電話端末としての使い勝手を追及
 APIの公開

ファックションキーやON/OFFフック信号の送出、スピーカーの制御等のAPIを公開す
ることにより、パソコンとのインテグレーションで様々なアプリケーションの開発が可能
 標準化


Windowsの標準ドライバーを使用
VCCI、(FCC、CE、UL)の認定を取得
採用実績
音質、電話端末としての使い勝手に優れ、当社のハンドセットは、国内市場におけ
る標準品としての地位を確保しつつある
 NEC・富士通へのOEM供給


2001年4月より、OEM供給を開始
「オフィスのコミュニケーション環境の変革」を切り口に、NEC(TCOLLABO,APPEX)、
富士通(IP Pathfinder)が企業向けソリューションを発表
 ソフトフロント(VoIPエンジンメーカー)へのOEM供給

業務提携契約締結。2001年9月より、OEM供給を開始
 沖電気がCTstageR4iの推奨商品として採用

2002年4月、当社はCTstage Framewareアライアンスとして登録され、
ネットフォンGzが推奨商品として採用
 シスコシステムズがCiscoIPSoftPhoneの推奨品として採用

2002年6月、シスコシステムズ米国BUのご承認を得て、推奨品としての採用
が決定
チェスコム通話録音アダプタ コンバージャー
2002年11月試作機完成予定
コンバージャー接続例
2003年1月量産機完成予定
PC
公衆網
主装置・PBX
ビジネスホン
コンバージャー
コンバージャーとは
 USB接続の通話録音用アダプターです。電話機本体と受話器(ヘッドセット)の間に接続し、通話中の音声をPCに録音します。
 録音、再生、音量調整はPCのアプリケーションからコントロールできます。(APIを提供します)
 電話機の種類(家庭用、ビジネスホン、 IP電話機)、回線の種類(INS、 VoIP、PBX内線)に依存しないため、既存の環境にそのまま
導入できます。もちろん、回線工事は不要です。
コンバージャーの機能
録音再生
通話中の音声(通話相手と自分の音声)をUSB経由でPCに録音します。
また、保留音・録音音声を受話器・ヘッドセットに再生します。
音声検知
通話中の音を高い精度で検知し、有音、無音をPCに通知します。
有音検知、無音検知の2種類の検出レベル持ち、それぞれ無音のサプレス、
オフフック・オンフックの検知に利用することができます。
音量調整
PCからの録音・再生ボリュームを調整します。
音量バランス調整
送話・受話の録音バランスの調整が可能で、送受話の録音レベルを一定に
することが可能です。
モニタリング
通話内容をリアルタイムに、イヤホンなどでモニターすることができます。
インターフェイス
TEL端子、ハンドセット(ヘッドセット)端子、アース端子、モニター用端子、USB
端子、LED、ボタン、マイク極性切替スイッチ
給電方式
USBバスからの給電で動作します。PCから切り離された状態
ない状態)でも通話は可能です。
対応OS
Windows98SE, Windows2000, WindowsME, WindowsXP
(電源供給の
USB接続CTI・オーディオコントローラ チェスコムDBA
DBA接続例
電話機
公衆網
DBA
USB
IPネットワーク
DB/WEBサーバ
DBAとは
 PCとUSBで接続するCTI・オーディオコントローラです。
 電話回線、電話機を接続することにより発着信の制御をPC(ブラウザ)から行えます。
 ナンバーディスプレイ、ダイヤルイン情報をPC(ブラウザ)に通知できます。
 通話音声の録音・再生が可能ですので通話録音や自動応答装置として使用できます。
DBAの機能
電話回線の開閉
DBAに接続された電話回線のオンフック・オフフックを行ないます。
ダイヤル
0~9、*、#、フラッシュ等をDTMFとして回線に送出します。
RING検出
電話回線の着信信号を検出します。
SLIC
ローカル電話機の受話器を用いて音声の録音や再生を行うことができます。
SNOOP
通話録音などの際にDBAをオンフックにした状態で回線の音声をPC側に供給
します。
音量調整
ヘッドセットの左右スピーカーとマイク、スピーカーの左右、マイクの音量をPC
から調整することができます。
発信者番号取得
ナンバーディスプレイ情報(含む非表示理由等)を取得し、PCに通知します。
着信番号取得 モデムダイヤルイン情報を取得し、PCに通知します。
ミキサー
DBAが保有する入出力端子のパスを、PCから制御することができます。
(通話音声の録音・再生に利用)
DTMF検出
回線上から入力されるDTMFを検出できます。(IVR、ボイスメールへの応用)
回線トーン検出 回線に出力されるトーンを検出します。
フック状態検出 DBAに接続されたローカル電話機の受話器の状態を検出します。
極性反転検出 相手が電話に出たかどうか、電話を切ったかどうかを検出します。
着信時、顧客情報をブラウザに表示
架電情報をDBより取得し自動発信