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3-1 経営情報学入門 ―生産管理 (3) 2011年1月13日(木) 王 暁華 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日 トヨタ生産方式 3-2 目的:ムダを徹底的に排除することによって 生産効率をあげること 七つのムダ つくりすぎのムダ 手待ちのムダ 運搬のムダ 加工のムダ 在庫のムダ 動作のムダ 不良をつくるムダ 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日 2本柱 3-3 自働化:問題を顕在化、見える化 機械が自ら異常を検知し自動停止する 作業者自身が停止スイッチを押してラインを止め られるようにする ジャスト・イン・タイム:生産性を向上 必要なものを、必要な時、必要なだけ造る 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日 かんばん 3-4 ジャスト・イン・タイム生産を実現するための管理の道 具;通常、長方形のビニール袋に入った1枚のカード 種類 仕掛けかんばん(生産指示かんばん):前工程が生産 しなければならない部品の種類と数量を指定したもの 引取りかんばん(運搬かんばん):後工程が前工程か ら引き取る部品の種類と数量を表すもの 役割 現品票:その製品が何であるか 生産指示票:なにをいつまでに、どれくらいの量をつ くるか 経営情報学入門-生産管理(3) 移動票:どこから、どこへ運搬すべきか 2011年1月13日 かんばんの詳細 3-5 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月6日 かんばん方式の概念図 3-6 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日 標準作業:最小の労働力による生産 3-7 標準作業 タクトタイム 1日当たりの稼働時間 1日当たりの必要生産量 経営情報学入門-生産管理(3) 作業順序 標準手持ち 必要最小限の工程 内の仕掛品の数量 2011年1月13日 生産の平準化:人・設備のムダの排除、在庫の低減 3-8 種類の平準化 生産量の平準化 例:1か月20日稼働で1万6,800台の乗 用車を作るとする。その内訳をA品目 9,600台、B品目4,800台、C品目 2,400台とする。 月産量 直生産量 タクトタイム A 9600 240 2' =480/240 B 4800 120 4' =480/120 C 2400 60 8' =480/60 16800台/月 420台/直 1.14' 注:1ヶ月20日稼働、1日2直の生産体制、1直480分 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日 A B △△ △△ A A B A A B C A A B A A B C ○ ○ △ ○ ○ △ × ○ ○ △ ○ ○ △× 平準化生産 C A A(240) B △△ △△ B(120) C(60) ○○○ …… ○○○ △△……△△ ×……× ダンゴ生産 C 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日 工程のレイアウト:安定化と合理化 3-10 U字型レイアウト 多工程持ち 機械 入口 ① ② ④ ⑤ ⑧ ⑨ ③ ⑦ ⑥ ⑩ 出口 経営情報学入門-生産管理(3) 2011年1月13日