うつ状態 - happy!

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~経営・人事のためのメンタルヘルスケアセミナー~ 他人事ではすまされない! 対策を迫られる、経営リスクとしてのメンタルヘルス問題

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うつ状態がなぜ恐いか?

「心の風邪」等と、安易にとらえがちですが、 自殺に結びつく恐い「心の病」だからです。

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自殺者数の年度推移 1998年以来、10年連続3万人越え H20 年 6 月発表 警察庁統計資料より http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm

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1997年→1998年 自殺率急増の原因は? 前年比135%の急増 ・・・24,391人→32,863人 ◆1997年とは 4月 1日 - 消費税増税実施(3%→5%)。 11月 3日 - 三洋証券破綻。証券会社の倒産は戦後初 11月17日 - 北海道拓殖銀行破綻 11月22日 - 山一證券破綻 昨年から今 年の状況に 似ていない ◆1998年とは 3月10日 - 自由民主党、10兆円規模の追加景気対策表明 4月 1日 - 日本版金融ビッグバンスタート 6月22日 - 金融監督庁発足 8月31日 - 北朝鮮、テポドン発射、三陸沖に着弾 か!

10月 7日 - 7日から8日にかけて、円が急騰。ドルに対して20円以上高くなる 銀行破綻:日本長期信用銀行(10月)、日本債券信用銀行(12月) 賃金削減、正社員減少等により、一億総中流時代が次第に過去のものとなる。 経済・雇用環境の悪化→長期失業者の増加→(相関係数0.67)→自殺者の増加 経済生活問題が原因の自殺が前年比70.4%、勤務問題が原因の自殺が52.6%増加. 他方、健康問題を原因とする自殺の割合は減少.

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自殺者と精神疾患、特にうつとの関係 ■自殺者の90%は、亡くなった時に精神疾患相当の 状態であった。 (自殺予防総合対策センター) ■その内訳は、「うつ病」、「アルコール依存症」、「統合 失調症」などであったが、うつ病によるものが70%とそ の多くをしめている。 ■うつ病とは、その患者の10%は自殺を試み、1%は 実際に命を絶ってしまう病気である。 精神科医 和田秀樹氏

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うつによる休職者の増加 ■うつ病など精神疾患で1ヶ月以上休んだ 職員は3849人。全病休者中63%。

5年で1.74倍

(人事院発表2006年国家公務員の病休実態調査) ■平成19年にうつ病など精神疾患が原因 で連続7日以上休職した職員は200人

10年前の2倍

(大阪府庁)

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産業人メンタルヘルス白書 社会経済生産性本部

「心の病」は増加傾向にあるという企業 Yesと答えた企業は全体の約56%。 大企業(従業員3000人以上)では、66.2%。

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精神障害による労災認定件数の推移

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約 70% の事業所が 「心の健康」 に関して対策を講じていない うつ病など心の健康(メンタルヘルス)について対策を 講じている事業所の割合が、2007年10月末の段階で、 約3割にとどまっている。 ※厚生労働省 2007年労働者健康状況調査 2006年3月、企業規模に係わらずに メンタルヘルス対策の努力義務を課す指針 を 厚生労働省が出した。 厚生労働省では、もっと企業への指針の周知徹底を 図りたいとしている。

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国をあげてのメンタルヘルス対策 1999年 心理的負荷による精神障害等に係わる 業務上外の判断指針 2000年 事業場における労働者の心の健康づくりの ための指針 2004年 心の健康問題により休業した 労働者の職場復帰支援の手引き 2006年 労働者の心の健康保持増進のための指針 2006年 労働安全衛生法改定で、過重労働対策と メンタルヘルス対策が盛り込まれた 2006年 自殺対策基本法

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企業の責任とリスク 企業は従業員に対して、幅広く「安全配慮義務」を負う ※ 安全配慮義務とは、民法、労働基準法、労働安全衛生法などに基づき、使用者が労 働者に対して負う義務(雇用契約に付随する義務)の一つで、「使用者は労働者の生命 および健康などを危険から保護するよう配慮しなければならない」というもの。 使用者が安全配慮義務を怠ることによって労働者が損害を被っ たときは、以下のような損失・負担が発生する ◆民事上の損害賠償責任 ◆業務上過失傷害などの刑事責任 ◆人材の損失(労働日数の損失) ◆事故等による営業・操業停止に伴う経済的損失 ◆社会的信頼の失墜 ◆訴訟等の準備に伴う経済的・時間的損失

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対策を講じられない理由とは・・・ 「専門スタッフがいない、取り組み方が分からない・・・」 1.どういう状態が「心の病」か、分からない 2.誰が「心の病」か、分からない 3.「心の病」への対処が、分からない

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「うつ」とは 憂鬱(ゆううつ)の「うつ」で、ストレスや思いがけないことで気分が 沈み、活力がなくなり、意欲的に行動できない落ち込んだ気分の こと。抑うつも同じ。 通常の「うつ」な気分は時間の経過と共に回復し立ち治って行くが、 「うつ」な状態がそのまま長く続く ※1 のが「うつ状態」であり「うつ病」 である。 ※1:おおよそ2週間以上で毎日

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「うつ状態」 「うつ病」 の原因 「うつ状態」「うつ病」は心理的・社会的刺激が ストレスとなって起こることが多い病気である。 これらのストレスが 強く長く続く と、脳内の神経伝達物質に 変調をきたし「うつ」となる。これを「心因性」という。 他には脳や身体の病気が原因(器質的精神病)、薬物中毒が原因 (中毒精神病)の「外因性」や、これらに該当せず体質・遺伝が原因 とも言われている「内因性」がある。

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ストレスは常にあるもの蓄積させないことがポイント 1967年に発表されたホームズ博士 ※2 等の研究によれ ば、過去1年間に受けたストレスの合計がある値を超 えただけで、5割以上の人がうつ病等のストレス性疾 患を発症することが分かった。 ストレスへの強さには個人差があるものの、溜まりす ぎたストレスに耐えきれなくなり、脳が疲れ果ててうま く働けなくなったのが「うつ状態」であり「うつ病」である。 ※2:オックスフォード大学 精神神経学科 エミリー・ホームズ(Emily Holmes)博士

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ストレス脆弱性モデル (Zubin J,et ai) 閾値 健全 外傷性 ストレス障害 ( 理 ・ 社 会 的 要 因 ) 弱 強 ス ト レ ス うつ病 不全(発症・再発) 統合失調症 小 ← 脆弱性 (素質・後天的能力・対応力等) → 大 厚生労働省「心の健康問題の正しい理解のための普及啓発検討会報告書」より

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うつに関係した様々な要因 (役割、 親しい人など) 慢性の病気 (癌、難病など) (仕事、人間関係) (アルコール依存症 など) 性格・体験 行動様式 生物学的要因 (不和、借金) スト レス 状態 うつ病 うつ病 一部の人に 自殺のキケン (不況、戦争など) (職場、家庭などで) 厚生労働省 「うつ対策推進方策マニュアル」

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職場に問題を感じている労働者は、約 6 割! 自分の仕事や職業生活に関して強い不安、悩み、ストレスが「ある」とする労働者 の割合は58.0%という結果に。 ※ 厚生労働省 平成19年労働者健康状況調査結果

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ビジネス上の様々なストレス ・成果主義的な評価制度による緊張感の増加. ・景況感の悪化による目標達成の困難度の増加. ・顧客による要求の高度化・複雑化. ・人間関係の多様化・複雑化. ・人員減少に伴う業務の増加による過重労働. ・IT技術の進歩による働き方の変化、スピードアップ. これらは多くの人にとってストレッサー(ストレスの元)となっている.

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うつ状態(軽度)とその影響 社会 プライベート 本人 会社 社会 ・自分がつらいものだから家族の悩みを聴く余裕がない ・家族への思いやりの低下 ・家族の大切な行事への不参加 ・ささいなことで感情的になる ・家族がうつ病を理解していないと家族サービスの低下 を責められて口論が多くなる ・疲労感 ・睡眠障害 ・感情の抑制力が低下 ・思考判断力が低下 ・自律神経系の失調による身体の不調 (胃や腸の不調、頭痛、肩こりなど) ・仕事の失敗、事故の増加 ・仕事の能率低下 ・仕事の品質低下 ・対人関係で顧客や同僚、部下にきびしくあたる ・仕事に対する意欲の低下 大 き な 社 会 問 題

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うつ状態の職場・職務への影響 ■うつ状態では、集中力・思考力・行動力が低下し、普段の能 力発揮ができず、労働力は 平均30%程度低下 するといわ れている。 ※ 5時間未満の睡眠不足が続くと、ケアレスミスが1.5~1.7倍 になるという研究結果もある。 ■うつ状態が現れたり、休職者がでることになれば、その労働 力低下を補う為に、他の一人当たりの業務量も増加する。 ■他の社員までストレス過多となり、うつ状態になり易く、職場 全体の生産性が大きく低下する。

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うつは早期発見、早期治療が必要 本人 会社 本人による「うつ」の申告 周囲による異常の察知 既 に 重 度 化 し て い る ■ 疲れているのかな? 少し調子が悪いな! この程度のこと、もっと頑張らなければ ! ■ 治療が遅れ長期化すると 慢性化すると ■ 定期的なアセスメントこそが うつ早期発見の ” うつと思わず 悪化させる 再発率60から70% 再々発率は90% Gate keeper(見張り番)”

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「うつ状態」、ふたつの次元 その1・・・個人レベルの「うつ状態」 1.「うつ状態」には誰もがなる可能性がある ※うつ病の生涯罹患率 男性10%、女性20% といわれる 2.発症するための条件は個人の特性と、環境との関係で決まる 同じ環境でもうつ状態になる人とならない人がいる. 同じ人でも、うつ状態になる環境と、ならない環境がある. うつ状態= f [ 個人特性要因 ・ ストレッサー ・ ストレス緩和要因 ] 3.本人にとって「うつ状態」は、早期発見し、医師やカウンセラーと 連携し、早期治療すれば治り易く恐れることはない。

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「うつ状態」、ふたつの次元 その2・・・組織レベルの「うつ状態」 社員のうつ状態が蔓延し、組織の生産性の低下、活力の失われた 状態はまさに「 組織の“うつ状態” 」です。 放置すれば組織は壊滅するかもしれません。 うつに関係する諸要因の関係性を、組織ぐるみで構造化することで 原因解明と対策が可能となります。 必要なのは、『どのような人が(性格・ストレス耐性)』、『どのような 環境の中で(ストレッサー、緩衝要因)』、『どのような「心の状態」に あるのか』を構造化して診ることができること。

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職業性ストレスモデル NIOSH(National for Institute Occupational Safety and Health:米国労働安全保健研究所) 物理的環境・役割葛藤・ 役割あいまい性・人間関 係・仕事の将来性・ 仕事の裁量・仕事量・ 責任・能力発揮程度・ 認知的欲求 個人要因 年齢・性別・婚姻・在職期間・職位、 特に性格など <心理的> 職務不満足・抑うつ <生理的>身体的愁訴 <行動的>事故・病欠 仕事のストレッサー 人 ストレス反応 疾患 仕事外の要因 緩衝要因 <ストレス関連疾患> 医師の診断による疾患 家庭、家族の要求 上司・同僚、家族からの支援

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NIOSH (米国労働安全保健研究所) の職業性ストレスモデルに基づく診断 <唯一の統合的アセスメントツール> ストレス反応 個人特性(性格) 仕事のストレッサー・緩衝要因 疾患(ここでは状態) あえて除外した「仕事外の要因」

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1 メンタル状態 総合分析結果 あなたの現在の状態を 「動作レベル」 「体調レベル」 「気分レベル」 の3つのバランスから、 “正常”、“無気力状態”、“仮面うつ状態”、“うつ状態” のいずれかに診断し、さらにそれぞれの状態について “軽度”、“中度”、“重度”の3段階で提示しています。

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2 メンタル状態 詳細分析結果 あなたの現在の状態を「動作レベル」「体調レベル」「気分レベル」の3つの視 点から分析し、それぞれ0~100Pで提示しています。 状態の度合いは、61P~100Pが正常、46~60Pが要注意、 0~45Pが至急対応となっています。 動作レベル 体調レベル 気分レベル 0~45 至急対応 46~60 要注意 正常

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61~100 正常

“ 正常 ” から いきなり“ うつ状態”にはならず、“無気力” 、“仮面うつ”を経由する。 動作レベル 体調レバル 気分レベル 至急対応 要注意 無気力状態 正常 動作レベル 体調レバル 気分レベル 動作レベル 体調レバル 気分レベル 至急対応 要注意 正常 正常 至急対応 要注意 うつ状態 正常 動作レベル 体調レバル 気分レベル 至急対応 要注意 正常 仮面うつ状態

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監修者の井上敏明(臨床心理学博士)の45年間、 50万件を超える臨床症例から得られたデータを分析して作成。 精神病理学(異常心理学)とともに、生物学的精神医学(Biological psychiatry) の知見も加え、受検者の状態を「気分」だけでなく、「動作」、「体調」という3つの 視点から分析することで、 “正常”と“うつ状態”、さらに“無気力状態”や“仮面う つ状態”の診断も可能となっている。 大半のうつ判定アセスメントが「気分」だけを問う為に、 “仮面うつ状態”を見逃 すとともに、 “無気力状態”を“うつ状態”と誤診してしまう。

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3 あなたの行動および状況の特徴 受検者の回答内容に基づいて、今のメンタル状態に関連する行 動および状況の特徴を提示しています。 ここに挙げられた特徴の中には本人が自己認知できていないも のもあるかもしれませんので、よく振り返って受検者自身に行動 や状況の特徴を理解してもらう必要があります。

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4 自己認知のためのアドバイス 受検者のメンタル状態分析結果に基づき、今のメンタル状態を十 分に自己認知し、状態を悪化させることなく、より良い生活を送る ためのアドバイスを提示しています。 受検者はよく読んで、これからの行動の参考としていただきます。

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5 あなたのストレッサー分析結果 受検者が、仕事(ビジネスシーン)で受ける代表的な10のスト レッサーの中から、ストレスの原因を調べる事で、能力発揮に影 響するスト レスの原因とスト レスの程度を分析しています 。 適正ストレス ストレスの程度が40~60の範囲で、適度なストレスがかかっており、 労 やる気を生み出す状態です。 オーバーストレス ストレスの程度が60以上で、強すぎるストレスがかかっており、疲 や悩みの原因となる状態です。 アンダーストレス ストレスの程度が40以下で、適度なストレスがかかっておらず、 物足りなさを感じさせる状態。 適正ストレス範囲から離れているストレーッサーは、仕事に何ら かの悪影響を及ぼしている可能性があります。

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6 あなたのストレス度・ストレス耐性分析結果 ストレス度分析では、 「精神的ストレス」と「身体的ストレス」の 両面から、受検者が受けているストレスの強さに対し、受検者の ストレス耐性を比べることで、現在のストレス度を分析しています。 例えば睡眠不足の場合 「仕事に集中できない」や「イライラする」 → 精神的ストレス 「身体がだるい、重い」や「疲れがとれない」→ 身体的ストレス 精神的ストレス ・少しのことで落ち込む ・怒りがおさまらない ・簡単なミスが増える ・いつも焦っている ・突然に集中力が切れる 身体的ストレス ・風邪、微熱が治りにくい ・頭痛、胃痛がする ・動悸が激しくなる ・朝起きられない ・食欲がでない

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■ストレスの強さ 「 5 あなたのストレッサー分析結果」 に加え、仕事以外のストレッサーも加味されたトータルの ストレスの強さであり、仕事のみと比較することで プライ ベートのストレス負荷を類推できます 。 ■ストレス耐性 受けたストレスに対して、どの程度耐え る力があるか無いかを表します。 ■ストレス度 (精神的・身体的)ストレスの強さ (精神的・身体的)ストレス耐性 55 41 (精神的・身体的)ストレス度 +14

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参考 あなたの性格分析結果 参考となっていますが、実はこれが最大のポイント!です。 仮に、“うつ状態”の社員のストレッサー分析結果が、 「職場の人間関係」がオーバーストレスである場合、 性格が明るく社交的な性格であれば、その職場の人間関係が ドライなことがストレスとなっているのに対し、 性格が暗く非社交的であれば、何かと世話をやかれる濃密な 人間関係がストレスとなり、対処の仕方は全く異なる。 言い換えれば、同じ人であっても、“うつ状態”になりやすい環境も あれば、なりにくい環境もある。

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受診後の「組織の“うつ状態”」への対処例 1.職務特性と人材特性のマッチングのあり方の検討 ●ビジネスプロセスの再構築 ●採用モデルの再検討 2.マネジメントのあり方の検討 ●マネジメントに関する知識・スキルの教育 ●マネジメントスタイルに応じた人材タイプの組み合せ 3.人事制度の検討 ●評価制度の検討 ●給与制度の検討

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組織の“うつ状態” 「うつ」の原因が、強く長くかかるストレスが脳内の 神経伝達物質の活性を鈍らせたことであったように、 組織が内外の環境に適応できなくなることによって、 組織全体に強いストレスがかかり続け、組織内の 意思伝達にあたる人材の活性が鈍り、様々な軋轢が 生じ、組織が“うつ状態”におちいる。 社員の“うつ状態”の多発は、組織が“うつ状態”に あることを示している。

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補足 社員の“うつ状態”(メンタル不全)は、医師や カウンセラーの協力を得ることで、回復(メンタル健全) に至りますが、 組織の“うつ状態”を治すのは経営者と 人事部門です 。 加えて、 組織が人材に求めるのはメンタル健全レベル ではなく、マインド健全のレベルであるべきです 。 「Mind Checkup」をはじめ、Mind upシリーズが目指すの は、マインド健全な社員に満ちた、健全な組織です。

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ふたつの心 Mind Mental Enhancement メンタル健全 Treatment メンタル不全 マインド健全

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Mindup シリーズ 社員 (組織) 選考 応募者 メンタル 状態の 分析 ●治療・育成方針の決定 ●組織全体の活性度の 診断 (不活性=組織の“うつ状態”) Mind Checkup Enhancement メンタル健全 Treatment ●状態に応じて合否の判定 メンタル不全 マインド゙健 全 ラインケアのための トレーニング Mind Catchup 予防 セルフケアのための トレーニング Mind Setup 軽度 中度 重度 医師、 カウンセラーの 受診

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