P.2 - サイオ

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ライセンシング事業担当マネージャー
柏 貴光
Copyright 2006 SCIO Co. Ltd.
目次
1.
2.
3.
4.
市場動向とIdbAロードマップ
IdbA概要と特長
IdbA R2.0新機能
デモンストレーション
P.2
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市場動向とIdbAロードマップ
P.3
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市場動向とIdbAロードマップ
IdbA
実現
アプリケーションの制限を受けない、利用者が
主体の能動的なサービス環境が望まれている
市場動向
リッチクライアント
操作性・応答性
メンテナンス性・保守性が高い
アプリケーション
<現主流・WEBシステム>
操作性の低さ
UIの応答性の低さ
SOA
ソリューション
サービスを、ビジネスシーンに
合わせて選択、集約、組替え
問題・課題
<サービスの点在>
複数ベンダ
複数サーバへの接続
P.4
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リッチクライアントとは
クライアントの変遷
メインフレーム
プログ
ラム
C/S
メインフレーム
サーバー
固定的接続
端末
断続的接続
プログ
ラム
クライアント
今後
現在
Web系システム
プログ
ラム
Webサーバー
継続的接続
ブラウザ
リッチクライアント
Webサーバー
/サーバー
断続的接続
クライアント型SOA
Webサーバー
/サーバー
断続的接続
プログ
プログ
リッチクライアント ラム リッチクライアント
ラム
時代の流れ
プログラムの
集中管理
1サーバー接続
メインフレーム端末
プログラムの
分散管理
操作性向上
1サーバー接続
プログラムの
集中管理
操作性劣化
1サーバー接続
プログラムの
集中管理
操作性向上
1サーバー接続
個別開発C/S
ブラウザー、Flash
IdbA
BizBrowser、Curl
リッチクライアントとは
プログラムの
集中管理
操作性向上
Nサーバー接続
IdbA
Flex2(来春発売予定)
その他リッチクライアント
ソリューション
Web環境においてリッチなコンテンツもしくはアプリケーションをクライアント側で実行させるよ
うなクライアントミドルウエアを実装したしたクライアント・ソリューションです。リッチクライアント
により下記を実現できます。
・サーバー負荷の軽減
・通信負荷の軽減
P.5
・操作性・視認性の向上
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・PC側の能力活用
SOAとは
Service Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ
1.
効率的な再利用を目的に、独立した個々のシステムおよび内部の機能を
「サービス」として定義し、複数のサービスを利用者のニーズに合わせて柔
軟に組合わせ、活用するためのシステム構築アーキテクチャ
従来型
経理
販売管理
SOA
人事
生産管理
それぞれの
システムが
個別に提供
される
経理
販売管理
組替サーバー
人事
生産管理
用途に応じて
サーバ上で
サービスを
組替えて提供
P.6
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クライアント型SOAとは
現状SOAの問題点
1.
部門間調整が必要なため、構築期間は長期にわたる
2.
導入に際し高機能な大規模サーバー(ハードウェア+ミドルウェア)が必要となり、リス
クヘッジがきかない
各部門間での
サーバー群
調整が必要
高機能な大規模
サーバーが必要
経理
販売管理
人事
生産管理
組替サーバ
クライアント型SOAによるメリット
1.
必要な部分から段階的に構築できるため、短期に投資効果を確認しながら拡張可能
2.
クライアント上でサービスを組替えるため、大規模サーバーは不要
サーバー群
経理
販売管理
人事
生産管理
クライアント
P.7
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IdbAロードマップ概要
Rimless Computingの実現
ユーザーが、アプリケーションやベンダーの制限に縛られることなく、自
由にサービスを利用できる環境を提供するサービス・インテグレーショ
ン・プラットフォームとして発展し、Rimless Computingの世界を実現する。
ロードマップ
1. R2.0
a.
b.
2.
リッチクライアント/クライアント型SOA機能強化へ向けた開発環境の強
化・充実
最新版JDKへの対応
R3.0
a.
ネットワーク、データ管理機能強化によるC=S(※)の実現
b.
トランザクション管理機能やセキュリティ機構の強化による信頼性のさ
らなる向上
※C=S: クライアント=サーバ。
利用者にサーバを意識させない、あるいはサーバが提供する
サービスをクライアントの手元にあるように感じることができる環
境
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IdbAロードマップ概要
Roadmap
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IdbA 概要と特長
P.10
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IdbAとは
クライアントPCにインストールされるアプリケーション実行環境
特定の機能や情報を持つコンポーネント(まとまり)が、IdbA上で連携し、ユー
ザーが利用するアプリケーションとなる
オートコンポーネントの送受信により、「機能・情報」の送受信が可能
オートコンポーネントは、ダイナミック(再起動不要)な追加・更新が可能
概念図
P.11
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IdbAの特長
IdbAのコンポーネントは、アプリケーション実行中に動的に結合します。よって、
ユーザーが自由にコンポーネントを組合わせることが可能になります。
コンポーネント配信サーバ
HTTP等の一般的な
プロトコル
ユーザーが自由に
コンポーネントを選択・取得
コンポーネントは動的に結合するため、複数ベンダーが時差をもってサービスを
配信することが可能
A社
B社
提供元
ベンダーは
問わない
A社
新規追加された
ものも配信可能
B社
P.12
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IdbAにおけるセキュリティ
IdbAのセキュリティ機構
1.
2.
3.
Javaの署名機能、あるいは公的機関による証明書によるアプリケーション、コンポーネ
ントの身元保証と取り込み制限。
コンポーネントごとにあらかじめ設定された先へのみアクセス可能(外部接続制限)
IdbA管理下フォルダ以外はアクセス不可(内部アクセス制限)。また、保存ファイルは暗
号化(詳細は次ページ)、あるいはキーによるアクセス制限が可能。
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IdbAの優位性
各フレームワークと比較した際の優位性
【オープンソース系フレームワークとベンダー系フレームワークの比較】
メリット
デメリット
オープンソース系フレームワーク
ベンダー系フレームワーク
制限事項が少なく自由度が高い
ため、スキルの高いエンジニアに
は使いやすい
仕様が厳密でインターオペラビ
リティ(※)は保証される
実装に対する制約が緩い為、同
自由度が低く、ベンダーに制約
じフレームワークでもインターオペ を受けてしまう危険性がある
ラビリティ(※)がない場合もある
IdbA
自由度と独立性の高いコンポーネント開発により、スキルの高いエンジニアに
も利用しやすく、オートコンポーネントとしての厳密な仕様によりインターオペラ
ビリティの確保を実現(上表における双方のメリットを実現)
※インターオペラビリティ:情報通信において、異なるシステム間における相互運用性
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IdbAの優位性
生産性の向上
ユーザー生産性の向上
・ユーザー毎の用途に合わせたアプリ
ケーション提供
・ユーザー自身が機能を選択可能
・操作性/自由度の高いUI
開発生産性の向上
・コンポーネント単位での独立性の高
い開発
・ノウハウの共有
・高い見積もり精度
高い保守性
1. 汎用技術(Java)ベースによる将来的な運用性の確保
2. トラブル原因の早期切りわけが可能
3. コンポーネント単位での修正、更新が可能
4. Webサーバーに配置するだけの容易な配布方法
サービス拡張性
1. 異なる複数サーバーへの同時接続が可能
2. マルチプラットフォーム対応(Javaベース)
3. 外部ライブラリの活用
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IdbA R2.0の主な新機能
P.16
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IdbA R2.0 新機能・概要
リッチクライアント/クライアント型SOA機能強化へ向け
た開発環境の強化・充実
1.
リッチクライアント開発環境の強化
a.
b.
2.
GUI開発環境との連携
拡張Swingコンポーネントの提供
クライアント型SOA機能の強化
a.
外部接続容易性の向上
i.
ii.
3.
開発サポート機能による生産性の向上
a.
4.
設計~コーディング~配布までをシームレスに繋ぐモデリング・ツール
運用管理サポートによる保守性の向上
a.
5.
スクリーンスクレーピングライブラリの強化
SOAP、REST等Webサービス連携の強化
コンポーネント配信
最新JDK、統合開発環境への対応
a.
b.
Java Runtime Environment(JRE) 5.0への対応
Eclipse 3.1への対応(プラグイン提供)
P.17
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リッチクライアント開発環境の強化
画面設計・開発環境の強化
1. GUI開発環境(Swing開発環境)との連携
Swing開発環境により生成される画面用クラスと、オートコンポーネ
ントクラスを連携させることにより、画面作成工数を大幅に削減。
Sun One Studio update5
Eclipse 3.1 + Visual Editor
【Swing開発環境】
1) Eclipse + Visual Editor
2) JBuilder
3) NetBeans
4) Sun Java Studio
P.18
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クライアント型SOA機能の強化(1)
通信機能の作成サポートにより、外部サービスとの接続容易性
を向上させ、クライアント上でのサービス結合を実現する。
各サービスを提供するサーバー
WEB Server
SOAP Server
Schema XML
FTP Server
接続チュートリアル
やコンポーネントに
より接続容易性を
向上
Screen
Scraping
SOAP
REST
FTP
オートコンポーネント
オートコンポーネント
オートコンポーネント
オートコンポーネント
クライアント上で
各サービスを結合
IdbA
クライアント(実行環境)
P.19
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クライアント型SOA機能の強化(2)
スクリーンスクレーピング機能強化
1. スクレーピング精度向上、開発容易性の向上
a. ヘッダ解析機能強化(約90%のサーバーに対応)
b. 機能追加によるコーディング量の減少(約50%減※)
i. フォーム汎用解析機能
ii. 各種ユーティリティ機能
iii. タグに応じたクラスを利用することによる直感的なコーディング
c. 標準化へ向けた拡張性
i. コネクションとスクレーピング機能の分離
ii. HTMLをDOM化することにより汎用的な利用が可能
※比較対象:
前バージョン(R1.5)での「一括!コマース『速販』」作成に要するスクレーピング部分のコーディング量
P.20
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クライアント型SOA機能の強化(3)
以下の接続方式について、Javaによる接続チュートリアル(ドキュ
メント、サンプルコード、ビルドツール)を提供。サンプルの動作を
すぐに確認できるように、サンプル接続用サーバーを公開。
1. SOAP接続
a. WSDLからソースコードを自動生成(テンプレートツール組込)
b. チュートリアル
2. REST(REpresentational State Transfer)型
a. JAXBを利用したチュートリアル
3. スキーマの無いXML
a. 外部ライブラリ等を利用した接続チュートリアル
FTP通信用オートコンポーネントの提供
1. FTPの基本的なコマンドを実装
2. ログイン名やパスワード等の設定画面
P.21
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開発生産性を向上させるサポート機能(1)
クライアント型SOA対応テンプレート・ツール(T.T)の提供
1. テンプレート作成ツールを提供(次頁にイメージ図)
a. Eclipse Plug-InによりGUIでコンポーネント関連図を作成し、図
に応じてソースコードならびにビルド用ファイル(antスクリプト)、
Java Web Start用設定ファイル(JNLP)を自動生成
b. オートコンポーネント定義ファイルの生成サポート
i.
Plug-Inからオートコンポーネント定義ファイル(ainfo、cinfo)とソー
スファイルを自動作成する
ii. プロパティを変更する際は専用ツールで修正することにより、ソー
ス、ainfo、cinfoに反映される
2. IdbA開発の特徴を直感的に理解するための「クライアント型
SOA」サンプルテンプレートとして「一括!コマース『速販』」の
設計テンプレートを提供
P.22
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開発生産性を向上させるサポート機能(2)
テンプレートツール・イメージ図(速販テンプレート)
P.23
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様々なコンポーネント配信機能
コンポーネント提供者
機能Aを更新、
機能A’リリース
追加機能(手動)を
配信サーバーに配置
機能A
機能A’
機能B
追加機能(自動)を
配信サーバーに配置
機能C
開発者
ネットワーク経由
(HTTP等)
自動的に
バージョンを
チェックして更新
自動的に追加される
(Push配信)
ドラッグ&
ドロップで
手動追加
機能A
機能B
IdbA
利用者(ユーザー)
機能C
利用者
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最新JDK、統合開発環境への対応
【最新JDK、開発環境への対応】
J2SE5.0、JRE 5.0 への対応
1. J2SE 1.4ならびに最新(2006.02時点)のJ2SE 5.0環境での動
作保障
Eclipse 3.1用プラグインの提供
1. Eclipse 3.1用にカスタマイズ・機能拡張したプラグインの提供
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デモンストレーション
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IdbA
サポートポリシー・価格体系
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IdbAサポートポリシー
テクニカル・サポート・サービスはお客様がご指定された技術担
当者からのお問い合わせに関して年間無制限のインシデントを
提供させていただきます。これにより、常に高機能で高品質な
IdbA使用環境を維持できると考えております。また万が一のトラ
ブルが発生した場合でも、お客様から追加のテクニカル・サポー
ト料金をいただかずに、テクニカル・サポート・サービスを継続す
ることができます。
テクニカル・サポート・サービスのサービス範疇は下記の通りです。
1. IdbAの機能・操作及び関連ドキュメントに関するお問い合わ
せに対するご説明
2. IdbAの内部動作に対するトラブルシューティング対応
※ハードウェアや関連システムとの障害切り分けは含まれて
いませんので、予めご了承ください。
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ご利用料金の考え方
初期料金
1. IdbAライセンス部分
a.
2.
コンポーネント部分
a.
3.
必要数に応じたライセンス費用が発生します。
新規作成が必要なコンポーネント開発費用が発生します。
サーバー部分
a.
コンポーネント配信サーバー構築料金が発生します。
年額ご利用料金
1. IdbAライセンス部分
a.
b.
2.
コンポーネント部分
a.
3.
メンテナンス料金が2年目以降発生いたします。
ご購入ライセンス標準価格の15%が発生します。
メンテナンスは即時的な対応が多くなることが予測され、常時技術者を
待機させておく必要があります。
サーバー運営料金
a.
コンポーネントサーバー運営料金が発生します。
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ご参考価格
IdbA R2.0価格表
ご購入にあたって
1.
2.
3.
4.
初年度のテクニカル・サポート・サービスの料金はライセンス料金に含まれています。
お客様のシステム環境を最適に保つため、次年度以降のテクニカル・サポート・サービスのご購入は
ライセンス利用期間中必須とさせていただきます。
テクニカルサポートサービスには、ご購入ライセンスの最新バージョンのご提供と、機能面・トラブル
シューティングの対応(無制限)が含まれています。
コンポーネント開発キットは無償で提供させていただきます。
P.30
Copyright 2006 SCIO Co. Ltd.
-Chief ArchitectMasaki Sugano
-Template Modeling ToolHidenori Yamashita
Kunihiro Koide
--Design Assistant-Ken Nakaoka
-Screen ScrapingYumiko Shimanuki
Kunihiro Koide
Akihiro Osada
-GUI ComponentsKatsuya Takase
-AdvisorMasashi Sato
-SupervisorTomohiro Yasuda
-Product PlanningTakamitsu Kashiwa
P.31
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お問い合わせ先
サイオ・インフォメーション Mail:[email protected]
P.32
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