手にとるように金融がわかる本
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Transcript 手にとるように金融がわかる本
手にとるように金融が
わかる本
(Prologue5~6)
4月16日 09ba225b 小口友輔
金融のグローバル化
最近の金融の大きな変化として
「金融のグローバル化」
金融のグローバル化の経緯
1
80年代以降、欧米諸国や日本の企
業がアジア諸国に進出し産業活動
がグローバル化
資金面で支える金融活動のグ
ローバル化が求められる
金融のグローバル化の経緯
2
欧米諸国は
より大きな資金の貸出先を求めて海外に積
極的に進出したい
アジア諸国は
経済発展のために海外の金融機関の資金を
積極的に受けたい
これらが金融のグローバル化を後押し
金融のグローバル化を推し進めたもの
国際金融取引の規制緩和
企業・金融機関の海外展開の拡大
IT技術の高度化
デリバティブの発達
金融グローバル化のデメリット
世界を行き来する投資資金の規模が巨
額化する
各国金融機関の取引関係が密接になる
2008年
1997年
アジア通
貨危機
金融リスクの多様化
サブプラ
イム危機
国内のような統一的な監視・監督機関
がない
経済の成熟化
戦後の日本経済は「高度経済成長」と
呼ばれ、世界第2位の経済大国となっ
た
しかし
70年代の石油ショックの経てから、
「経済成熟化、低成長の時代」へと突
入する
経済成熟化の弊害
国内の経済が発展し成熟期に入ると
国内金融機関は投資先の不足に陥る
日本や欧
米諸国に
多い
収益が
減って
しまう
日本では
こうした状況で日本の銀行は80年代に
不動産開発事業に目を付け、資金をど
んどん貸し出した
「バブル」が発生
デリバティブと証券化商品
1
近年、新たな投資先として有望視され
ているのが
デリバティブ
証券化商品
これらは高い収益をあげることもできる反面、
失敗したときの損失も大きい
デリバティブと証券化商品
2
2007年か08年にかけての株価大暴落は、
新たな投資先を求めてデリバティブや
証券化商品に過剰な投資があった
「
サブプライム危機」
拡大した投資資金のゆくえ
1980年代
(日本)
1990年代
2007年~
2008年
不動産分野への
投資が過熱
アジア諸国への
投資が過熱
デリバティブや
証券化商品への
投資が過熱
バブル
アジア通貨危機 サブプライム危機
大きな背景に「投資機会の不足」
論点
新たな投資先としての
ETFの可能性について